ネットはすごいな、と思い知らされるのは、こんなものが手に入っちゃうときですね。
ゼンハイザー ヘッドホン HD414最初期型 元箱、1969年の領収書など付属(黄色のイヤーパッドは新品)です。

1969年当時の保証書、広告チラシなどもセットでアメリカからやってきました。

このヘッドホンは、世界最初のオープンエア型ヘッドホンで、1968年のデビュー。
日本には1970年から輸入されました。(販売価格¥9800)
日本発売当初、革命的な軽さ、装着感の良さで大評判となったようです。
その後マイナーチェンジしてHD414Xとなり、ウォークマンなどの携帯プレーヤーでも音量が出せる低インピーダンス仕様も加わり、1985年ごろまで作られ続け、ゼンハイザーのホームページによれば、
全世界で1000万台以上が販売されたとか。
また、1995年にはゼンハイザーの50周年を記念してHD-414Classic(復刻版)が発売されています。
そのためか、
最初の発売から42年たった今でも、交換用イヤーパッドを製造していて、新品が手に入ります。
ですから、今回手に入れた1969年モデル一式の中には、このヘッドホンのオーナーが、購入15年後の1983年にイヤーパッドを購入した明細まで入っていました!
そして、いま自分が、やはりアメリカから買った新品のイヤーパッドをつけて使っています!不思議な感じですね。
音質は、意外といいですが、帯域は狭めで、やはり昔の音といっていいでしょうね。
でも、1969年当時として考えれば、超高音質だったのかもしれません。
ポップな曲なら、メリハリがあって楽しく聴けます。
ニセモノ騒動でお騒がせしたIE8のご先祖様、けっこうたいしたもんじゃないですか。
Posted at 2010/11/09 13:41:34 | |
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