■RSFイベント参加者への御礼
6/24(日)に鈴鹿サーキット Cパドックで開催致しました「RX-8 Spirits Forever -R3 Final Meeting-」(以下RSF)から一週間以上日が経ちました。
先日RSF参加者全員に感謝のメールを送らせて頂いた内容の一部ではありますが、こちらにも記載させて頂きます。RSFに参加して頂いた皆様、お疲れ様でした。当日事故や大きな問題が発生せず、イベントその物を盛り上げる事が出来たのは、参加された皆様のマナー及びルールへのご理解とご協力の賜物です。RSF実行委員会一同、心より厚く御礼申し上げます。
私の方はと申しますと、RSF準備の激務の日々からの解放感や、RSFを無事やりきった・成し遂げたという達成感よりも、今まで頑張って動いてきたRSF開催という一番の目標を達成→目標消滅による脱力感が強く、目の瞑ればあのRSFのあの一日は夢だったのではないかと思う日々です。こんな気持ちは初めてで、これが燃え尽き症候群なのかなと思っています。
■RSFプロジェクトの始まり
今回の日記はRSF開催に至るまでの話をしたいと思います。まずRSFの構想ですが、約2年前から開催に向けて動き始めていました。みんカラのブログには書いてませんが、2年前の8月にこのような日記を書いて公開しています。
題名:鈴鹿サーキットでマイカーラン付きのオフ会を開催しませんか?
日時:2010年08月30日14:17
先日の関西エイトの日やエイト祭、知人から頂いたアドバイスを元に、今月の中部定期ミでちょっと話をしたのですが、来年に鈴鹿サーキットでマイカーラン付きのオフ会を開催したいと思っています。先ほど鈴鹿サーキットの営業の方と色々相談したところ、何とか実現できそうな感じです。
日本を代表する鈴鹿サーキットを是非自分の車で走ってみたいという人は多いと思います。なので、鈴鹿サーキットでマイカーラン付きのオフ会なら、関西や関東からも参加して頂けるかな?そして、鈴鹿サーキットなら遊園地もあるので、ご家族で参加しやすいです。
現時点の予定としましては、
日程:来年(時期未定)、土曜日 or 日曜日 or 祝日、鈴鹿サーキットで大きなレースが無い日、マイカーランはその日の走行が終わった夕方(朝の走行枠が始まる前でも可能ですが、時間帯的に厳しい)
場所:鈴鹿サーキットのパドック
(中略)
マイカーランは、F1も走る鈴鹿サーキット 国際レーシングコースをペースカー付きで2周自分の車で体験走行できます。マイカーランなので、ヘルメットなどのレーシングギアは要りません。
どういう形でイベントを開催するのかはまだ考えていませんが、こういう内容のオフ会なら是非参加してみたいという人はどれぐらいいますか?
ここから将来的にRSFとなるイベントのプロジェクトが始まりました。この時点では、ここまで大規模になるとは夢にも思っていませんでした。
■中部地区で開催する理由
なぜこのようなイベントを企画したのかと申しますと、今年の年始のブログでも書きましたように、関西・中部・関東のRX-8オーナーが多数集まるイベントないしオフ会を開催したかったからです。RX-8の全国ミーティング的なオフ会をイメージしました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/507493/blog/25069538/
RX-8の全国ミーティングと言えば、RX-8オーナーズクラブ「RX-8 Rotor Router」(以下R-3)主催のイベントが長野県の蓼科で過去2回開催され、私もお手伝いとして参加させて頂きました。場所が長野という事で関東の8オーナーの参加は多かったのですが他の地域からの参加は少なめで、特に関西方面からは遠いという意見を多数伺いました。
開催場所を決めれば近い人・遠い人が必ず出てくるのは致し方が無い事なのですが、8オーナーの集まりが関西・中部・関東の3つのエリアで盛んな事を考慮すると、次回の8の全国ミの開催場所はもっと西寄りで開催する事を提案せねばと思っていました。
毎年開催するなら1年毎に関西・関東と交互に開催場所するのも一つの案ですが、私が目標とする「関西・中部・関東のRX-8オーナーが多数集まるイベント」となると、関西と関東の間である中部で開催するしかないと強く思いました。
■開催場所の選定
中部地区で開催するに当たり、一番問題となったのは開催場所。例えば、大きな公園の駐車場を借りてそこで開催したとします。そこで一体どれだけの8オーナーが参加してくれるのかを考えると、これでは開催場所から遠い場所にお住まいの8オーナーを多数呼ぶのは困難です。開催場所自体にも魅力を感じる場所にする必要があります。
また、RX-8という車の特性上、8のイベントやオフ会にご家族で参加される方も多数見えますので、オーナーのご家族にも楽しんでもらえる開催場所にしたい。そして、集まって話をすること以外にも何か楽しめるプログラムを組みたい。その他諸々を考えますと、
・中部地区ならではの場所
・そこの場所にいるだけでテンションが上がる場所
・ご家族で楽しめる場所
・アクセスが比較的良い場所
・山の中など辺鄙な場所は避けたい
・オフ会やイベントして使うのに正式な許可が下りる場所
・できれば貸切でクローズドに出来る場所
・集まって話す以外に参加者が楽しめる要素がある
これらの条件を全て満たすとなると、
・中部地区ならではの場所 → F1グランプリ開催地で世界的にも有名なサーキット場
・そこの場所にいるだけでテンションが上がる場所 → 国際レーシングコースの敷地内
・ご家族で楽しめる場所 → 施設内に遊園地あり
・アクセスが比較的良い場所 → 東名阪の鈴鹿ICから約20分
・山の中など辺鄙な場所は避けたい → 鈴鹿市の市街地の中
・オフ会やイベントして使うのに正式な許可が下りる場所 → 営業所に話を通せばOK
・できれば貸切でクローズドに出来る場所 → 一部のパドックで可能
・集まって話す以外に参加者が楽しめる要素がある → マイカーラン可能
以上を考えると、鈴鹿サーキットが開催地としてベストではないかという判断を致しました。
■鈴鹿サーキットの魅力
私は8でサーキット走行をしていて、スパ西浦モーターパーク、筑波サーキット(TC2000)、富士スピードウェイ レーシングコース、岡山国際サーキットなどいくつかのサーキットを走りましたが、その中でも鈴鹿サーキット 国際レーシングコースが一番楽しく、攻略は難しいですが走り甲斐があって何度も挑戦したくなるコースだと思っています。鈴鹿サーキットを走った事がある人なら、同じ感想を抱いている人はきっと多いはず。でも、8でサーキット走行をしている人はほんのごく一部。さらにサーキット走行している人でも鈴鹿サーキットを走った事がある人となると更に少ないです。
こんなに楽しい鈴鹿サーキットの魅力を多くの人に味わってもらうにはどうすればいいのかを考えたところ、自分の車で鈴鹿サーキット国際レーシングコースをマーシャルカーによる先導走行で2周するマイカーランのプログラムを体験してもらうのが最適ではないかと考えました。やっぱり自分の車&自分の運転で走らないとこの楽しさは十分に伝わらないと思ったからです。
■マイカーランの必要性
鈴鹿サーキットの担当者と話を進めている際に、マイカーランは鈴鹿サーキットの走行イベントによってはできる日とできない日があり、開催日の近くにならないとはっきりしない事もあるので、オフ会と遊園地の二本立てのプログラムでよいのではと提案されましたが、マイカーランができなければ鈴鹿サーキットのパドックを借りて開催する意義がない、マイカーランあってのイベント開催なんだと自分の気持ちをはっきりと伝えて交渉しました。
これには理由がありまして、2010年のR-3全国ミ@長野の前夜祭の際に鈴鹿サーキットでこういうイベントを現在考えているのですがと周りに話したところ、自分の車で鈴鹿サーキットを走れるなら遠くでも参加したいから是非とも開催を実現して欲しいという意見をいくつか伺いまして、その時に何としてでも鈴鹿サーキットでのマイカーランを実現させると強く思ったからです。
マイカーランのプログラムをイベントに組み込めば、遠方から参加者を多く見込めるとこの時に確信しました。参加する理由が何であろうと、「関西・中部・関東のRX-8オーナーが多数集まるイベント」にするのが主催者としての一番の役割なのですから。
以上がRSFの会場を鈴鹿サーキットに決めた理由となります。長くなりましたで、この続きは後日書いてアップする予定です。
※今回の日記の画像は、*たま*さんのイラストを使用させて頂いています。
http://www.pixiv.net/member.php?id=537475