1/8(土)は鈴鹿サーキット 国際レーシングコースで開催された「第12回 REVSPEED 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ」に参加しました。3時に起きて4時過ぎに出発。眠いし暗いし寒い。現地には6時前に着いたのですが、既にゲートオープンしていて中に入れました。まだ6時前だというのに、既に車が中に入っているピットがいくつもありました。シャッターが開いていないピットもあり、そのピットを使おうと前で待機していましたが、参加受理書を読み直してみたら、そのピットは今回使用できないが判明(汗 慌てて空いているピットを探しました。他の8がいるピットを使わせてもらって準備していたら、むぎたろうさんから電話があった事に気づき連絡、別のピットを確保しているとの事で、これまた慌てて移動(汗 事前にしっかり準備していなかった事と、タイスケが受付6時半、ブリーフィング7時半、自分の走行グループは2番目と慌しく、準備完了したのがギリギリ。朝ごはんを食べている時間もなく、朝から自分のペースを崩されてしまいました。準備不足を反省。
鈴鹿チャレンジクラブグランプリ、いつもなら4グループなのですが、今回は募集台数が多くて5グループ。去年の11/30のREV鈴鹿でもそうだったのですが、いつもより募集台数を増やしてエントリー費据え置きというのはどうかと。今回の鈴鹿チャレンジクラブグランプリの走行時間及び本数は同じでしたが、11/30のREV鈴鹿は募集台数増やしてクラスを増やした結果、走行本数が1本少なくて同じ金額でしたし。普通の走行会ではありえない。今回のタイスケで受付とブリーフィングの時間がいつもより30分早いのは、グループ数を増やした事によるしわ寄せですし。
いつもより30分早い受付を済ませると、私とben.さんはBグループ、むぎたろうさんはC、ぢぢさんはDでした。同じRX-8で申請タイムが2分35~41秒で3つもグループが分かれるとは。ちなみに、Eグループが一番速いグループ(GT-RやFD、ランエボなどが集まる)です。
ブリーフィングでGTドライバーのマーシャルカー(FD2型シビックR)同乗走行を賭けたじゃんけん大会があったのですが、そこで勝ち残り同乗走行の権利をゲット。鈴鹿で権利ゲットは、加藤寛規選手のマンツーマン先導走行、高木真一選手と佐々木孝太選手のマイカー同乗走行に引き続き4回目。新年から運が良いですが、これでいきなり今年の運を使い切ってしまったのかも(汗 同乗する時間を決めるじゃんけんでは負けてしまい、自分の走行を終えた最後の枠になりました。
去年の鈴鹿チャレンジクラブグランプリはとても寒く、ピット前のAパドックにあるチームオフィス(ミーティングルームみたいな部屋、暖房有り、有料)を借りて中で快適に過ごせたので今回も借りることに。去年ほど外は寒くなかったですが、電気ポット、お菓子、飲み物などを持ち寄って、今回もみんなでまったり快適に過ごせました。走っている最中よりも、部屋の中でお菓子をつまみながら雑談している時間の方が楽しかったです。
途中デンドロさんの北海道友達のえびちゃんさんもいらっしゃって初対面。お土産まで頂きありがとうございました。もっといろいろお話をしたり鈴鹿サーキット内を案内したかったのですが、この後も寄るところがあるそうで、滞在時間短く鈴鹿を後にされました。今度お会いした際には、ゆっくり話をしましょう。ん?北海道オフ参加のフラグが立った?
今回200台募集して40台キャンセルが出て約160台がエントリー。1グループ約32台での走行でしたが、去年の11/30のREV鈴鹿の時以上に鈴鹿サーキット初走行の人が多く、Bグループはなかなかクリアラップを取る事が出来ませんでした。32台でこの状況。キャンセル無しで1グループ40台いたら、クリアラップを取る事は絶望だったでしょう。それに200台フルに来たら、ピットに入れなくてあふれる車がたくさん出ます。キャンセルを見込んだとは言え、200台は募集しすぎではないかと思います。たくさんの車が参加できることは良いですが、台数多すぎで不満が出てしまっては意味がありません。
そんなクリアラップがなかなか取れない中、第1ヒートのインラップ1周目で出したタイムが今回の自己ベストでした。タイムは、
2'37.721
タイヤはZ1☆ 245/45R18、ファイナル・デフは純正のまま。去年の11/30のREV鈴鹿でのタイムが2'39.023でしたので、約1.3秒自己ベスト更新でき、早くも今年の目標タイムの一つである鈴鹿フルコースで37秒台を達成できました。ただ、今回の自己ベストのラップ、タイヤが十分温まってないし、途中遅い車に引っかかったり、コーナーであちこちミスしているのにも関わらず自己ベストを更新という事で、気持ちはちょっと複雑。ホームストレートとバックストレートのMAX速度が5km/hほど上がっているので、気温の差によるエンジンパワーの影響が大きいです。
去年の鈴鹿チャレンジクラブグランプリでのタイムが2'42.276ですので、1年前と比べると約4.5秒タイムアップしています。1年前の仕様からエンジン・吸排気・ECUといったパワー系のパーツやファイナルなどの駆動系パーツは変えてないし、ブレーキパッドやサスもそのままで、エンジンオイルは先月筑波サーキットを走ったまま交換してません。変わったパーツは、タイヤ&ホイール、足回り系のパーツを少し、アライメント調整ぐらい。νタイヤ&ホイールの影響がとても大きいです。どのセクションが速くなったのか、後日GPSデータロガーのデータで比較検証したいと思います。
今回の自己ベストの車載はこちら。
VIDEO
http://www.youtube.com/watch?v=uDNY_heW_qc
過去の鈴鹿の動画
2010.11.30 REV鈴鹿 2'39.023
http://www.youtube.com/watch?v=KwVQmIoTfEs
2010.01.03 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ 2'42.276
http://www.youtube.com/watch?v=P-LPeqT7xg4
HD画質対応(720p)です。画面下の独り言の字幕は、720pの隣の噴出しマークを押せば消えます。途中のセクタ毎のタイム差の表示は、去年の11/30のREV鈴鹿のベストラップとの比較です。鈴鹿はセクタ毎のリザルトをもらうことができないので、データロガー上で設定したセクタの位置でのタイムなので、あまり正確な値ではありません。途中からben.さん追っかけになります。最後にちょっとしたオチ(?)あり。
前回フロントガラスに日光が反射した事によるハレーションが酷かったので、円偏光フィルターを装着してみました。どの位置にフィルタを調整すればいいのかよくわからなかったので、ダッシュボードの上にガムテープを置いて、フロントガラスの写りこみを消す方向で調整しました。これでよかったのだろうか?その後、ガムテープをダッシュボードの上に放置したままピットロードに並んでしまい、走行直前になって気づいたのですがピットへ置きに戻る時間がなく、仕方がなく助手席の足元に。なので、1ヒート走行中は、助手席の足元でガムテープがゴロゴロと転がっていました(汗
動画見返すと、西コースと東コースでは外の明るさが全然違いますな。そして、色々下手すぎ・・・。タイヤが十分暖まっていないからブレーキの効きもイマイチ&十分にグリップしないから滑るし、しっかり停まれないしインにつけないしで、こんな下手な運転で自己ベスト更新とかわけがわからない。
個別で言うと、TC2000の1ヘアや鈴鹿のヘアピンといった高い速度域でのヘアピンの処理が苦手な私。ブレーキ踏んで減速してH&T(ヒール&トゥ)すると、H&Tが上手くできずにせっかくの前荷重が抜けてしまい、車の向きを変えるきっかけを失ってしまう事が多々あります。また、画面真ん中のドラモニを見ての通り、アクセルの操作がON/OFFのスイッチ式になっている場面が多いです。徐々にアクセルを開けているつもりでも、ドラモニを見ると途中から100%(全開)になっていたり、20%アクセルを開けているつもりでも実際は80%だったりで、パーシャル領域が全然使えていません。この辺は、ドラモニを見ると一目瞭然なのでわかりやすいです。
Z1☆を履いてから、タイヤを暖めてグリップの感触を確かめているウォーミングアップ走行中にベストラップが出て、タイヤが温まってアタック開始してもそのタイムを超える事ができないケースがほとんどです。理由はよくわかりません。今までRE-01R、Z1(無印)、PROXES R1Rとハイグリップラジアルタイヤを履いてきましたが、こんな事はありませんでした。Z1☆の一般的なインプレは、熱ダレしにくく連続周回してもタイムを出せるタイヤみたいですが、私がZ1☆を履いて連続周回後にベストラップが出たことは今まで一度もありません。Z1☆の特性を掴みきれていないからでしょうか?未だによくわからないタイヤです。
話を戻しまして、今回もクラッシュが何件がありました。特に多かったのは、デグナーと130R。特に160km/h以上で飛び込む130Rでイン巻きしてクラッシュすると全損確定です。リスクがとても高く、怖い思いをして頑張って攻めてもタイムアップ幅が少ない130Rを最初に攻めるのはナンセンスで、もっとリスクが低くてタイムアップ幅が高い場所を攻めるべきと講師の方は皆さん口を揃えて言います。去年の鈴鹿チャレンジグランプリの時に私も130Rで曲がりきれずにステアリングを切ったまま外側のグリーンベルト(芝生)を踏みそうなり、このままだとイン巻きして全損だと思い、思い切ってステアリングを真っ直ぐにしてそのまま外に出て何を逃れた事があります。あの時は間一髪で肝を冷やしました。ステアリングを切ったまま130R外側のグリーンベルトに乗ってしまうとこうなります。私が参加していた去年の11/30のREV鈴鹿での出来事で、かなりの衝撃映像なので閲覧注意。
http://www.youtube.com/watch?v=xXDJST4G1tA
前にも書きましたが、以前こういうクラッシュ動画を日記に記載したら、これから鈴鹿サーキットを走ろうと言う人もいるのだから、こういうクラッシュ動画を紹介するなとお叱りを受けた事があります。しかし、サーキット走行する以上、こういったクラッシュとは常に隣り合わせ。自分はクラッシュとは無関係だからという事はありえません。サーキット走行は楽しいですが、こういったリスクもあることを十分理解した上で楽しむものです。私も身を持って痛感しました。こういったリスクを教えないで、サーキット走行楽しいよ、一緒に走ろうよとサーキット走行に誘う事自体アンフェアですから。
鈴鹿サーキット 国際レーシングコースは、外側にコースアウトすればグラベルがある所もありますが、内側は大概芝生なので、芝生の上に乗ると車は停まりません。イン巻きした先にはスポンジバリアではなく硬いタイヤバリアなのがほとんど。スピード出た状態で当たればほぼ全損。ハイスピードコース故楽しい反面、コースアウトした際のリスクが大きいコースでもあります。特にあの130Rにまた飲み込まれそうにないよう、私ももう一度肝に銘じたいと思います。
さて、ブリーフィングで権利を得た同乗走行ですが、ドライバーはGTドライバーの伊沢拓也選手。車はマーシャルカーのFD2型シビックR。助手席にもタカタの4点シートベルトが着いていて装着したのですが、ベルトの調整が凄くしやすい!私の1万3000円の台湾製の4点シートベルトとは質が違います。値段が3倍以上も違うから当然か。色が緑しかないのが残念。
今回初めてFD2型シビックRに乗せてもらったのですが、ハイバネレートが要求される鈴鹿サーキット 国際レーシングコースでもあっても硬いと思うサスでびっくりしました。これがノーマル脚らしいですが、街乗りだと乗り心地が悪すぎで耐えられないでしょう。そりゃあ、乗り心地を良くするために社外サスに交換するというのも頷ける。ミッションがクロスしていてS字でも4速なのが驚いた。そして、二人乗車でも8よりパワーが出ているのを感じました。ストレートで追いつけないわけだ。
伊沢拓也選手の運転は、最初にステアリングを少しクッと切ってヨーを発生させ、一度ステアを戻した後に今度はグッとステアリングを切って車を曲げる運転でした。FF特有の運転方法なのでしょうか?木下みつひろ選手の舵角がとても小さい運転は完全に別タイプ。200Rのライン取りが自分と全然違いました。
無事に鈴鹿チャレンジクラブグランプリを終えることが出来てホッとしました。去年SMSCに入会したときにもらった無料の走行チケットの有効期限が来月までなのですが、そのまま使わずに有効期限が切れそうです(^_^; 参加された皆さん、お疲れ様でした。