ＥＴＣ車載器の取り付け

納車時（2009年4月）にＥＴＣ車載器が在庫薄だったため、ディーラーに取り付けを断られました。
ネットで探してもすぐに売り切れで、しかたなく地元のカー用品店に予約していましたが、２週間程度で連絡があり、幸運なことに９９３に取り付けしたものと同じ機種を購入できたので、今回もＤＩＹで取り付けしました。

本体の取り付け位置はダッシュボード右側にあるグローブボックス（小）です。
右側に寄せて付属の金具と両面テープで取り付けしました。
このボックスは左右のストッパーを中央に向かって押すと簡単にはずれ、普通のカッターで加工が可能です。
この写真では見えませんが、ボックス裏側には電源コネクタとアンテナコネクタのサイズよりもひと回り大き目の穴を開けて２本のコードを通しています。

電源はヒューズボックスから取ります。ヒューズボックスは運転席ドアを開くと見えるダッシュボード右端にある樹脂のフタを開けると現れます。
ヒューズと入替して使う部品を使用し、常時通電（赤）とアクセサリ（青）をとります。マイナスアース線はヒューズボックスの近くにあるトルクスネジ（Ｔ２０）に噛ませました。
ボックスのヒューズ位置は生産時期やグレードによって相違があるようなので、通電状態の確認が必要です。

電源コードは短く詰めてしまいたいところですが、妥協しました。束ねてヒューズボックス付近の空間に挟み込みます。
余ったアンテナ線は緩く巻いて電源コードの奥に押しこんであります。

Ａピラー内にアンテナ線を納めます。内装をはずすにはトルクスネジ用レンチ（Ｔ２０）が必要です。
「AIRBAG」と書かれているフタは専用工具ではないプラスチックのヘラでゆっくり慎重にこじりましたら ツメが折れることなくはずれました。
内装材は、はずすのは簡単でしたが、元通りはめ込みするのにコツが要りました。
Ａピラーの根元の部分は幾分垂直に近くなっています。この根元の部分は横に押すように、上部は斜め上（ピラーの角度に沿って）に押すようにする必要がありました。
※写真中の矢印の向きに力を入れます。

アンテナはフロントガラス上部のこの位置へ。ケーブルはガラスと内装材の間に押し込むことができます。
アンテナ取り付け位置は網目模様がプリントされている部分ですが、正常に動作しました。
※くれぐれも動作テストは慎重になさって下さい。

最後に、当作業を行なうにあたり、みんカラの先輩オーナーさん達の整備手帳はとても参考になりました。情報を掲載して下さったゴルフⅤオーナーの皆さんに感謝いたします。