岩櫃城温泉 くつろぎの館(閉館)

●2017年3月31日をもって閉館しました。
国道145号を長野原方面に向かい、群馬原町駅を過ぎたあたりがナビのゴール付近です。ゴールらしきところに目をやるとお城が建っています。
「あれが岩櫃城温泉らしいよ。」
「え、でもあれお城じゃない。」
「でも、そうらしいんだよ。」
その時の我が夫婦の会話です。恐る恐る近づいていくと、さらに驚きました。岩櫃城をモデルに東吾妻町が作った地域住民のための複合施設なのです。城の中には温泉センター、福祉センター、健康増進センター、コンベンションホールなどがあり、このうちの温泉センターが「くつろぎの館」と呼ばれる日帰り温泉なのです。お城の中に、町の施設、更には温泉があるなんて驚きですね。ちなみに、岩櫃城は「いわびつじょう」と読み、真田氏に関係のある城だそうです。
温泉は2階にあります。公営施設だけあって造りはしっかりとしていますし、施設も立派です。脱衣所もきれいで、ロッカーもきちんとしています。裸になり脱いだものをロッカーに入れ、百円を入れ鍵を閉めました。その時に聞こえたのが、コインが地の底に落ちていくような音でした。目をもう少し上に向けロッカーの上を見ると、ロッカー有料の表示が・・・。リターン式でないロッカーなんて今時あるの?
内湯の浴槽も大きく明るいものでした。窓も大きく作ってあり、開放的です。でも肝心のお湯がいまいちですね。何の特色もありません。お客は少なかったので浴槽の中をうろうろしていました。
さて、露天風呂です。露天風呂に続くドアを開けると、「えっ?これだけ。」と言葉が出そうになりました。狭いのです。岩を配置してそれらしい雰囲気を出しているのですが、狭い…。それから浴槽に入ったら景色は何も見えません。一人で湯に浸かっていたのですが・・・。
もう出ようと、出口のほうに向かうと「かぶり湯」が目に入りました。入る時もかぶったのですが、なんかぬるいなと感じただけでした。ちょっと気になったので脱衣所にあった「浴槽別温泉水利用表示」というのを見てみました。そこには「かぶり湯」は温泉水かけ流しと書いてあるではありませんか。そこに入るわけにいかないので何回も、何回もかぶってきました。鉄の味がしました。(2008/5/25)
温泉データ
源泉名・・・・・・不動の湯
日帰り入浴時間・・10:00~21:00
定休日・・・・・・毎月第4火曜日が休館日(6月・9月・12月・3月は、第4火曜と水曜が休館)
料金・・・・・・・400円(3時間)
泉質・・・・・・・単純硫黄温泉
泉温・・・・・・・33.9℃
pH値・・・・・・6.65
加水・・・・・・・あり
加温・・・・・・・あり
循環・ろ過・・・・あり
消毒・・・・・・・あり
※詳細は画像でご覧下さい。
入浴施設・・・・・内風呂男女別各2、露天風呂男女別各1
調査日・・・・・・2017年3月29日(2)
HP・・・・・・・http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/contents/1204146416237/index.html
※関連リンクに画像があります。
住所: 群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町1046
電話 : 0279-68-2601
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