レザー貼り準備 (ツィーター・Aピラー埋め込み)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
前回の整備手帳で上げた「ツィーター・Aピラー埋め込み」。
「レザー貼り」について、ご質問をたくさんいただきましたので、少しだけ、情報追加しておきます。
写真は貼付作業前の「準備段階」のものしかありません。
貼付作業中の写真は、ホント、一枚もありませんので、ご了承ください。
(写真、撮ってる余裕ないので・・・)
それと、ご質問をくださった方々、
私(ド素人)が試行錯誤しながら、たまたま上手く出来ただけ・・・ですので、成功を保証するものではないことを十分、理解してくださいね。
2
スプレーボンドを塗布してレザー(PVC)を貼りますが、「キモ」になるのは、パテ整形したピラー・デザインの「凸部」と「凹部」です。
多分、ここさえ上手く貼れれば、あとは大丈夫だと思います。
この部分のレザーの”伸ばし”がキモです。・・・たぶん。。。自信ないけど。。。
で、普通?は、ボンドを塗って、貼り付けてから、熱風を当てながら少しずつ生地を伸ばして「凸部」と「凹部(逆R部)」に馴染ませていくわけですが、
この伸ばしの加減が私には難しい。
伸ばす向き、伸ばす量、張り込んでいく順番・・・
一度にいろんな事を考えながら、相手の出方を伺いながら、しかも、ボンドはどんどん硬化していく。。。
もうね、私には絶対無理!
で、ボンド塗って、貼ってから伸ばしていくと、たいがい失敗します。
少なくとも私はそうでした。(私だけ?)
3
で・・・考えたのが、事前にレザーを「ある程度」伸ばしておく・・・という作戦。
整形したピラー・デザインに合わせて、生地の裏側にマーキングしておいて、熱風を当てながら生地を素の状態で事前に少し伸ばしておきます。
写真のように伸びた生地が「コブ」のようになってますね。
整形したピラーのデザインと相談しながら、どこを、どれだけ伸ばせばよいか、想像しながら。。。
接着剤の塗布前ですから、あせる必要はありません。
ゆっくり、落ち着いて伸ばしていきます。
この伸びた「コブ」の部分が、パテ整形したピラー・デザインの「凸部」と「凹部(逆R部)」に当たります。
伸ばしすぎると、貼ったときに生地が余って「シワ」として残ります。
伸ばしが足らないと、結局、貼ってから伸ばしの作業が発生します。
この兼ね合いがチョット難しいです。
まぁ、伸ばしすぎて生地が余るよりは、少し伸ばしが足らない・・・ぐらいが丁度イイと思います。
ここまで、準備しておいて。。。
4
いよいよ、接着剤の塗布です。
私は「コニシ G17」のスプレーボンドを使いました。
一気に全体に塗布するか、写真のように「これから貼る箇所」だけに塗布して少しずつ貼っていくか・・・
私は後者でないと出来ません。(でした。)
接着剤(コニシ G17)の取説に従って、塗布後、接触乾燥まで待ちます。(5分程度)
で・・・ピラー・カバーに乗せて貼ります。
既に「ある程度」レザーを伸ばしていますので、必然的に嫌でも? ピラーの凸部に馴染んでくれます。
後はツィーター埋め込み部に切り込みを入れて「凹部」を貼ります。
「凹部(逆R部)」も同様にレザーを「ある程度」伸ばしてありますので、切り込みを入れれば、自然と馴染んでくれます。
伸ばしが足らない部分のみ、熱風を当てながら、伸ばしの微調整。
あっ、くれぐれも、ツィーター埋め込み部の「切り込み」は少しずつ、少しずつ。。。
切り込んだ後のレザーの動き(馴染み方)を想像しながら。。。です。
少し切っては「逆R部」を押さえ、また、少し切っては押さえ・・・
事前にレザーを伸ばしていることで、
貼りながら・・・熱しながら・・・伸ばしながら・・・という「ながら作業」の行程を少しでも減らしてやることで、失敗のリスクは少なくなります。(・・・たぶん)
5
写真はここまでです。
この後の「貼付」の作業写真はありません。
ゴメンなさい。
くれぐれも、私(ド素人)の浅はかな思惑による作業ですので・・・
繰り返しますが、成功を保証するものではありません。
また、私は今回の「PVCレザー」しか使ったことがないので、アルカンや他のスエード生地の場合は、どういう挙動を示すか全く分かりません。
この点もご承知おきください。
参考になればよいのですが。。。^^;
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