ブルーバードの老夫婦。

今日は休みで、相方さんと松本まで出かけたんですが、その帰り。

塩尻インターの下の2車線道路で三角板出して止まってるブルーバードシルフィ。

もみじマークも見えたので直ぐにクルマを止めて駆け寄ると、どうやらフロントタイヤがパンクしているみたい。

おじいちゃん、自分でなんとかタイヤを換えようとしていたらしく、トランクの荷物を降ろしてスペアタイヤを降ろしてジャッキを掛けて…と。
そのパンタジャッキをジャッキポイントに対して斜めに掛けていたのでめちゃくちゃ重い(´Д` )
なので一度下げて掛け直し…。

で、仕事で前にシルフィのタイヤ交換をやったのを思い出したんだけど、あのクルマのホイールキャップ

めーちゃくちゃ固いのね。

これおじいちゃんじゃ外すのキツイだろうなぁと。

根性で外してタイヤを換えて、とりあえず「パンクしちゃったタイヤはサイドが切れてるんで新しくしないとですね^^;」ってコトと、「近くにスタンドありますんで、一応スペアもタイヤの空気圧を見た方がイイかもですね」とお伝えし…

帰ろうとしたんですが、老夫婦に「コーヒーでも飲んで！」と、写真の包みを渡されてしまい…（笑）
受け取るワケには…とお返ししようと思ったんですが気持ちだから受け取ってくれと言うので…。

後はその近くのスタンドに寄って「今スペアに換えたクルマが来るから、ちょっとタイヤと空気圧を見てやってくれ」と伝えてその場を後にしました。

それはそれとして。




おじいちゃんが作業を始めてから、一体何台のクルマが通ったんだろうと。

若いモンならちゃちゃっと準備してって出来ますが、おじいちゃんのスピードだと、恐らく30分くらいは経ってたんじゃないかなぁと。

梅雨の中休み＋時刻は午後２時過ぎで、気温は1番暑い時間帯。アスファルトの熱とクルマの熱で相当な温度だった。

事実俺が駆け寄った時、おじいちゃんは地面に座り込んでました。
恐らく体力は既に結構消耗していたんだと思います。




俺が作業している間に、一体何台のクルマが通ったんだろうと。

中にはちょっと笑いながら通過するクルマも居たそうです(これは後から相方さんに聞いた話)




なんでみんなこんな薄情なんかと。

横○ナンバーだから明らか県外車ってコトくらいわかるし、警察でもなんでも電話の一本でも入れて上げればイイのにね。
作業が終わるまで、何も来ませんでした。つまりはそういうコトです。


みんなそんなに時間が無いのかと。

ちょっと止まって様子見て電話する時間も無いんかと。


何が「絆」なの?


出来るだけのチカラがあるなら、出来るコトをしませんか?



とりあえずシルフィの老夫婦が、無事に帰り着いて居ればいいのですが。(；´Д`A


いくらなんでも薄情過ぎやしないか?と思った休日でした。