シャフト、ブーツ 破れ応急処置

【閲覧注意】

画像の見た目がよろしくないのでお食事中の閲覧はお控え下さい。

年末に起きたドライブシャフトブーツの破損。

最悪の事態は…

ドライブシャフトのグリス切れ→ドライブシャフトASSY交換

の可能性もあり、半日後には長野への遠征(往復700km)も控えているので応急処置をしました。

ドラシャブーツ内の充填用グリスに ウレアグリス

破れたブーツの補修用に接着剤。
ゴム用や耐衝撃用などを追加購入して数点揃えてみました。

２液混合タイプの物は遠征出発までに硬化時間が足りないのと気温が低すぎる為、見送りました。

ウレアグリスを100均の注射器に充填し、注射器先端の口径に合う耐油ホースをつないでブーツ内の奥底の方から注入。

グリス充填後、ブーツの破れを接着剤で補修。

結果的には追加購入した瞬間接着剤はタイプに関わらず、ブーツの破損箇所がキレイにくっ付かず、合成ゴム系の万能ボンドが一番キレイにくっ付きました。

街乗り程度では問題なかった応急処置も高速道路になると高速回転により遠心力も高くなるため、補修箇所の隙間からグリスが飛び散ってました。

遠征後、再びグリスを充填して接着しなおし、部品納入まで必要最低限の運転だけにして連絡を待ちました。

ブーツ破損から２週間・走行距離約1000km、グリスまみれになりましたが異音の発生もなく修理の日までしのぐ事が出来ました。

ドラシャの修理・オーバーホールを担当された整備士さんに状態をお聞きしたところ…

グリスはほとんど飛び散って無くなっていたが数回のグリス充填をしていた事もあり、ドライブシャフトにダメージは見られなかったです。との返事をいただきました。

付け焼き刃な応急処置ではありますが、やっておいて良かったです。

修理ついでに頻繁にバラす足回りのボルト・ナット(サービスマニュアル上は再利用不可)も補修用に購入しておきました。

ブーツは破損したホイール側だけの交換で良かったのですが、部品代も高くなく工賃も変わらないのでデフ側も交換しておきました。