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イイね!

湯西川温泉 金井旅館

まさしく温泉三昧!
2009年08月29日
カテゴリ : 栃木県 > 観光 > 温泉
 カーナビを頼りに湯西川温泉街まで来たのですが、金井温泉がなかなか見つかりません。そこで温泉街の中ほどある無料の市営駐車場に駐車して、温泉街を散策しました。この駐車場は日帰り入浴の時に便利だと思います。
 晩酌の酒を求めて入ったのが「湯沢屋酒店」でした。ここのおばちゃんに金井旅館の場所を教えていただき「恋して候」というお酒を買いました。地ビールも飲みました。おばちゃんは気さくな人で、いろいろな話をしました。こんな風に地元の人と触れ合うのは良いですね。おばちゃん、また行くからね。
 県道249号線からは「柏屋物産店」と「旅籠 松屋」の間の細い路地を入ったところに金井旅館はありました。路地をはさんで駐車場もありました。玄関を入り声をかけましたが、なかなか出てくる気配がありません。のんびりしてるというか、商売っ気がないというか、無用心と言うか、なんなのでしょうね。仕方ないので再び散策です。
 金井旅館前の路地を進むと湯西川を渡る「湯前橋」という橋があります。その向こうに見えるのがテレビや雑誌でよく紹介される平家の集落です。「会津屋」という豆腐屋さんは特に有名ですね。私達が行ったときには開いていなかったので、お豆腐は食べられませんでした。
 川沿いを川の流れの音を聞きながら歩いていると、いつもとは違った時間が流れているような感じがしました。
 金井旅館を対岸から見ました。ヨシズに囲まれているのが露天風呂です。右側が男、左側が女用です。その更に左に水溜りのように見えるものが混浴露天風呂なんです。何の囲いもありません。当然橋の上からは丸見え、川の反対側からも丸見えです。なかなかの露天風呂です。あれだけ川に近いのですから、さぞかし気持ちのよいものでしょうね。
 宿に戻ると今度は宿のおねえさんがいました。2階の和風の部屋に通されました。「昨日まではお客さんも多かったのですが、今日は3組しかおりませんからゆっくり温泉に浸かれますよ。」という嬉しい言葉を聞き、早速お風呂です。
 まずは露天風呂です。男湯は「温泉の湯」女湯は「薬師の湯」という名前になっている。作りはあまり変わりません。お湯も同じです。川の流れの音を聞きながら温泉に浸かれてとても気持ちがよいものです。ヨシズに囲まれていますから、眺めはよくはありませんが、ヨシズの下の隙間をあげると湯西川の川の流れが眼前に見えます。
 湯口から流れ落ちる温泉を打たせ湯のようにしていたとき、ふと振り向くと橋の上の観光客らしき人と目が合ってしまいました。散策のとき橋の上から見て思ったのですが、ここの露天風呂は見えてしまいますね。 川沿いのヨシズの近くに入っていれば問題ありませんが、逆にいるとはっきり見えますね。女性用もほぼ同じだと思います。
 「ここの露天風呂、橋から見えるよ。」
 「そんなことぜんぜん気にしないわ。」
 「少しは気をつけたほうがいいよ。」
 「いいの、いいの。見せたいくらいだわ。」
 マァはすごいことを言っていました。私はまだそんな境地になれません。温泉修行がまだまだ足りないようです。
 内湯は、将門乃湯(男湯)と姫乃湯(女湯)です。自家源泉で湯量も多く、当然かけ流しです。お湯は透明で、熱めです。ここの湯は熱いので有名なのですが、私にとっては入れないほどの熱さでではありませんでした。かすかに硫黄のにおいがしました。ツルスベ感もあります。アルカリ性単純温泉であまり特徴がないように感じる人もいるかもしれませんが、力のある名湯です。
 家族風呂(子宝乃湯)です。湯はどこでも同じなのですからわざわざ入る必要はないのですが、せっかくですから入らせていただきました。小さめな浴槽なので、湯の温度は他よりも熱く感じました。額の汗をぬぐいながら我慢して入りました。湯上りのビールは最高だろうなぁ。
 夕食です。我々くらいの年になると旅館やホテルの食事の量がが多すぎて食べきれないことがあります。その点ここの食事は我々にとってはちょうど良いものでした。味も合格点でした。
 「湯沢屋酒店」で買った缶ビールを冷蔵庫から出し、一気飲みです。おいしいこと、おいしいこと。ここは冷蔵庫は空で持ち込んだものを冷やしておくことが出来ます。次に、「恋して候」というお酒を飲みます。こんな風に過ごしているとマァにまた恋してしまいそうです。(冗談…)
 食事が終わり外も暗くなっていきます。窓の外に見える平家の集落は我々に旅愁を感じさせてくれます。更に時間が過ぎ、辺りが暗くなったとき、二人は立ち上がりました。 「よし、行こう。」
 湯前橋を渡り、その橋を下りると露天風呂があります。「薬研の湯(やっけんのゆ)」です。昼間橋の上からと、近くに行って確認していたのですが、明るいうちはとてもではないけれど入れるものではありません。流石のマァも夜になったら入ろうと言ったものでした。ここももちろん混浴。闇にまぎれて湯に浸かりました。(薬研の湯については別に紹介します。)
 部屋に戻って嵐山光三郎の「不良中年は楽しい」という変な本を読みながら晩酌の続きをしていると、いつしか眠ってしまいました。 
 朝は5時に目が覚めました。まだ外は暗いのですが、明るくなったら行かなければなりません。もちろん混浴露天風呂です。6時くらいになり、辺りが明るくなったので浸かりました。朝の気持ちよい空気の中、川の音を聞きながら、会津屋さんを正面に見ながら名湯に入る、こんな素晴らしいことはありませんね。
 7時頃部屋に戻ったのですが、朝食は8時、ちょっと手持ち無沙汰です。
 「あそこに入ってきちゃおうか。」
 「でも確か、土曜日は8時まで掃除で入れないような・・・。」
 「7時半過ぎたのだし、大丈夫だよ。」
 金井旅館から湯前橋に行くと、橋のすぐ手前の左側に小さな小屋が立っています。湯西川温泉公衆浴場です。ここも今回入りたいと思っていた浴場です。(湯西川温泉公衆浴場も別に紹介します。)
 朝食は、日本の旅館の朝ごはんというかんじでした。我々はこれで大満足です。夕食のときはお酒を飲んでいたのでごはんは食べませんでしたが、朝食ではごはんをおかわりしました。二人でお櫃に入っていたご飯を平らげてしまったのです。美味しくいただきました。
 金井旅館様、素晴らしい時間をありがとうございました。

 お土産を買おうと湯沢屋酒店に寄りました。また、おばちゃんといろいろと話していたのですが、その中で「平家の里」だけは寄りなさいと言う忠告を受けました。
 源平の合戦に敗れた平家の落ち武者はいろいろな地に逃れましたが、ここ湯西川も平忠実が落ち延びたと言われています。端午の節句に鯉幟をあげないという風習も残っているそうです。そんな平家の生活様式を後世に残すため、古い民家を移築したりして作ったのが「平家の里」です。おばちゃん、ちゃんと行きましたよ。(2008/8/22,23)
 
温泉データ
源泉名・・・・・・天楽堂の湯
日帰り入浴時間・・不明(要問)
定休日・・・・・・無休
料金・・・・・・・500円
泉質・・・・・・・アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性高温泉)
泉温・・・・・・・51.6℃
pH値・・・・・・8.7
加温・・・・・・・なし
加水・・・・・・・なし
循環・ろ過・・・・なし
消毒・・・・・・・あり
入浴施設・・・・・男女内湯2 男女露天風呂2 混浴露天風呂1 家族風呂1
調査日・・・・・・2011年1月5日(2)
HP・・・・・・・http://www.path.ne.jp/~robcorp/kanai/

※関連リンクに画像があります。《パート1》《パート2》
住所: 栃木県日光市湯西川822
電話 : 0288-98-0331

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