
メッキのマスキング方法をお試し中。
カッティングシートだと、細かな文字はムリ。。
最後の手段にシルク印刷は取っておいて、もっと手軽な方法を検討。
今回はエッチングの方向から挑戦♪
エッチングってのは銅板に耐酸性被膜を作り、腐蝕させたい部分だけ剝って腐蝕液で溶かすってやつ。
電気関係でプリント基板を自作するのにエッチングするんだけど、そこで登場するのがトナー転写法。
レーザープリンターやコピーで印刷したデザインを、アイロンを使って銅板に熱転写するだけのDIY向きの技(^^♪
その技法が電気メッキにも使えるのか検証してみました。
で、デザインの制作から細々あるのだけど割愛して。。
いきなり転写完了!
※『いま風コンパーノ』
ジーノのデザインは、コンパーノをイメージしたって中の人の記事を読んだ記憶が・・
アルミと銅板で試したけど、みごとに撃沈(>_<)
0.3mm厚のアルミは、切断面がシャープな部分と歪んだ部分とがあり成果に差が出た。
0.5mm厚の銅板は、切断面がわずかにRになってしまい、切り口周辺が熱圧しきれなかった。
ちなみに黒い部分がトナーで、白っぽいのはPPC用紙のカス。
PPC用紙のカスが残った状態でもメッキできるか確認するため、クリーニングはせずにおく。
トナーが転写できなかった部分は、油性マジックでタッチアップ。
銅板は亜鉛メッキを施し、アルミは腐蝕させる予定だったのだけど・・・
極性を変えるの忘れてアルミもメッキんぐ~ → メッキが定着しないので、没。
タイトル画像がメッキ処理完了時の状態。
2時間ほど処理したので、しっかり亜鉛メッキはのってる、けど・・
載っちゃいけない部分にも載ってないかい?
カビキラーを薄めた液で中和してから、パーツクリーナーでトナー除去。
全体にメッキが載っちゃってるので、ペーパーで研磨。
光の加減でメッキが薄く見える部分もあるけど、載りはばっちりです。余計な部分まで載ってるけど。。。
トナーが転写しなかった部分はタッチアップしてもダメだったみたい。
みんカラバッジの時は油性マジックでマスキングしたのに、なんでかな?
反射光の無い状態。
けっこう地味だねぇ。
余計な部分のメッキだけ剝るのは困難なので、試作は失敗ってことで終了。
デザインに対して銅板のサイズにゆとりが無かったのが失敗の原因。
PPCのカスはメッキに影響なかったようだ。
タッチアップが失敗したのは、カスが付着していたからかも。
次回タッチアップするときは、PPCの繊維を除去してみます。
Posted at 2012/07/15 00:07:34 | |
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