8月26日 少し補足しました。
届きました、ドイツから。
そーです、知ってる人は知っている、
ゼンハイザーのハイエンドイヤホン、IE8です!
海外オークションで、円高のメリットを十分に生かし、
国内正規品の半分以下の値段で買うことができました。
ところが・・・
落札して、送金した後で、ナニゲにネットを見ていたら、
安いIE8は、ニセモノの可能性が非常に高い!!!
某国内オークションで、正規品の半値で売られているものは、ほぼ100%ニセモノ!!!
ゲゲッ、マジっすか!
なにやら、ニセモノ、ホンモノの見分け方のホームページまで出てきたっ!
それから1週間、モンモンとしながら到着を待ち、今日届きました!
さ~、ホンモノかどうか、見分け方のホームページ見ながら、検証!!
まず、ハコ。最初の写真ですが、見ただけでホッとしました!
イヤホンの写真が、ホンモノはしっかり浮き出し、盛り上がっているとのこと、そのとおりです。補足:ニセモノは盛り上がりが低い、よくわからない。
続いて本体。
ホンモノは「R」の文字の向きが、音の出る筒状の根元より外の方向へ向いていること、
また、ホンモノは矢印部分に赤い配線が見えること。(この写真ではわかりにくいけど、あります)
補足:赤い配線は右耳用のイヤホンのみです。
本体裏側

青矢印のネジが、ゼンハイザーの特許の低音調節機構なんですが、
ニセモノはこのネジがぐるぐるどこまでも回る。ホンモノは、目盛りの範囲しか動かない。
自分のは目盛りの範囲だけでした。
補足:目盛りの範囲だけ動くニセモノもあるようですが、低音の調節ができないそうです。回しても変わらない。
また、赤矢印のところにこのように赤い配線があるのがホンモノ。
補足:コレも右耳用だけです。
というわけで、見た目はホンモノのようですv(^^)
でも、最近のフェイク技術はすごい、とのこと、最終的には音質で判断するしかない!
ということで、
手持ちのもうひとつのハイエンドイヤホン、10proと聞き比べてみました。
10proはホンモノであることは疑う余地がありません。聴けばわかります!(爆)
さて、IE8のインプレッション。
まず、
鬼太鼓座。やっぱ、低音聴くならコレでしょう。一応、低音調節機構は最小目盛りに。
スゲーっっっ!!
地震かと思った!
め、めまいが・・・
こんな低音は生まれて初めてです。10proもまったくかないません。
それでいて鈍重なのではなく、アタックと余韻がハッキリして、しっかり下の下の音域まで伸びている印象。
大口径のスーパーウーファーみたいです!
低音調節機構を最大にしてみたら・・・
ぐえっ!
自分は最小でいいです・・・
これで、ホンモノであることを確信しました!
続いて、芸能山城組 交響組曲「アキラ」から「ぬいぐるみのポリフォニー」。
そう、知っている人は知っている、あのキモチ悪いヤツ。
10proでこれを聴くと、「えっ」と思わず振り返ってしまいます。誰かが横で、後ろで、上で、歌ってるぅ~。
この表現力は、IE8は一歩及ばず、というか鳴らし込みが足りないようで、高音が暴れる。
エージングしだい、というところでしょうか。
これからが楽しみです!
最後になりますが、コレを売りに出したドイツ人は、大量にIE8を出品していました。
それも怪しいと思った理由になりますが、ホンモノであれば、いわゆる「アウトレット品」をまとめて仕入れたのではないかと思います。
最終的に、工場で箱詰めした後、箱にキズがついてしまったなど、本体性能に関係ない不良は存在します。
箱をシールしてしまうので、取り出す手間や取り出し時に本体までキズつけてしまう恐れもあり、基本的には捨てるしかないものなんでしょうが、メーカーとしては、商品にはならないけど少しでもカネになれば、というところでしょうか。
今回はホンモノのようで良かったですが、オークションはコワイです!
Posted at 2010/08/22 00:48:58 | |
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