伊香保温泉 睦庵(閉店)
お蕎麦を食べて温泉に浸かろう
2009年12月08日

●令和元年9月に閉店しました。温泉も閉鎖されたようです。「処々や」は営業しています。
温泉紹介の前にお店の説明をしなければなりません。
ここはかつては「叶屋旅館」として温泉宿を営業していたそうです。そこを改装して、現在では1階が「処々や」という伊香保焼き(たこ焼き)のお店、2階が「睦庵」というお蕎麦屋さんになっています。温泉宿の方はケーブルカー付きの「景風流の宿かのうや」という立派な建物が近くに建てられています。
まずは「かのうや」さんの駐車場に向かいます。伊香保露天風呂の手前にその駐車場はありました。そこからこの宿自慢のケーブルカーで上に上がります。乗り場の建物に入ると「ご用の方はフロントに電話して」とありました。電話をすると「お泊まりですか?」と聞かれたので「いえいえ、処々やさんに行きたいのですが…。」と答えますと少し間があった後で「お迎えに行きますので、少しお待ち下さい」と言われました。少しするとケーブルカーが降りてきました。仲居さんが私一人のために運転して下さいました。恐縮してしまいました。
「かのうや」さんの4階から外に出て少し歩くと石段街の一番上の所につきます。そこに「処々や」さんはありました。暖簾をくぐって「お蕎麦が食べたいのですが。」と言うと「どうぞ2階へお上がり下さい」と言われました。てんもりそば(1000円)を注文しました。伊香保に来たら水沢うどんが定番ですが、今日はお蕎麦です。味もなかなかでした。
食べ終わった後、「ここは温泉に入れると聞いたのですが。」と言うと「はい、先ほども入られたお客さんがいましたよ。見てみますか?」と聞かれたので、「いえ、入らせて下さい」とお願いしました。すると笑顔でこちらへどうぞと階段の踊り場の所の扉を開けました。そこが浴室だったのです。
奥が女風呂、手前が男風呂です。脱衣所もそのすぐ前にあるのですが、女性は男性用の脱衣所を通らなくてはなりません。これは貸切風呂、家族風呂と考えた方がよいですね。実は浴室も一応男女に分かれてはいるのですが、浴槽奥の湯口のある空間で繋がっているのです。だから混浴のようなものです。浴槽は少し深めなので要注意です。
その空間に入ると伊香保の黄金の湯が打たせ湯のようにドバドバと頭の上に降ってきます。今まで入った伊香保温泉の中で、良い意味で一番泥っぽいものでした。感激しました。
帰りは石段街を降りて、歩いて「かのうや」さんの駐車場まで行きました。伊香保散策を楽しみました。(2009/12/1)
温泉データ
源泉名・・・・・・本線(混合泉)
日帰り入浴時間・・?
定休日・・・・・・水曜?
入浴料金・・・・・500円(お蕎麦を食べれば無料!)
泉質・・・・・・・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物温泉
泉温・・・・・・・40・9℃
pH値・・・・・・6.4
加水の状況・・・・なし
加温の状況・・・・なし
循環・ろ過状況・・なし
入浴剤の有無・・・なし
消毒処理の状況・・なし
入浴施設・・・・・男女別内湯?
最新入湯日・・・・2010年11月7日(2回)
※関連リンクに画像があります。
住所: 群馬県渋川市伊香保町伊香保10
電話 : 0279-72-2156
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