ミッションを載せる準備ができたので、作業再開。
これまでの作業は、当然1日では出来ないので、
数日に分けて作業してます。
載せる前に、ミッションのレリーズフォークの
裏の支点となる所にグリスを塗ります。
(画像がなくてすみません。)
グリスは、オメガ57の青色。
メインシャフトのスプラインにもオメガ57を塗布。
当初は、スプライン専用シリコングリスを塗るつもりでいましたが、
載っていたミッションを降ろす際、スプライン部がクラッチディスクと固着していて少しミッションを降ろすのに手こずりました。
なので、今回はオメガ57。
人によっては、この箇所にグリスを塗布しちゃダメ!と言う人もいると思います。
まあ、グリスが遠心力で飛散しクラッチディスクに付き滑るからなのですが、
塗りすぎなきゃ大丈夫だと思います。
実際、前回の時にはしっかりグリスを塗り、余剰分もしっかり拭き取って、
適度だと思う量を塗って滑る事は全然ありませんでしたし。
まあ、10年の月日が固着の原因ではありますが、塗っても固着なのですから、
塗らなかったら、どうなっていた事か。
で、今回のミッション載せ替えを思い至った理由の一つに、「クラッチが重くなってきた」というのがあります。
最近は街乗りメインで、引越しした住居の周りには坂が多く半クラ多用だった為クラッチ板が減ってきたのだと思っていましたが、
原因は、このスプライン部とクラッチディスクのスプライン部の固着みたいです。
実際、外したクラッチ板を見ると、フライホイール側が若干減りが多い様な気がします。
それにダンパースプリングがへたって自由長が短くなりカタカタしてました。
クラッチ板の残量はまだまだ残っているのを見ると、クラッチ板の寿命はクラッチ板の残量だけでは無いと再確認しました。
13年使って、残量6.5mm、新品が7.3mmてして1mmも減ってない。
なんか勿体無い気がするけれど、自分の乗り方が分かってちょっと嬉しい♪
ミッション載せたついでにミッションマウントも新品に交換。
勿論、エンジンマウント、ミッション下のトルクロッドも一緒に新品に交換。
それから、クラッチマスターシンリンダーもアッセンブリーで交換。
↓
レリーズシリンダーはピストンカップセット交換、オーバーホール。
(中身だけの交換)
その後、先日組んだリフレッシュしたドライブシャフトを取り付け、
ミッションオイルを注入〜。オイルは、ビリオンFF-730。
それからサブフレームを載せ、クラッチマスターシリンダ、レリーズに
フルード入れてエア抜き。エア抜きには、バキュームテスターセット。
随分前に買ってすっかり忘れていて、折角だから使ってみるかと試してみたら、
意外に、使えた! めっちゃ使えた!エア抜きが早く終わった。
尚且つ、フルード塗れにならずに済んだ♪ もっと早く使ってれば良かった。
今回の作業した所を再チェック!
トルク管理、締め忘れ等々総チェック!
リジカラは、近日中に発注♪
リフトアップしている状態で、1〜5速、バックギヤと
一通りギヤを入れてみて問題ないのを確認。
とりあえず、ミッション載せ替えに関する作業はひと段落。
ミッション載せ替え作業自体は2回目なので苦はありませんでしたが、
距離と年数経過による付随作業に時間がかかり、そちらの方が大変でした。
高年式車は見る所がいっぱい在るからねえ。
取り敢えず、クラッチ交換したい!から始まった今回のプチレストア。
ブーツのひび割れやクラッチスプラインの固着、等々はありましたが、
想定の範囲内でした。
あんまし壊れて無かったな〜、と言うのが正直な所。
もっと色々あると思っていました。FITスゲ〜なあ。
ミッションを載せ替えついでに、色々交換しました。
ミッション周りは取り敢えず終了。
部屋にあるパーツ、だいぶ減ってきた。♪
Posted at 2024/03/19 16:59:51 | |
トラックバック(0) |
ミッションで遊ぶよ♪ | 日記