ラジエター交換1

経年劣化により、純正ラジエター樹脂タンク部にクラックはいり、水漏れが発生。写真のようにコーキング剤を塗りましたが、今度は別のところから水漏れが・・・・
このままではイタチごっこになるなぁと思ったので、社外オールアルミ製に交換します。

まずはクーラント液を抜く作業からです。最初にアンダーカバーを外す必要がありますが・・・すいません、写真を撮り忘れていました。
基本的にボルトで止まっているので、車下から覗いてそれっぽいボルトを緩めてアンダーカバーを取り外してください。
私は面倒臭がりなので、めくるだけにしましたが、取り外した方がいいと思います。
水を抜く栓は写真赤丸部の栓になります。

バケツを水出口下に置いたら白いプラスチック栓を左に回しましょう。
栓が堅い場合はラジオペンチなんかで挟んで割れないようにまわせばOK。
水がちょろちょろと出始めるまでゆっくりまわしていきましょう。
・・・じゃないとバケツからオーバーランしてしまうかもしれません（＾＾

次に電動ファン制御カプラーと純正水温センサーカプラーを取り外します。
2つは写真のオレンジ○と緑○の付近にあります。
ラジエターを持ち上げたときに引っかからないようにハーネスやクリップ？も外す必要があると思いますので、実機を確認しながら作業してください。

次にラジエター上面を固定しているブラケット2つ（写真赤□部）も取り外します。M10ボルトで止まっているだけです。

次にファンシュラウドを分解し、アンダー側を取り外します。
写真の水色□部のクリップのようなもので止まっているだけです（2箇所あります）。
クリップを起こしながらエンジン側にひっぱると外れると思います。
こちらは運転席側ですが、助手席側にも同じものがありますので同じやりかたで外してください。
するとシュラウド（下）がフリーのなりますので、下から引っこ抜きましょう。

あとはアッパーホースとロアホース，リザーバータンクに繋がるホースをラジエターから取り外せば，車体からラジエターが電ファンごと引っこ抜けます。
ロアホースは写真赤□部にあります。ウォーターポンププライヤなんかでクリップを緩めて移動させ，ホースをラジエターから分離させましょう。
（多分残り水があるので、気をつけながら引き抜きます）

上記のものがが全て外れたら，車体からラジエターを引き抜けるはずです。
ただ作業6.黄色○部を確認して下さい。ラジエターはゴムブッシュの真ん中に突き刺さっているだけなのですが、うまく抜けない場合があります。その場合は14mmくらいのソケットを中央部に当てて，パンタグラフジャッキなんかで押し上げたらうまく抜けると思います。

ラジエターを車体から引き剥がしたら，シュラウド・電動ファンをラジエターから外します。写真オレンジ○（3箇所）を外せば，分離できます。

純正の水温センサーは再利用するので、ラジエターから取り外します。
メガネorスパナでまわせば外れますので，外しておきましょう。

水温センサーにはOリングが付いています。
私は今回これを交換しましたが、Oリングを傷つけてしまい水漏れの原因に・・・

判断はお任せしますが、現状ここから水漏れが発生していなければ多分交換しなくてもOKだと思います。