霧積温泉 きりづみ館

きりづみ館と金湯館は姉妹旅館です。ご兄弟やられていたようですが、現在は代替わりしているようです。金湯館の1キロ手前に位置しています。
玄関横には大きな水車があります。また「人間の証明」で有名になった西条八十「帽子」の案内板がありました。森村誠一、西条八十、平林たい子、与謝野晶子といった多くの文学者が訪れているようで、館内には色紙がたくさん飾られています。
玄関を入ると大きな提灯、囲炉裏があり明治の雰囲気を伝えています。時間がゆったり流れているように感じられました。
浴室は奥の別の建物にあります。1階には溶岩風呂、階段を上がると六角風呂があります。午後九時に男女が入れ替わります。我々が行ったときは、六角風呂が男性用でした。2つの浴室を見比べたマァが六角風呂に入りたいと言うことで、他の客が居ないのを幸いに二人で入りました。
与謝野晶子が「はつあきの霧積山の石亭六方のまど霧にふさがる」と詠んだ浴室を再現したそうです。印象には残る風情のあるものでしたが、私は何か落ち着かない感じを受けました。
浴槽には無色透明のきれいな湯が溢れています。気持ちよく入れました。ただ、金湯館の引き湯なので源泉の特徴が薄くなっているような感じがしました。霧積温泉のお湯そのものを楽しむにはやはり金湯館に行かなくちゃね…。
気分良く浸かっていると人声が聞こえてきました。他の客が来たようです。慌てて私は浴槽を出て着替え、次の客に少し待ってもらいました。マァも大急ぎで着替えました。ふぅ~。
※2012年5月10日に閉館しました。
温泉データ
源泉名・・・・・・・・・・霧積温泉 入之湯
日帰り入浴時間・・・10:00~15:00
定休日・・・・・・・・・・ 無休
入浴料金・・・・・・・・800円
宿泊料金・・・・・・・・10000円~
泉質・・・・・・・・・・・・ カルシウム硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性温泉)
泉温・・・・・・・・・・・・39℃
pH値・・・・・・・・・・・ 7.6
加水の状況・・・・・・加水はしていません。
加温の状況・・・・・・入浴に適した温度を保つため加温しています。
循環・ろ過状況・・・衛生管理のためろ過装置を使用しています。
入浴剤の有無・・・・なし
消毒処理の状況・・なし
入浴施設・・・・・・・・内湯2(男女入れ替え)
最新入湯日・・・・・・2009年8月23日
公式HP・・・・・・・・・http://www.newtons-eye.ne.jp/kirizumi/index.html
※関連リンクに写真があります。
住所: 群馬県安中市松井田町坂本1668
電話 : 027-395-3856
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