車室内クラッチペダル異音対策

クラッチペダル踏み込んだ時に車室内から「ヒッ」と金属音が鳴るようになったので対策します。
車室内なのでクラッチペダルの可動部が発生源と考え、覗き込んで写真矢印のバネや軸部、ワイヤー係止部にもグリススプレー吹きかけるも効果無し。

軸辺りから音が鳴ってるのは確かだったのでダメ押しで写真矢印の軸を固定しているボルト(14mm)を少し回してみるとこれがビンゴ。可動時のアタリが変わったためか見事に異音解消しました。

－オマケの備忘－

ドアを開けながらペダル操作を確認してた矢先、車室外からのギシギシと別のきしみ音に気付いてしまいました。

実際の異音
https://youtu.be/ESUuCn2fa6c

ゆっくりペダル操作すると若干の渋さもありますが素早い操作だと気にならないレベル。ドアを閉めてると聞こえないし冷間時しか発生しないので今まで気付かない訳だ。
HA36の初期型はクラッチワイヤーが良くなく新車から割と早い段階で異音が発生し易い様な情報有り。ワイヤー交換して改善した整備手帳もパラパラ出て来ます。
ネット検索で出て来る写真矢印の注油は的外れで効果無し。(ちなみに一般的なエステル系のリチウムグリスや556はゴムに攻撃性があるのでミッションケース側矢印のブッシュには使わない方が賢明。材質がシリコーンゴムの場合シリコーン油だと溶け合ってしまうので更にNG。ゴムと金属の摺動にはポリグリコール油のCCIメタルラバー等が良いですが、そもそも外側から吹きかけても…ね。)

サービスキャンペーンが出てない事からヤバい事象ではなさそうだし今のところ運転に支障も無いので放置。(いつから鳴り出してたのか不明なので今更感もある。ひょっとしたら数年放置してたかも)
冷間時だけなのでワイヤーが原因じゃ無ければミッション内レリーズ系統のグリス切れでしょう。(レリーズベアリングのグリス切れとのネット情報も有り)
いつかクラッチ寿命が来た時にディスク／カバーと一緒にレリーズ類、ブッシュ、クラッチワイヤーも漏れなく交換。

ー後日追記ー
床下からの異音についてディーラーメカニックに聞いてみると、クラッチプレートの摩耗粉がベアリングに入り込んで動きが渋くなってるんじゃないかとのこと。すぐにダメになる様な事じゃないとの認識一致で放置になりました。