川原湯温泉 やまきぼし旅館(閉館)
むささびや星を抱きて崖を飛び
2009年10月24日

●2020年のダムの完成により閉館しました。
川原湯温泉は何度も来ていますが、ダムに沈む前に宿泊で来ようと思っていました。その時には「やまきぼし旅館」にしようと思っていたのでした。それというのも、ここは私が温泉道の師と仰ぐ嵐山光三郎氏がお勧めの旅館だからです。氏の写真と色紙が飾られていました。
むささびや 星を抱きて 崖を飛び
こぢんまりとした和風の部屋です。珍しく月曜日が休めたので、日曜の晩に泊まることができました。他の客は誰もいないと言うことで二人だけで宿を貸しきりです。
早速、嵐山氏が「崖湯」と名付けた露天風呂へ。川原湯温泉は熱い源泉なのですが、適温で入れました。気持ちの良いものです。これだけでも来た甲斐があるというものです。
内湯の泉温は熱く、水道水でぬるめなければ入りませんでした。湯気も多く、満足な写真が撮れませんでした。でも、熱い湯に我慢して浸かった後のビールは最高でした。
夕食です。味、量ともに満足でした。ここの料理は必ず洋食が一品以上付くことで有名です。この日はビーフシチュー(左)とグラタン(右)でした。お酒はちょっと控えめにしました。その理由は・・・。
夜の「崖湯」に入るためです。少し冷たい冷気を感じながら、名湯にはいるのは最高ですね。このままここで一夜を明かそうかと思ったくらいです。
その晩はぐっすり眠ることができました。朝食はどちらかと言えば地味なものです。でも私たちにとっては十分満足なものでした。この年になるとそれほど食べられませんからね。名物の栗おこわは美味です。妻は気に入って持ち帰れないかと言っていました。(断られました)
朝も「崖湯」です。何度入っても気持ちの良いものです。その後は内湯に入りました。崖湯に入っている間中、窓を開けていてやっと写真を撮ることができました。泉温は熱い!でも「きく~」と言う感じですね。
月曜日の朝の川原湯温泉街です。寂しい限りです。ダムで沈むまであと何回来られるでしょうか・・・。 (2009/1/25)
政権が変わり、川原湯温泉は大揺れです。興味本位で行きたくないので当分行くのを控えようと思っています。落ち着いたらまた名湯に浸かりに行こうと思っています。
温泉データ
源泉名・・・・・・・・・・川原湯温泉元の湯、新湯の混合泉
日帰り入浴時間・・・(日帰り不可)
定休日・・・・・・・・・・
宿泊料金・・・・・・・・10000円
泉質・・・・・・・・・・・・含硫黄ーカルシウム・ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉(中性低張性高温泉)
泉温・・・・・・・・・・・・71.6℃
pH値・・・・・・・・・・・7.1
加水の状況・・・・・・源泉温度が高温の為、加水しております。
加温の状況・・・・・・なし
循環・ろ過状況・・・なし
入浴剤の有無・・・・なし
消毒処理の状況・・なし
入浴施設・・・・・・・・男女内風呂各1 混浴風呂1
最新入湯日・・・・・・2009年1月25日
公式HP・・・・・・・・・不明
※関連リンクに写真があります。《パート1》《パート2》
住所: 群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯301
電話 : 0279-83-2011
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