先日、交通事故の示談が成立しました。
納得いかないことも多くありましたが、今年のことは今年の内にすっきりさせようと決め示談することにしました。
事故については本当に忘れたい出来事なのでブログにするかどうか凄く悩みました。
納得いかない気持ちやもやもやした気持ちが残っているのも確かですし、まだGT-Rも事故の影響での不調が続いており全てが完全に終わった訳ではありません。
でもみんカラ始めてからGT-Rについては良いことも悪いことも思い出としてブログに残して来ました。
今回はとても思い出したくない思い出となりましたがブログに残すことにしました。
長文になっていますがご容赦下さい。
事故は6月10日の夕方、西宮市山口町の国道176号線(制限速度60キロ、片側二車線、駐禁区域)で起きました。
上記国道の左車線を直進中、信号を越えてしばらく先に路駐しているマーチが私の視界に入って来ました。
その時は右側車線が空いており、マーチが左に寄せきれず車道側に大きくはみ出していたのと、急発進されたり、ドアでも開けられたら嫌だったのでの私は右側車線に車線変更して直進を続けました。
そして信号を越えしばらくした次の瞬間、事故は起こりました。
路駐していたマーチがウインカーも無く急発進したかと思うとそのまま2車線を跨ぎUターンを開始、私の目の前に突っ込んで来ました。
迷惑な車だなぁと思いチラチラ気にしていたので即座に気付きフルブレーキしましたがマーチは目の前に突っ込んで来たためとてもじゃ無いですが止まりきれる距離ではありません。
マーチの右フェンダー付近とGT-Rの左フロントが強く接触し、GT-Rの左フロントは大破、エンジンもかからない状態でした。
しかし加害者はそのまま停車することなく立ち去ったのです。
もちろん当て逃げで110番通報しました。
しばらくして警察から加害者が出頭して来たと連絡があり、加害者は警察に連れられて現場に来ました。
加害者は近くに住む68歳の高齢女性でした。
ここまでの内容からも非常識な人間であることがわかると思いますが、本当に酷いのはここからでした。
この加害者に路駐していた理由と何故事故後立ち去ったのか聞いたところ、この交通量が多く駐禁規制の片側二車線道路に路駐しボランティアと称してゴミ箱を漁っていたとのことでした。
それだけでもかなりの迷惑行為なのに、立ち去った理由は交通量の多い道路に路駐したら危ないから止まらなかったと。
つい先程まで自分が路駐し、しかもゴミ箱漁っていたくせに言ってることが支離滅裂です。
呆れて一連の行いを注意すると、
『私はボランティアでやっているの。
何が悪いんですか?
あなたが止まってくれ無いのが悪いんでしょ。』
と自分のことは棚にあげて逆ギレしてくれました。
(付近住民によると、この老人が同じ場所に路駐してよくゴミ箱を漁りアルミ缶や瓶等を持ち去っているのを目撃者しているとのことで常習犯でした。この件は本人も認めてましたがボランティアでやってるので悪いとか迷惑だとかいう認識は持っていませんでした。)
現場検証でも嘘の発言をしたり辻褄の合わないことを言って警察にも注意されるわ、私がスピードを出し過ぎていた(タイヤ跡から50~60キロで走行していたのが証明されています。)と言うなど反省の色が全くありません。
おまけにこの加害者、なんと一度もきちんとした謝罪をして来ませんでした。
保険会社を通じて再三謝罪の要求をしましたが拒否。
こちらは大切なGT-Rを大きく傷付けられ、身体も痛め通院していたというのに、3ヶ月経っても謝罪が無いので保険会社に最後通告として弁護士を通して出る所に出ると加害者に伝えよう伝えると、慌てて加害者から謝罪の手紙が届きました。
内容の無い、情けない内容の手紙でしたが、弁護士の名前を聞いて慌てなければならないのなら最初からきちんと謝罪すればいいのに、この歳になってまで常識のわからない本当に救いようのないバカでした。
まぁ、弁護士通した所で加害者が被害者に謝罪する義務は法的にはないんですけどね。
ふざけた話ですが道徳的にどうよって感じです。
まぁそんなことも何も知らないでシカト決め込んどいて、弁護士と聞いて慌てたんでしょうけど。
まぁこんな感じの救いようの無い加害者でした。
今回の事故は本当にしんどかったです。
加害者の対応はもちろん、言い出すときりがないのでブログでは触れてませんが保険会社の対応も酷く苦労させらせました。
最終的に過失割合は自分10:相手90で示談しました。
(これも当初、自分20:相手80で提示され揉めました)
過去の事案からも今回のケースは停車状態でない限り過失0は無理ですから仕方無いです。
警察にも40キロ位で走ってたら事故しなかったかもしれませんとしか言いようがない・・・と言われました。
(停車していない限りこの事故は防げなかったみたいなことは立場上言えないそうです。)
日弁連や弁護士事務所にも何度も足を運びましたし通院もしました。
車両の損害査定額(全損のため時価額)見直しのために多くの資料を作るなど本当に多くの時間と労力も割きました。
その甲斐あり、いくらか時価額の上積みを勝ち取ることは出来ました。
それでもフレーム修正が必要な程の大きな損傷であったため見積りは200万を越えており、多くの中古品を使い費用を抑えましたが保険金だけでは修理費が足りず追金も必要でした。
しかもまだ完全復活とはいかず、不調の原因もわかっておりません。
身体も痛い思いをし、不自由な思いもしました。
道交法を守りただ普通に走っていただけなのに、一人の老人の身勝手な理由と運転のせいで本当に多くの犠牲を払いました。
しかしこちらがこんなに辛く痛い思いをしているのに加害者は反省どころかまともな謝罪すらせず。
到底納得出来ないですし示談する気にはなれませんでした。
しかし幸いにも、身体に障害が残ることもなく、車もまだ事故後の不調原因を探している状態ですが降りるという最悪の事態は免れました。
GT-Rの状態が状態なだけにまだすっきりしませんが、最悪の時期は脱しましたし今年苦労した分、来年は良い一年が待っていると信じ、前向きに考え歩んで行くためにも示談をしました。
一日でも早いGT-Rの復活を祈って・・・
最後になりましたが、こんな長文にわたる愚痴ブログを最後まで読んで頂きありがとうございましたm(__)m
もらい事故は当てられ損。
相手のあることですが、皆さんも事故には充分にお気をつけ下さいm(__)m