スマホの通信速度規制について

スマホ(スマートフォン)に機種変して2ヶ月ちょっと経過したわけですが、どのぐらいパケット通信量を使っているのか確認してみたところ、

FOMAパケット通信量(8月合計)
7,282,607パケット (約889MB)
※1パケット=128byte

一日平均約242,753パケット(約30MB)で、多い日は一日で513,000パケット(62.6MB)を使っていて、少ない日は0パケットでした。家にいる時は3G回線を使わずWi-Fiを利用して通信していまして、Wi-Fiでの通信量はFOMAパケット通信量に含まれないから0パケットというわけです。スマートフォンパケット定額サービスに加入していなかった場合、1パケット=0.21円なので、約153万円のパケ代請求でパケ死(死語)ですね(汗

ここからが本題です。現在スマートホンに通信速度制限をかけられる条件をご存知でしょうか。ある一定の条件を超えた通信を行うと、速度制限をかけられてしまいます(通信自体は可能)。各キャリアのスマートフォン向けの速度制限をかけられる条件をまとめると、

【docomo】
当日を含む直近3日間の通信が300万パケットを超えたらその日中に規制
翌日に解除

【au】
当日までの3日間の通信が300万パケット超だったら翌日から規制
同じ計算方法で300万パケットを割った翌日に解除
WiMAXは対象外(ただし、今後この基準を変更する場合がある事を示唆)

【ソフトバンク】
当月の通信料が1000万パケットを超えたら翌月が規制

300万パケット：約366MB
1000万パケット：約1.2GB

現状ではソフトバンクが一番厳しくて、1ヶ月1000万パケットなので、1日平均約33万パケット(約43MB)以内に抑えないといけません。1日43MBしか利用できないと考えると意外と少なくて、しかも1ヶ月間ずっと規制されてしまうので、他のキャリアと比べると厳しいのがわかります。 ドコモだと3日間で300万パケット(366MB)なので、一日平均100万パケット(122MB)と、SoftBankの約3倍の通信量を利用できる計算になります。

8月のパケット通信量が一番多い日の513,000パケット(約62.6MB)を30日間続けるとすると、15,390,000パケット(約1.83GB)。約1500万パケットでソフトバンクの1ヶ月1000万パケットを超えてしまいます。仮に1ヶ月のパケット通信料がこの値でも、私のスマホのキャリアはdocomoなのでこの規制にはひっかからないし、3日間だと1,539,000パケット(約187.8MB)の計算なので、docomoの3日間300万パケット(約366MB)のリミッターにもHITせず、まだ倍近くパケット通信量を使うことが出来る余裕すらあります。

私はこれでもパケット通信量の節約をしていまして、家にいる時やフリースポットなどでWi-Fiが利用できる環境下では、3G回線ではなくWi-Fiを使って通信する、YouTubeなど動画共有サイトを利用する際にはWi-Fi通信のみ利用(そもそも3G回線では速度が遅すぎて、高画質の動画の再生が間に合わない)、マーケットなどでのアプリのダウンロード及びアップデートはWi-Fi通信でのみ利用(重いアプリだと、1アプリだけで20MBを超える)を心がけています。 Wi-Fiを一切使わず、3G回線利用時でもバカスカ動画をダウンロードして再生したら、1ヶ月1000万パケットは余裕で超えてしまい、3日間300万パケットのボーダーも超えてしまうでしょう。

まとめとしましては、スマホでインターネットによく接続する人は、Wi-Fi回線を積極的に利用してパケット通信量を節約して、通信速度規制されないようにしましょうと言う事です。auなら、ISW11HTといったWiMAX対応の端末を利用するのも良いでしょう。スマホ導入を機に家庭内のインターネット回線を無線LAN対応にしておくと便利ですよ。あと、docomoのスマホなら「My docomo checker」というアプリ(無料)を利用すれば、当月や3日間のパケット通信量など細かいデータを閲覧できるので便利です(写真のがそうです)。