喜連川温泉 露天風呂(さくら市第二温泉浴場)
喜連川の露天風呂は素晴らしい!
2009年08月04日

足利からは国道293号線をひたすら北に向かいます。佐野、栃木、鹿沼、宇都宮を越えるとさくら市に入ります。かつては喜連川町でしたが、平成の大合併によりさくら市になりました。
喜連川は温泉の町です。町内には7つもの温泉施設があります。その1つがここ第二温泉浴場です。ここは通称露天風呂と言われています。
ログハウス風の建物の入り口を入りますと受付のおばちゃんがいます。我々二人だけでも狭く感じられる受付でした。そのすぐ右が男湯の入り口でした。入ると脱衣所があり、そこから浴場の様子が見えます。その光景は他の日帰り温泉施設のものとは違いました。「これこそが露天風呂だ、温泉だ!」と思わせてくれるものでした。
早速服を脱いで浴場に入りました。洗い場も露天スペースにあり石鹸しか置いてありません。シャワーもありません。でも蛇口から流れているのは温泉です。間違いなく源泉掛け流しです。万歳!とりあえず体を洗い、湯の中へ…。お湯は茶色がかかったいかにも温泉といった感じで、塩味がして、体の中に浸透してくるような、成分の濃さがすぐにわかるものでした。温度は少し熱めで、へりにある岩に腰掛けて涼んでは入浴をするということを繰り返します。
温泉を堪能して出てみると、妻が待っていました。いつもは私が待っているのですが、このときだけは違いました。どうしたのか聞いてみますと、ボディソープ、シャンプーがなく、シャワーもないので洗髪ができないと不満そうに言っていました。湯が強すぎて体にあわないとも言っていました。私は「勝った!」と思いました。
源泉掛け流しの素晴らしい温泉に浸かれて、しかも時間に制限もなく300円の安さです。市外の人からは高いお金を取る他の日帰り温泉施設は見習ってほしいと思います。さくら市、旧喜連川町、万歳!
帰途の車中、私が「最高の温泉で体の中にまで成分がしみ込んでいる。口の中のつばも温泉の味がする。」と言うと、妻から「そんなことはない。つばが温泉の味がするはずがない。歯医者に行きなさい。」と言われました。というわけで数日後から歯医者通いが始まりました。
温泉データ
源泉名・・・・・・喜連川源泉第2号源泉
日帰り入浴時間・・8:00~21:00(12月~2月 9:00~)
定休日・・・・・・第2月曜
料金・・・・・・・300円
泉質・・・・・・・ナトリウムー塩化物温泉(弱アルカリ性高張性高温泉)
泉温・・・・・・・50・1℃
pH値・・・・・・7.8
加水・・・・・・・なし
加温・・・・・・・なし
循環・ろ過・・・・なし
消毒・・・・・・・なし
入浴施設・・・・・露天風呂男女別各1
調査日・・・・・・2008年2月23日
住所: 栃木県さくら市喜連川871-1
電話 : 0286-86-5047
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