念願だったオリジナーレ。
1971年型 FIAT500L。
たった18馬力なのに、こんなに運転が楽しいなんて!
下りの峠道が楽しくて楽しくて!!
いつも期待以上のパフォーマンスを見せてくれた540。
もうちょっと、あと少しだけ(過回転で)頑張ってくれ!
そう祈るようなシチュエーションでは、
決まって想像以上の性能を発揮してくれた。
擬人化抜きに言うが、本当に乗り手の気持ちが伝わる
クルマだった。
そうとしか思えないような事例は数多くあった。
かつての愛車、ユーノスロードスター以上の一体感と
ライディング・ハイを味あわせてくれた。
乗る…というよりはオーダーメイドの服を着る感じ。
これほど五感とシンクロしたスポーツカー(あえてそう呼ぶ)
は他になかった。
そう。これほどまでの一体感と快感を味あわせてくれる
なんて、想像もしていなかったんだ。
こいつだけは一生モノの相棒として
付き合っていくつもりだったのだが・・・。
2011年10月
スポーツ走行を前提として、かねてからの夢であった
アルファ・ロメオ GT1300ジュニア購入に伴って、
泣く泣く手放す事になった。
当初は3台体制も検討していたが、どうしても経済的に
無理だったのだ。
わずか1年半の間に、共に20,000km以上を走り回った。
数々の思い出と出会いを残してくれた。
所有した年数だけじゃない。 勿論、走行距離だけじゃない。
愛車とオーナーだけが知る、濃密な時間。
僕にとっては10数年間にも匹敵する、胸が熱くなるような時間…。
そんなに気に入っていたのに。
こんなにも僕になついてくれていたのに。
一方的に売っちまって、
本当にそれで良かったのかって?
勿論、後悔は覚悟の上である。
何を言っても言い訳にしかならない。
本当に済まない。そして心からありがとう。
忘れない。
PS. 2011年11月、新しいオーナーさんの元へ嫁いでいきました。
セーリオさんには、最後まで本当にお世話になりました。
同じ様にこのクルマを愛してくれたあにいさんが
悲しい映像を作ってくれました。 ↓
https://youtu.be/QCtxJv7OMdw
追記:別れてからは夢に見るくらいの後悔と自責の念に苛まれてきた9年間でしたが、
2020年5月24日、とうとうこいつを探し当てて買戻しましたよ~!
9年ぶりに、可愛いこいつとの生活が始まります。もう別れたくないなあ。