
さて、前回は、大きいコンプレッサーホイールと、ハウジングを
衝動的に手に入れたお話でした。
その後いろいろ調べまして、
コンプレッサー側を大きくする⇒
詰め込む吸入空気の量が増える⇒
その結果、排気の量も増える⇒
増えた排気をウマク排出してやらないと排圧が上がるばかりで結局パワーが出ない
ということがわかりました。
排気をうまく排出する、ということは、マフラーや触媒の事ももちろんですが、
「カットバック」という加工をタービン羽にするか、
エキゾーストハウジング(タービン排気側の通路)を大きくするか、など
いろいろな手があります。
「カットバック」はよく行われる手ですが、タービン羽の効率を落とすことになるし、
何よりお値段が高い(あのチョー硬い羽を、しかも8万回転回るからバランスにも気をつけながら削るため)のでパスしました。
そうこうしているうちに、またまた某オークションに、今度はTD05HR用10.5Tハウジングが出てきました!
10.5Tというのはノズル面積のことで、ぶっちゃけ大きいほうがパワーが出せるのですがエボ6とTMEで10.5Tだったのがエボ7で9.8Tに小さくなってしまったのです。これはパワーよりレスポンス重視の考えなのですが、結局8MRと9以降は10.5Tに戻ったんです。
ということで、カットバックではなく、ハウジングを大きくする方向で、
10.5Tハウジング ゲットォ~!!
写真左がエボ7ノーマルの9.8T、右が今回の10.5Tです。
が、10.5Tを9.8Tとじっくり比べてみたのですが、ほとんど違いがわかりません。
写真で右の方の中が大きく見えるのは、
削ったからです!
まる一日、削りまくりましたぁ~!
バイパス通路出口も削って広げています。 つづく
Posted at 2009/06/16 06:30:21 | |
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タービンハイフロー化 | クルマ