キャリパーオーバーホール等に16時間

車齢が20歳になったので、キャリパーのオーバーホールと、ブレーキホースの交換を行いました。（写真はオーバーホール後のリアキャリパー）

フロント、リアに分けて行い各8時間掛りました。

ピストンは固着しているとエアーで外れない恐れがあるので、ブレーキペダルの油圧で押し出しました。

キャリパーの溝をきれいにしているところ。

専用工具をMonotaROで購入しホジホジしました。（¥1080）

スライドピンの穴清掃も、穴用ブラシを購入して綺麗にしました。

ピストンのダストブーツ取付けは、リングを嵌めるタイプでしたが、この工具のおかげでブーツに傷を付ける心配もなく作業ができました。

しかし、スライドピンのブーツ嵌めは失敗しました。
今回初めての圧入タイプで、19mmのソケットで圧入したら蛇腹のゴムを噛んて亀裂を入れてしまいました。

蛇腹をテープ巻きで保護し21mmのソケットでやったら上手くいきました。失敗がいい経験になりました。

リアのパーキングブレーキもディスクを外して清掃しました。

ブレーキホースも全て交換しましたが、写真の右リア側は、赤丸部が狭くて脱着しづらかったです。（写真は交換後）

ホース交換時には、フットブレーキを踏んだ状態にして置くと、パイプからオイルがポタポタしません。（つっかえ棒で代用）

ただしストップランプが長時間点灯したままになり、バッテリー上がり寸前に気づいて大焦り。バッテリーターミナルを外したほうが良いです。

ブレーキパイプ外しは、KTCの専用レンチを新たに購入しました。
（MZ1-10×12　¥2189）
フレアレンチよりもアゴ部が厚く剛性があり、安心して作業できました。過去にフレアレンチでやった時にアゴが開いて舐めそうになった経験がありました。

予想以上に作業時間が掛りましたが、これで安心です。

ディーラーメカニックの友人曰く、キャリパーオーバーホールは、ピストンが固着しない限りはやらないと言っていました。

ブレーキホースも、多層構造の為、外観にヒビがあっても内部に影響は無いかもしれません。

交換したから何かが良くなる事も無いけど、安心の為です。

【今回の購入部品】
Fオーバーホールキット（ミヤコ） ¥2,124
Fブレーキホース交換(純正2本) ¥2,556

Rオーバーホールキット（ミヤコ） ¥1,376
Rブレーキホース交換(純正4本） ¥5,504

合計¥11560

前パッド残厚5mm（限界2mm/新品10mm）
後パッド残厚7mm（限界2mm/新品10mm）