
最近、
スイフトの可変バルタイが動いていない事に気付きました。
ナンテコッタイ/(^o^)\
載せ替え+ボルトオンターボ車だからって、
ECUに検出させない工作は出来るハズ?
【絶賛検出中のダイアグコードとフェイルセーフ】
○P0108 … プレッシャセンサ系統High異常
→ スロットル開度とエンジン回転速度から圧力値を推定
○P0401 … EGR流量低異常
→ EGRバルブ全閉固定
○P0102 … エアフローメータ系統Low異常
→ スロットル開度とエンジン回転速度から空気流量を推定
→ ISCフィードバック停止
→ VVT制御停止
→ EGR制御停止
→ キャニスタパージVSV制御停止
○P0350 … 点火信号系統異常
→ 異常発生側の噴射を禁止
○P0172 … 空燃比リッチ異常
→ キャニスタパージVSV制御停止
○P0328 … ノックセンサ系統High異常
→ ノック制御停止
上から順に処置していきます。
○P0108 … プレッシャセンサ系統High異常
調べると、スイフトのプレッシャーセンサは5V駆動で、
大気圧におけるセンサーの出力は、約4Vとなるように校正されているようです。
加圧すると4V以上、負圧では4V以下の出力となります。
尚、負荷をぶら下げても出力電圧に違いが無いので、電圧出力が予想されます。
ターボ車の場合、タービンによって加圧される為、センサーの出力は4V以上となります。元々NA仕様しかないスイフトなので仕方ないのですが、ECUはセンサー出力が4.75V以上を超えるとセンサーが異常であると判断しダイアグコードを出してきます。理にかなってるし仕方ないね。
そこで、面倒ですが、センサーの信号に細工して、4.3V以上を出力しないようにすれば良いと考えました。
試した結果、センサーの出力インピーダンスがそこそこ高いようなので、オペアンプとツェナダイオードを噛ましてリミッタ回路を組んでみた。
コンプレッサーエアーで加圧試験したりしてみたけど、4.3V以上は出力されなくなり、ダイアグ検出もされなくなりました。
okok
○P0401 … EGR流量低異常
これは、
P0108 … プレッシャセンサ系統High異常
によって、ECU内部でセンサーの取得値が更新されない事に基づいていると予想されます。
プレッシャーセンサのダイアグコードと共に消えました。
○P0102 … エアフローメータ系統Low異常
エアフロセンサから、e-manageを経由してECUに接続しています。
e-manageを接続しないまま、イグニッションSWを入れてしまった体たらく。
ダイアグコードをリセットしたら消えました。
○P0350 … 点火信号系統異常
調べると点火信号を出力しているのに実際に点火されないケースが、
5回以上続いたとのこと。
どうやって点火を検出しているのか悩みました。
スイフトにコイルのリターンはありませんyo?
なんとなく絵を見ると、点火信号そのものをモニタしているように取れます。
しかし、波形のHigh側電圧高すぎね?
電流を見るにしてもちょっとシビアな希ガス。謎です。
点火信号は、e-manageを経由している為、最初はe-manageを疑いました。
純正ECUの点火信号はe-manageにしか接続されていないしね。
とりあえず、純正ECUの点火信号ラインのインピーダンスを下げてやれば良いような気がします。
そこで、e-manageに手を加えました。
デフォルトの状態で、4.3k~10kの間(忘れた)だったので、220オームをぶら下げてみました。
抵抗値が低いような気がしますが、ダイレクトイグニッションのコイルが飽和してしまった時を考えると(通常有り得ない)、結構余裕があるんでしょう?(w
調度良さそうな手持ちがありませんでしたorz
対処が正しいのかはわかりませんが、ダイアグからは消えました。
結果オーライokok
○P0172 … 空燃比リッチ異常
燃料吹きすぎでダイアグコードを吐いているようです。賢い!(w
インジェクタの容量、燃料リターン、圧力可変燃圧によって、
結果的に濃くなっているようです。
若干、燃圧を下げて、サブコンで燃料をがっつり薄くしたら検出しなくなりました。
ブースト掛けても燃料はまだ余裕があります。okok
○P0328 … ノックセンサ系統High異常
ノックセンサーの出力が一定期間3.9Vを超えるとダイアグコードとして出力されるようです。
考えられる原因としては…
○インテーク周りの配管が車体と接触している箇所がある
○実際にノッキングが過大なのかも(私がニブチン)
○センサーの調子が悪い
○ターボ車では仕方ない
調べるとノックセンサーの出力インピーダンスは非常に高い(少なくとも100k以上)
ので、セラミックコンデンサーをぶら下げる暫定対応を行いました。
見事、ダイアグコードからは消えましたが、次の課題ですね。
一先ず、ダイアグコードは全て消え去りました。
車検の時も怪しい目で見られなくなって安心だね!(違
※上記の内容には、
車両を破損させ、即時走行不能に陥る内容が含まれています。
参考程度とし他車に反映する場合には自己責任として下さい。
Posted at 2013/10/16 22:43:37 | |
トラックバック(0) |
ECU | 日記