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ラインゴルトの愛車 [フォルクスワーゲン クロスポロ]

世界最大の蒸気機関車のトリビア

投稿日 : 2019年07月25日
1
復活後各種イベントに活躍を続ける、
ユニオンパシフィック鉄道のビッグボーイ。
ロッキー山脈を補機無しで超えるために、
第二次世界大戦中に設計・製造されました。

その山脈超えの連続勾配は11.4パーミル、
日本でよくある25パーミルなどと比べると、
意外とたいしたことはない??
ところがそこは広大な北米大陸、
11.4パーミルの勾配が約280kmも続きます!
その連続登り勾配で5000トンの貨物列車を、
ビッグボーイ1両で安全に牽引できました。
ちなみに平地ではその重量級貨物列車を、
最高速度130km/hで運用したそうです。

2
北米の鉄道路線は、
その広大な国土にもかかわらず、
意外と急曲線が多いことにも驚きます。

ビッグボーイは前後に2組ある走行系の内、
先台車を含む前部の動輪ユニットが、
ボギー台車のようにカーブに合わせて、
左右に首を振る構造になっています。
3
これは復活運転での貴重なカット。

レールを傷めないようにオイルを塗り、
なんと半径90m!のカーブに挑むシーン。
ちなみに設計上では、
半径87mまでは通過可能だそうです。
4
こちらのカットでも、
中心からずれたヘッドライトの位置で、
前部走行系のスイングが良くわかります。
更に7軸の台車を持つテンダー(炭水車)は、
前部の2軸はボギー構造、
他の固定5軸の内3軸は横に数センチ動き、
急カーブでの走行を容易にする工夫が。

これらの機構によって、
全長が40m以上もの長大な車体に、
テンダーも含め19軸の車軸を持つ機関車で、
驚くほどの急カーブを難なく克服しています。

雑誌でも世界最長・最重量が強調され、
曲線通過性能までの記述はほとんど無く、
小さい頃から大好きだったビッグボーイの、
こんな意外性も知っていただけたらなぁと、
今回も超?マニアックな話題でした(笑)


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この記事へのコメント

2019年7月26日 0:32
こんばんは~

EF57の曲線通過の様です(笑)

レール塗油も、過ぎると空転するので難しいでしょうねぇ。
コメントへの返答
2019年7月26日 8:49
こんにちは!
たしかに!(笑) 地元なので愛着がある電機ですが、あのデッキに似てますね~♪
また塗油も言われる通りで、このように経験豊富な作業員が慎重に塗っているようです。
このくらいの急曲線だと先台車の脱線防止も兼ねた作業だそうですね~。

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