ファンベルト（Vベルト）交換

ファンベルトがキュルキュルキュルと鳴きはじめていましたので、ああ、ぼちぼちベルト交換時期かぁと思い購入しました。
純正交換タイプのごくありふれたベルトです。
今まで平成初期の日産車ばかりだったため、ファンベルトといえばエアコン，パワステ，オルタの3点セットと思っていましたが、1JZって一本ものなんですね。いや～ベルトが届いたときは「あれ？欠品！？」とちょっと焦りましたｗ

値段は忘れたけど、\4000くらいだったかなぁ・・・（＾＾；

まずは作業にあたり取り外すものです。
私も１JZは初めての交換だったので、どうしても邪魔になったら外す，というスタンスでやりました。
・・・エア抜きが面倒だから、ラジエータのアッパーホースは外したくねぇぞ？と考えていましたが、結局はラジエータ上導風口とインタークーラのパイピングの１つだけでOKでした。（写真のオレンジ○参照）

1JZのベルトはオートテンショナーで支持されており、張りを自動で調整してくれる仕組みです。
今まではネジを締めて張りを調整する車だったので、「どれくらいベルトに張力掛ければいいんだ？　→まっ、適当で♪」てな感じでしたが、オートテンショナーはそれがいらないので気軽ですねｗ
オートテンショナープーリーは写真赤○のところにあります。

このボルトにスピンナーハンドルのソケットorメガネをかけてください。サイズは14mmです。
そこそこ長い工具が必要です。スペース的にもトルク的にも（＾＾；

私はスピンナー＋ソケットで実施しました。
写真のようにかけて，力一杯右方向（ネジを締める方向）にまわします。するとテンショナープーリーが下方向に動きます。そしてベルトのテンションが緩みますので、ベルトをプーリーから外します。パワステプーリー（写真緑○部）付近に手を掛けて、上に持ち上げるように外すと楽かなぁと個人的には思います。
記憶にあまり残っていませんが，120度くらい回転させたと思います。

・・・正直かなり力が必要です。

ベルトを外し終えました＼(＾o＾)／

次にベルトを装着します。
人それぞれやりかたがあるとは思いますが、私がした手順は、最初に掛かっていた通りに，エンジン，テンショナー，クーラー，オルタのプーリーにベルトを沿わします。（このとき最後のパワステプーリーには当然ながら引っ掛けることはできません。）

沿わしたベルトが外れないように上写真の緑○付近で片手でベルトにテンションを掛けます。そして工具をオートテンショナーに引っ掛け、右方向に回してプーリーを下に動かし，緩んだ隙にパワステのプーリーにベルトを引っ掛けます。これで交換終了！

ベルトはやはり大分朽ちていましたｗ

あとは外したインクラパイピングを取り付け，問題ないことを確認したら終了ですね。大して難しい作業ではないのですが、とにかく力が必要です。あとベルトを外すとき、または取り付けるときにプーリーと挟んでしまう可能性が高いので、気をつけて作業をして下さい。
・・・私は挟みませんでしたが、挟んだらめちゃくちゃ痛いだろうなぁと容易に想像できるくらいテンショナーの力は強いです（＾＾；