
昨日のブログにサドルのことを書いたのでそのフォローを少し。ブルックスのプロフェッショナル、通称ブルプロと言われるサドルは本当にいろんな形がある。4Ctasさんのような上手い説明は出来ないが、私が持っている3個のブルプロ(大鋲はチームプロというのかも知れないがサイドの刻印はプロフェッショナルで同じ)を比べて見るとこんな感じに違う。
TOEIで使っている1973年製のもの。

そのスペア用で持っている1980年製のもの。

マッキンレーに使っている最近お気に入りのもの。年代不明。

一番の違いは先端の革のカットの仕方(これが好みの分かれるところ。最近の私はこのマッキンレーのカットが好み。)とワイヤベースの高さ(サドル全体の高さもそれにならっている)。
年代が新しくなるほど背が低いように思う。(最近のものはまた変わっているように思う。)
年代順に並べるとこんな感じ(年代不明品を一番新しいとして。)。

マッキンレーに使っているものが相当に低いのが分る。この低さが乗り心地に効いているのではという気がする。ワイヤがかなり寝ているので60kgの体重が乗れば一番たわみやすいと思う。もちろん革の固さや厚さも効いてはいるだろう。
変化してきた理由は分らないし同じ時代でも違うものがあるのかも知れない。でもこれだけ違うのも何か意味がありそう。ワイヤの軽量化なのかなぁ。
ちなみにマッキンレーのものはサドルのプレートの文字がBrooksで小文字で斜体、他のは消えてしまったがBROOKSのはず。そして黒の染め方や染料が違う気がする。一番古い73年製は黒い色が簡単に落ちてしまう。80年製はほとんど落ちない。そしてマッキンレーに使っているのは裏も黒いので革の表面に染料ではなくて全体に染み込ませてあるように思う。
TOEIの物の裏。(スペアも同じ)

マッキンレーのものの裏。

そしてマッキンレーのもののサドルの後部の革はイデアルのようにクロワッサンへのかかりが浅い。(タイトルの写真)これがセクシーなんだなぁ。
イデアルに#80、#88、#90、#92が有ったりワイヤベースやアルミベースが有ったり、その外曲げ、内曲げが有ったりいろんなタイプが存在することを考えればブルックスも同じようなことなのかも知れない。
私が書きたかったのは、先端のカットがどうのこうのというのも有るけど、大事に乗り込んだサドルがやっぱり一番かっこ良いですということです。でも、いろんなのがあるね~。最近のものは後部の幅が広くなっている気がします。(測った訳ではないので見た感じの話。)
(先端を大きくカットしたのは、乗る際にレーサーパンツに先端が引っかかるからと何かで読んだことがある。)
つまらない話しでした。
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Posted at
2014/08/18 21:23:59