マツダは、新型デミオに新型エンジン skyactivを積んで、ハイブリッドではないのに燃費30km/Lをうたいました。
他メーカーとは全く違うエコへのアプローチに、技術者魂を見ました!
この新型エンジンは、ガソリンをディーゼルに、ディーゼルをガソリンに近づけるという発想で生まれたようです。
ご存知のように、ディーゼルが燃費がいいのは、カンタンにいえば高圧縮比による高効率のおかげ。(なぜ高圧縮比にすると高効率かは、圧縮比が高ければ高い程、排気量と投入燃料量が同じでもピストンを押し下げる圧力が大きくなるためだそうです)
だったら、ガソリンももっと高圧縮比にすればいいじゃん?がはじまり。いままで、スポーツカーのエンジンでも11ぐらいだった圧縮比を、フツーのファミリーカーのエンジンで14にしようと!
もちろん、簡単には出来ません。
ガソリンの高圧筒内直接噴射技術と、その制御技術が発達した今だからこそ出来る、ということもあるでしょうが、なによりも、「まだまだガソリンエンジンそのものが、もっともっと高効率化できるはず」というマツダの技術者の皆さんの強い思いがあったからこそできた事だと思います。
なんでもかんでもハイブリッド、電気じゃツマラナイ!
マツダ、がんばれ!
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つれづれに | クルマ
Posted at
2011/09/17 22:25:38