F31後期型XJ(平成三年十二月式)、ダークブルーツートーン(4G4)…
平成23年3月12日、震災翌日の混乱のさなかに納車されました。
サンルーフの魅力に負けて導入しましたが、
20年落ちにしてはマズマズの状態、各部とも綺麗な車体です。
スリー?オーナーで記録簿付き、納車時でODOは93,100kmほどでした。
納車時、直前まで乗っていたサンルーフなしの同色同グレードのF31型レパードから、お手入れ済みのエンジン、駆動系、足回りをはじめ、外装パネルや内装のキレイな部分を全て移植しました。いわゆる「ハコ替え」ってヤツですね?!
2012年6月~10月に内外装プチ(?)レストアし、末長く乗り続けるためのアンチエイジングをしました♪
2013年10月に変速機など駆動系をF31型レパード前期型XJ系の純正5MTに換装し、車検証に「改」の文字が加わりました。
純正ATだった頃は、走り出して各部が暖まり、60km/hで4速に入るようになると…
すごく滑らかで静か、とても快適な車です。
古くても、さすがは高級車の端くれ…って感じ!
5MT化後は、ファイナルギアが少々大きくなり、全体にローギア化したことで、走りが元気になったように感じます。
同じ速度なら回転数が上がるはずで、燃費が悪化すると思う方もいるかもしれませんが~
トルコンでのロスなく、エンジンのパワーを無駄なく伝えられるようになったらしく、むしろアクセルの開度が小さくなり…
実際には少し燃費が向上しました♪
XJという底辺グレードですが、現代でも必要にして充分な装備をもち…
カタログスペック上はフラットトルクで非力に見えるエンジン、VG20Eも、
実際に通勤など普段使いから、ちょっとした山道まで乗り回してみると、
3000rpm付近にトルクバンドがあり、アクセルワークによって
意外なほど小気味の良い加速をします。
いたずらに速さを求めたりしない、オトナ向け…といった印象♪
過給器もDOHCも無くエンジンルームに余裕があり整備し易く…
可変ダンパーもパワーシート等も無いし、とにかくシンプルなぶん故障の心配が少なく、
レギュラー仕様であることも併せてF31にしては経済的です。
逆に財布を気にせずアクセルを踏めるのは、精神的にイイかも?
華やかな見た目だけでなく動力性能も装備も、総合的に飽きが来ないので、
長く乗り続けられそうです~。