openport導入について3(RomRaider導入編)
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さて、次はRomraiderについてです
Romraiderの機能には大きく分けて2つ有ります
(1)ECUEditor
ECUデータのMAPを変更することが出来ます。
スピードリミッタの変更、ブースト圧の変更、バイワイヤスロットルの変更・・・上げればきりがないのでこの程度にしておきますが
何をするにしても、車の定義ファイルが必要となります。
その2にも書いた通り、定義ファイルとは、どの設定項目がECUデータのどの位置を指しているかを定義づけるファイルのことです。
例えば速度リミッターを司る部分がECUデータのどこに当たるのかを指定するファイルが定義ファイルです。
デフォルトで自分の車に定義ファイルがあるかどうかが非常に重要になってきます。
ちなみに画像は私の車(DBA-BR9)のノーマルのブーストMAPです
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(2)ロギング
ブースト値、水温、アクセル開度や可変バルタイの角度、点火時期、空燃比などなどECUに入ってくる各種センサーの値やそれから計算で求められる値をリアルタイムで見ることが出来、更にはCSVファイルで保存も可能。他にも色々と機能がありますが追々書いていきますね
まずはインストールしないことには(^^)
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たいていの方はWin(PC)でしょうか
バナーをクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードが終わったら
Romraider(バージョン名)-setup.exe
を実行
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NEXTをクリック
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EcuFlush同様利用合意条件が出てきます
I accept the terms of this licensu agreement
にしてNextをクリック
インストールする場所を聞いてきます
通常はそのままでOKだと思いますがDドライブとかに保存したい方は変更してください。
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Romraiderのインストールが終わったら
次に定義ファイル ECU definitions(ECU定義)と logger definitions (ロガー定義)をダウンロードします。
どちらもZIPファイルです。
解凍して一つのフォルダに収めておくほうがいいでしょう
ECU定義
http://www.romraider.com/forum/topic360.html
2種類ファイルが有りますが
ここでダウンロードするのは
METRICの方です
STANDERDの方は単位系が日本と違いますので注意
例えば温度表示が華氏だったり圧力の単位が違ったりします・・・
ロガー定義
http://www.romraider.com/forum/viewtopic.php?t=1642&start=1
これは
METRIC、STANDERD共にZIPファイルの中に同梱されています
使うファイルは
logger_METRIC_EN_v204.xml です
他のファイルはいりません
間違いやすいので消去してもいいと思います。
ちなみにENとは英語版、他のファイルにあるDEはドイツ語版です
ファイルの日付を見れば分かるのですが
公式なECU定義は2009年10月9日が最終バージョンです
それ以来更新されていませんので2010年以降の車はほぼ100%
自分でECU定義を作成しなければなりません。
一方ロガー定義は2013年に更新されています
なので現状2010年以降の車だとロギングは出来てもECUMAPは見られない=データ変更できないという現象が起きる可能性大です(><)
かく言う私の車も、例に漏れずECU定義は自分で作成しました(><)
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さて・・・ここまでインストールandダウンロードが終わったら
次は自分の車のECUを吸い出してみましょう。
次回はECUFlushによる、ECUデータの吸い出しについてです。
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