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Goodolddaysのブログ一覧

2014年05月31日 イイね!

モノクロームの銀座

また思い出の風景が消えてゆく。
昭和臭が漂う小さな映画館、シネパトス。
最後に観たのはキアヌ・リーブスの「雲の中で散歩」・・・たしか。


もう二度とこの地下街を歩けない・・・



数寄屋橋のシンボルの一つ、ニュー・トーキョービル。
ここでは「トップガン」を2度も。



更に残念なことに、一帯が再開発されるという。
夜の帳が落ち始める頃にガード下周辺に生まれる闇、向こうに見えるマリオンとの対比を眺めるのが好きだった。


バブルの象徴、ホテル西洋。
学生時代、ここのカフェでお茶をするだけで幸せでした。




思い出が溢れる銀座日航ホテル。

学生時代の4年間、ここでのバイトを通して知った夜の銀座の人間模様。
カフェで声を掛けてくれる顔なじみのホステス達との他愛無い会話、彼女達が時折り魅せる哀しい横顔・・・

バイトが終わり帰宅する前、通り両側の何処までも続く3重駐車をホテル屋上の休憩所から眺めるのが好きだった。
眩しい季節は永遠だと誰しも思っていた。



有楽町高架下で缶コーヒーを握りしめ、思い出の風景に別れを告げる。

Posted at 2014/05/31 06:30:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東京の風景 | 日記
2014年05月17日 イイね!

こぼれ落ちる春

春の終わりが近づくにつれ、名残惜しさが増していく淡桃色の儚い花片が舞う風景。
GW中のある快晴の日、3時前に起き出して今年も最後の桜を楽しんで来ました。


国道412号線から上野原に抜けて国道20号を進み、最初の休息は戦前の木造駅舎前にて。


勝沼から先は国道20号旧道~県道6号~県道17号を中心に、片側1車線で信号が少なそうな道を適当に選びながら目的の地に向かう。
双葉を過ぎ、左側には冠雪の南アルプスそして右側には八ヶ岳を見ながら緩やかなアップダウンとカーブをひたすら楽しみます。
気の向くままに、名も無き農道に入り込み2回目の休憩。


県道の標高が上がって来ると、其処彼処にあらゆる種類の桜が咲き乱れてました。




記憶の片隅に追いやられていた原風景、そして春特有の時折り心を締め付けるあの冷たい風。



ここは学生時代に住み込みのアルバイトをしていた白樺湖付近のスキー場。
あの頃は誰もがスキーに熱中していました。


ビーナスラインで圧倒的なスケールの中央・北アルプス連峰の風景を楽しむ。
来年こそは久しぶりに北陸路まで足を延ばそう。


帰り際、立ち寄ったのは甲斐駒ケ岳を臨むあの駅。
ホームの賑やかさはもう二度と取り戻せない。

Posted at 2014/05/17 05:47:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2014年03月30日 イイね!

埠頭で見る夢の続き

先日、ファミリー劇場で「太陽にほえろ!」を観ていると例のBARが。
セリカやスターレットと、そして綺麗に敷き詰められた石畳にも目が行く。
こんな所にも表現された当時の日本人の美意識の高さに驚かされるのは自分だけではないだろう。


右後ろの窓に注目。
今や超高層マンションが建ち並ぶコットンハーバーには、日本鋼管造船所がくっくりと。
横浜はもちろん、日本のあらゆる産業がゆっくりと動く油まみれの機械に夢を託していた時代の二度と戻らぬ風景。


劇中、もちろんここに犯人が籠城。


これは瑞穂橋が架け替えられる前の貴重な映像。


このBARは現在はイベントスペースとして営業を続けているようですが、この回が放映された33年前は喫茶店として営業していたのでしょうか。
ドアに貼られたポールスターのロゴが泣かせます。


先週末、堪らずに立ち寄って来ました。




この倉庫街との別れも、そう遠い日ではないだろう。


子供達とお友達が観ている映画が終わるまであと1時間程度。
迎えに行くまで、見晴らしのいい駐車場で港湾風景を眺めて過ごした幸せな運転手。


そして昨夜も、無性に横浜を走りたくなりエンジンに火を入てしまう。



僅かに残る不良っぽい空気感。





Posted at 2014/03/30 14:01:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 横浜の風景 | 日記
2013年12月31日 イイね!

孤独という名の贅沢

日曜日未明の首都高、料金所を抜けた瞬間からそれは始まる。


周回ルートはもちろん、車線や速度もその時の気分次第。
でもK1に進む事は少なく、やはりベイブリッジは通ってしまう。



K5大黒線。
残念ながら、第三京浜へと繋がる工事の進行スピードが思っていた以上に早い・・・


K6川崎線。
浮島の製油所と多摩川越しの空港の灯りが美しい。
早朝とは云え、都心から僅かな場所でこれ程空いている高速道が他にあるだろうか。


K5に進まず湾岸線をそのまま進んだ場合、ここは比較的混雑しているので走行車線を選択。
京浜工業地帯と、その先に見える都心の風景をのんびりと楽しむ。


大井PAで休息、こんな小さなパーキングでトラックに紛れるように停めるのが好みです。



辰巳PAで2回目の休息、同じように首都高を楽しんでいると思われる同類が数台。


いよいよ都心部へ。


都心の迷宮。
ビルの谷間を縦横無尽に合流し分岐し、地下と思えば瞬く間に空中に浮かび上がる。


明るんだ空の下、レインボーブリッジが見えてくる。


開通した20年前とは風景が全く異なるが、今後も一番変わっていく眺めだろう。


逆側からのレインボーブリッジ、ここは胸の高まりを抑え切れない。


首都高カレンダーの12月のページ。


レインボーブリッジを通らず、モノレールとの並走も好きな区間。


製鉄所や、この時期ならではの富士山も楽しみの一つ。




最後の休息はここで。29日は6時半過ぎに到着。


ドライブと美しい風景を楽しみながらも、考え事が当ても無く頭をめぐる。



朝陽に輝く港湾風景を横目に家路へ。



都市がまだ目を覚ます前、孤独だが自分と静かに向き合える掛けがえの無い時間と空間。
10年後もきっと同じことをしているだろう・・・
Posted at 2013/12/31 00:45:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | ドライブ | 日記
2013年12月20日 イイね!

駆け上った階段

初冬のある寒い日、当たり前だった東横デパートや東横線のホームは無くなっていた。



母に連れられて歩いた東横のれん街、文化会館で観たジョーズや銀河鉄道999、中学生の時はルアーを買いに通ったサンスイ、高校生の時はヘビメタの輸入盤を買いにタワーレコードに行ったり渋谷図書館へ一応受験勉強をしに行ったり、大学生の頃は安ディスコやコンパの思い出。
そう言えば、終電を逃してバスターミナルのガードレールに腰掛けて友人達と夜を明かした事もあったっけ。

“渋谷”から足が遠のいてどれくらい経つだろうか、社会人になり何時しか嫌なオトナになってしまった頃には出掛ける時は銀座や西麻布、あるいは三宿や代官山なんかで知ったかぶり。
青春のキラキラした、でも時には残酷で無慈悲なあの階段を駆け上り切ってしまった時、渋谷はもう過去の街になってしまったのだろう。でも眩しく切ない思い出の風景の中には何時も渋谷があった。

夕暮れの渋谷を歩いてみる。
太陽にほえろ!や特捜最前線で、このガード下や傍らにある横丁が出て来た時には必ず事件が発生していました。




あぁ横丁の奥で山さんが張り込みしてたらな・・・


渋谷から消える闇と、僅かに残る思い出の風景。




我が家の娘たち、いずれ渋谷に行くようになるだろう。
長女はもう10歳、間もなくすれば友人達と渋谷あるいは先に原宿デビューか・・・

10代、当時はAMラジオを聴いたものです。
中学生の時、初めて深夜までテスト勉強をしていた際に流れて来たのがこの曲。遠い日の1ページ。
Posted at 2013/12/20 23:22:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 東京の風景 | 日記

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