• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kiku106のブログ一覧

2012年11月28日 イイね!

美浜サーキットで猛者の走りを分析(今更~汗)

9月の猛暑の中行われた話を今更、って気もしますが(苦笑)

今年のテーマは速い人分析シリーズなので、

まずはLATIN FESTA Rd5,6 @美浜サーキットで取ってきたデータをご紹介します。


舞台は知多半島にある、美浜サーキット。
いつものように、以下のような形でセクターを切ってます。






そして、今回の分析対象は・・・



一部で話題沸騰、関東からの刺客、KMYさん106(スーパーユーロクラス)




そして、昨年のPeugeot Cupの覇者にして、今年はなんと1年目でスーパーユーロの年間チャンピオンに輝いた、ジリ貧レーシング106(スーパーユーロクラス)




そしてレースに出るたび、なんかやらかす(スタートシグナル見落とし、熱中症ぎみ、そしてシフトミスww)のkiku106(プジョーカップ)。




まずはタイムをセクター毎に見た結果から。




ジリ貧さんが47.2秒と他を突き放し、KMYさんは初美浜という事でやや苦労したか47.8秒、kiku106は健闘の48.05秒。

まずざっと見て、ジリ貧さんが圧倒的に速いのはセクター1,3です。
なのでその辺りの秘密をさぐりたいですね。


しかしその前に、kiku106のタイムアタックの車載をごらん頂きましょう(笑)。



中々テクニカルなコースですが、路面は割りとフラットで走りやすいです。
このタイムでプジョーカップでは0.03秒差の2番時計でした。

で、データで見てみると・・・



そこそこV字の速度変化をもったきれいなラインではありますが、KMYさんとの差は主に、コーナーのボトムスピードにあります。タイトコーナー(例:T5,6,7)でボトムが遅いため、その先の加速区間での伸びがKMYさんに比して少ないですね。

一方、T3ではKMYさんに比べて加減速にメリハリがあり、結果としてPhoenix手前での伸びはkiku106の方がいいです。結果S2での差はかなり少ないものになっています。

このボトムが落ちすぎる原因ですが、データは示しませんが、以下の2点です。

1)コーナリングでのボトムのポイントがkiku106の方が奥(待ってる時間が長い)。
2)KMYさんはクリップ手前からアクセルオンで加速開始が早い。

2)はLSD付きのFF特有の乗り方で、アンダー出ない範囲でアクセルオンで曲がっていくことができます。

減速の効率がKMYさんの方がいいのも特徴で、これは縦G(X)の減速Gの出方を見ればはっきりわかります。kiku106はブレーキが弱いんですね。実はパッドでず~っと悩んでて、この間やっとこの問題を解決しました。



さて、次にそんなKMYさんとジリ貧さんのデータを比較してみましょう。





まず特徴的なのは、ジリ貧さんの加速の良さです(赤い矢印)。ほとんどのコーナーからの立ち上がりで、ジリ貧さんの方が加速が良く、かつ最高速も伸びています。

次に、タイトコーナーでボトムスピードがジリ貧さんの方が高い(青い矢印)事です。当然ボトムスピードが高ければ、その先の加速で速度が乗ることになります。

これはおそらく、ジリ貧さんの徹底的な軽量化+コーナーリング限界の見極めの鋭さに、原因があると思います。KMYさんのマシンは車重的にはノーマルとそれほど変わらないので、100kg近いさがあるかもしれませんね。

それとT4のジリ貧さんの速度グラフと縦Gが波打っているのに気づかれましたか?
本人に聞いたら、ここは左足ブレーキで速度落とさず曲がるようにしてるそうです。



またこの図のように、T3のライン取りは他の2名と大分違います。
大外から入って、旋回速度を高く保ち、かつ脱出では立ち上がり重視のラインを狙った走りです。
かなり走りこんで、自分で納得の行くラインを見つけてる感じですね。


次回は、引き続きLATIN FESTA最終戦を舞台に、
ジリ貧さんに加え、プジョーカップの覇者、ラリー屋 SMD 106号の走りに迫ります。
あ、もれなくkiku106も付いてきますがww。

Posted at 2012/11/28 22:52:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | LAP+ロガー分析 | クルマ
2012年11月17日 イイね!

備忘録的な何か(苦笑)

備忘録的な何か(苦笑)とんとご無沙汰です・・・。なんかバタバタしてまして。



取り急ぎここ数ヶ月の活動など。

えっとまず10/20にRFANさんのハロウィンラリー@丸和に行って来ました(写真 by さかさん)。
自分の車じゃなく、RFANのダート用レンタカー(Evo)をお借りして、思う存分ダート走りました。
やっぱり楽しいですね。


次にロッソコルサさんが、レデューサー取り扱い始めて、
とりあえずお試しさせてくれるというのでデュアルリードを取り付け。
フィーリング変わるんですが、思ったほどでもない。




で、10/25に、ワンスマの平日走りこみ@P2に行って来ました。
走り込みも去ることながら、レデューサを澤さんに試してもらうのも目的。
有り無しで走ってもらい、




「アクセル開度3~5割りのところで、トルクアップがある、しかしLSD付いてないと掻いちゃうところなので、LSD付きの車ならショートサーキットでならタイム変わるかも。」

という評価をいただく。

とりあえず他に試したい方がいるとこのことで、一旦外しちゃいました。


10月末はFBMに行きました。7時過ぎについて11時過ぎには撤収w。
お買い物はなぜかRAFの60年代の下士官用コート。
お会いした方々有難うございました。




後、ブレーキパッドをIDIのD750il に変えました。
これでブレーキふかふか減少がマシになるといいなぁ。
でもダストすげ~。



今後は、

11/18 よしともカップ@しのいサーキット

11/25 ラテンフェスタ最終戦@YZ

もしかしたら12/1 ユーロトレーニング@TC2000 見学。

もしかしたら12/2 ロッソコルサ走行会@SLY

その後ってなんかあるんですかねぇ?

年明けてからは、RFANさんの木曽スノーヒルクライム(1末 or 2頭)に参加予定。


と立て込んでます。

あとブログ的には、ラテフェス美浜戦でデータ頂いた、ジリ貧さん、KMYさんの分析も近々アップできます。


それでわ~。

Posted at 2012/11/17 18:13:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車その他 | クルマ
2012年09月14日 イイね!

ラテンフェスタ Rd 5, 6 Peugeot Cup @美浜サーキット(顛末篇)

ラテンフェスタ Rd 5, 6 Peugeot Cup @美浜サーキット(顛末篇)YZサーキットに引き続き、LATIN FESTA Rd 5 & 6に参加してきました。
当然PEUGEOT CUPクラスのスプリントレースです。

関東からはKMYさんもSUPER EUROに参戦です。
PEUGEOT CUPにはmoriさん、見学でシモジマさん、ウパさん、kochoさん、そしてMinekenさん、さらに手伝いでt_murさんにもお会いできました。


知多半島道路に入ったところで虹に遭遇しました。
いいことがありそうです。


今回のPEUGEOT CUPは14台が参加、天気は晴れ時々曇り、ドライ路面です。
ほとんどが106 S16で、Hさんの306 S16が1台います。




今回は、ついに Sタイヤを投入。A050 Mコンです。筑波を走ったヤツです。
目指すは上位入賞、っていうか表彰台です。


第1、2戦が美浜で行われており、優勝した106のベストラップは47.2秒。
大阪のラリー屋さん、S田さんです。今回も参加されてました。


まずフリー走行を走ったところで、自己ベストは48.807秒。
まったく届きません・・・。とかなりがっかりしてたんですが、
実は14台中の1番時計でした。

しかしS田さんが0.06秒差のタイムを出しています。
早速お話したんですが、やはり暑さの影響で、春ほどはタイム出ないとの事でした。
車も見せてもらったんですけど、どんな仕様なのか聞いたら

「いや~、ただのラリー仕様ですよ。」だそうで(汗)
でもフロントのバネレートがお互い、やわらかい事が判明し、謎の連帯感発生。
LATIN FESTA参加車両は大体8kg以上のバネらしいです。




続いて予選。3台づつコースインし、3周アタック。
今回は、エアの調整を念入りにやりました(苦笑)。
S田さんが48.057をたたき出します。

しばらくして、アタック開始。
既に弱点のブレーキが大分深くなってましたが、ともかく丁寧に攻めます。
3周目はフェニックス、最終手前の定常円がキレイにきまり、手ごたえあり。

掲示板を見ると、48.086です。
フリーからかなり詰められました。しかし2番時計。
後続は、48秒台があと1台、その後49秒台の車が多いです。

そして、過去のラウンドの入賞者にはタイムハンデが加わるので、
決勝はポールからスタートです!


ここまでが今回のいい話です(苦笑)。


午後2時過ぎに決勝、15周が行われ、今回はシグナルを見逃すことも無く、スタート。
ホールショットも奪ったんですが、

S田さんにがっつり食いつかれ、逃げることができません。
ライントオンで攻め立てられます。殺気というものを初めて知りました(笑)。



多分8周目まではポジションをなんとか死守したはずです。
必死で逃げようとしますが、全然離せません。

プレッシャーと暑さ、それにどれだけ走っても周回数が減らないような焦り。
意識もちょっと朦朧としてきて、ブレーキやアクセルのタイミングがズレてきます。

で、多分9周目、締めなきゃいけない右コナーでインを無意識に空け、
すかさず飛び込まれ、その後の左でさし返そうとしたんですが、鼻を突っ込まれ・・・。

万事休す。

追いかけようとしますが、なぜかすぐに離されます。ショックか焦りか、不必要な4速使ったり、ひとつ上のギアでコーナー入ったり、多分2周くらい意味不明な操作をしてました。

結果あっさり離され、ここで心が折れました(苦笑)。
それでも気を取り直して、ペースを戻そうとしたんですが、
タイヤ、ブレーキ、そして自分も熱ダレしてたみたいです。

結局そのまま、3位の車との差を保つことだけに専念してレース終了・・・。



後でラップチャート見たら、

序盤からもうひとつペースが良くなく、9周目に抜かれた後は51秒以下にタイムが落ちてました。
なぜか56秒とかいうラップがあったりして、意味不明です。そもそもそんなラップが合ったことを覚えていません。

今考えると、深夜に東京でてそのまま寝ずに炎天下でレースやって、軽い熱中症になったのではないかと思います。自分では後半もちゃんと走ってた気がしたんですけど・・・。

LATIN FESTA初表彰台はうれしかったんですが、
レースとしては7位だったYZの方が充実感ありました。


しかし、ぴったり後ろに疲れて追い回されるのって、きついですね。
しかもライトオンはすごいプレッシャーでした。筑波で自分もやりましたけど(笑)。

というわけで、色々遣り残しができちゃったので、
次は涼しい11月なので、そこでリベンジだ!
しかしブレーキの熱対策、なんとかしないと・・・。


一応この後データ分析篇(KMyさん、ジリ貧さん)を書く予定です。
Posted at 2012/09/14 00:18:24 | コメント(7) | トラックバック(0) | スプリント | クルマ
2012年09月13日 イイね!

どうやってタイムを詰めるか (成田モータランド)

どうやってタイムを詰めるか (成田モータランド)チーム椿の成田モーターランド走行会をアップしかねてたんですが、
rsport240さんにデータ解析をされちゃったので、ちょっと別のアングルで。








それは、普段どうやってタイムを詰めていこうとしているのか、という話です。


今回の成田は1周730m前後のコースで、単独で3周アタックが1セットです。
コースは基本の半時計周り(左周り)で、3セットのアタックを行いました。


久しぶりに走ったので、1セット目は主にコースの感触を確認するのと、初めて履くタイヤ(Direzza ZII)のフィーリングを掴むのに費やしました。
真夏のコースは記憶にあるより全然タイヤが食いません。一瞬ZIIを履いたの後悔しましたが、まぁタイヤの銘柄のせいじゃなく、暑さのせいでしょうw。


2セット目のベストは、47.418秒でした。


で、色々考えて走り方を修正し


3セット目には、46.659秒まで伸ばしました。

その差0.76秒です。



どうやって詰めていったのか、
そのアプローチを書いてみたいと思います。



当然ですが、まずは走って、失敗した、上手くいかなかった、所を改善します。



赤いラインが2セット目のベスト。
青いのは3セット目のベストですが、当然考えてるときはありません。
但し、きっと走れれば速いハズというラインに近いので、それの代わりです。

まず考えるのは、走りたかったラインとずれたり、結果としてアンダーや失速、加速の鈍りを感じたところを見つけます。




どこだと思います?ちょっと考えてみてください。










このときに考えてた改善点はここです。
ピンクの点線で囲われてる部分ですね。



A:
・進入速度速かったかアンダー傾向
・結果大回りに
・T2立ち上がりの車の向きが悪く、T3からの立ち上がりが悪かった。

B:
・T4をアクセル前回で行けなかった。小回りしすぎか?

C:
・T5の進入の切り遅れ。
・T6でアンダー傾向、T7に向かってもっとしっかり向き変えて。

D:
・T8進入でブレーキ遅れ、結果アンダー。

E:
・T8の失敗が後引いて、大回りに、クリップつけてない。



これらの改善点をもとに、次の走り方を決めます。


C, D, E: : T5, 8, 9, 10の180度程度回り込むターンは失敗が後を引くのに、グリップ感があまり無いため、全体的にコーナー進入でしっかり減速、コーナリング中も前加重をしっかり維持するようこころがげます。

A, B: さらにT1では外に膨らまず、その先のT3にむけてきちんと向きを変えること。
それとT3~T4では、コースアウト側のコース外のコンクリート部分まで目一杯使っ
て、T4を大きなRにし、アクセルはオンのままで。


このイメージを持って、3セット目で走った結果、青いラインのようになりました。
ラインを見る限り、A, Bはほぼ狙い通り。C, D, Eも改善が見られます。


ではデータ上、実際どうだったのか。細かく見て行きます。



まずSector 1ですが、
・T2の進入で減速ラインにちょっと乱れがあります。またボトムスピードになっているのが、クリップより奥です。ここは修正を意識しすぎたかもしれません。
・しかしT3にむけて車の向きが変わっているため、加速ラインに凹み(減速)がありません。当然T4に向かって速度が伸びています。

・因みに計測開始時点の速度が赤の方が高いですが、これは青のタイムが1周目にでているせいです。




次にSector 2ですが、
・T5の進入がきれいにできており、結果として速度グラフはきれいなV字、かつボトムスピードを上げられました。
・またT6の処理もきれいにできており、結果T7の脱出で速度を伸ばせています。




Sector 3, 4ですが
・T8の進入は、前回の切り遅れ、アンダーを気にするあまり、コーナリング操作の始まりが少し早すぎ、ちょっとブレーキが余ってます。またボトムスピードも遅くなってます。
・T9, T10では、逆にしっかり前加重でコーナリングできた結果、きれいなV字でかつ
ボトムスピードも高く、T11にむけての加速の伸びもよくなってます。
・但し速度が乗った分、T11のラインは少し大きくなってますね。


で、この走りがどうタイムに影響したのか。



Secotor 1~3でセット3の方が速いです。
・S1は主にラインを小さくし、走行距離を短くしたのと、脱出の加速差でしょう。T2での減速で細かいミスはありましたが、それをセクター後半で補えてます。

・S2だけで0.4秒稼いでますが、T5~7のコーナリングが決まったのとその結果バックストレートでしっかり加速できてるからでしょう。

・S3はT8でミスもあったものの、走行距離が短くなり、T9のコーナリングが決まっているのがポイントではないかと思います。

面白いのはSecotr4です。赤の方が0.05秒速いです。
走り方としては悪くなかったと思います、しかし速度が乗った分T11のラインが外側になり、走行距離が増えています。おそらく距離の増加の影響が、速度の伸びより大きかったのでしょう。

これはいつも悩まされるんですが、速度を上げると、走行距離を適切に短くすることは、相反するのでこのベストバランス見つけるのに苦労します。

ただ全体で見れば青は赤より10m距離が短くなっている上、タイムも速いので、青の方がいいバランスですね。


おおよそ、こんな感じで、タイムを縮めるステップを捉えてます。
もしこの次があるなら、

・T2の進入精度の向上
・T8の進入動作開始をほんの少しだけ遅らせる
・T10の脱出速度を上げて大回りになる分、T11のRを大きく取って、コーナーリングを楽にし、その分ストレートへの脱出での速度の伸びを増やす。

というのが修正点になります。


で、何が言いたいかといいますと、

走行会で休憩中に、あんまり社交的じゃないのは
こんな事色々考えているからです~、すいません。

って話です(爆)。
Posted at 2012/09/13 01:20:25 | コメント(6) | トラックバック(0) | LAP+ロガー分析 | クルマ
2012年08月27日 イイね!

2012 エビス スーパー耐久 夏の12時間 その4(最終回)

前回までのあらすじ・・・



なんやかんやで参戦決定。


結構本気で準備。


レースは順調、一時は表彰台と思われたが。


あと2時間のところで異変が・・・。




「エンジンかからなくなりました~っ」


という悲痛な叫びが無線を通じて聞こえてきます。
時刻は午後7時過ぎ・・・


「セルは回るんですけど、燃料来てません。」


とりあえず、チームに車が停まったことを伝えます。

ピット内も騒然。


AHA松さんが、電圧の確認を要請。


「電気は・・・、12Vあります・・・」


いくつかやりとりしますが、原因がわかりません・・・。

更なる問題は、車がサーキットの中に停まっていること。

車のリアが少しコース上に残った状態です。

このままドライバーを乗せっぱなしにしておくのは危険です・・・。

t_murさんから、外に退避していいか、との要請が入ります。



作業すればなんとかなるかもしれません、今なら3位のままです。

でも、当然皆が怪我無く帰ることの方がもっと大事です。

即座に車を離れるよう、指示を出します。

ここでドライバーは車を離れ、無線も通じなくなりました。


場内で車を探していたチームメンバーから、1個目ノヘアピンで止まっている、との連絡。


ちょうど矢印の辺り。小山の影の向こう側です。
別の角度から見ると、停まったまま、フラッシングIDを点滅させる106が確認できました。

あまりにも突然の事態。

まったく予兆もありませんでした。

皆、呆然とした表情、このままSCが出て、車両が戻ってくるまで、なすすべがありません。

ラップモニター上では、後ろの車が徐々に周回数の差を詰めてきます。



AHA松さんと専務さんが、主催者にSCを出すように要請しに行きます。

一度は断られますが、諦めません、もう一度話しに行きます。

SCは基本2時間に1度しか入りません。1時間以上待つことになります。


その間にも、今度はやけに早いペースで時間だけが過ぎていきます・・・。

「あっ・・・。」

と誰かがつぶやきます。

オートプロプジョー106が、N Class 4位に転落したのです。

しかしまだSCは出ません。

トラブル発生から、15分がたち、20分になろうかとしています。


順位は下がっていきます。

ついに、N Class 5位へと下がりました。


最悪の状況に備え、予備の車の準備が始まります・・・。





何人かは食い入るように、ラップモニターを、
そして他の何人かは、祈るようにコントロールタワーを見つめます。




しかし、その時。


コントロールタワーで人の動きが激しくなります。

・・・、

黄旗です!

SCのプラカードも出ます。

我々のために車両回収車が、出動します。




しばらくして


無線にノイズが入ります。

続いて、t_murさんから、

「これからピットに戻ります。」

との連絡が!




トラブルから30分後車はピットに戻って来ました。

皆が駆け寄り車をピット前に誘導。

メカが車をチェックして、エンジンをかけてみると、


短いクラインキングとともに、エンジンがかかりました!!

歓声!

どうやら緊急用のフューエルカットスィッチの誤作動が原因のようです。


まだ、諦めるわけには行きません!
大急ぎで給油します。

ドライバーはさといもさん。

もはや燃費は関係ありません!
ガンガン追い上げの指示を出し、午後7時51分コースへと復帰します!

順位はN Class 5位。
総合では20位辺りまで落ちました。


N Class 4位との差は10周程度。


皆の声援を受けて、さといもさんは快調なペースで飛ばします。

この時間帯になると、各チームエース級のドライバーを投入し、ペースも上がっています。誰もが1台でも上を目指し、限られた夜間視界をものともせずに、ハイペースを維持します。

ペースを上げるあまり、さすがにクラッシュや完全なコースアウトは無いものの、
あちらこちらで軽くコースオフする車が続出、土煙が上がります。

目の前で土煙上げられると、ライトが反射して何も見えなくなります。

かなり危険な状況ですが、さといもさんのペースは落ちません。

しかし上位チームもさるもの。中々周回差は詰まりません。



そして、1時間が立とうとする頃でした。


突然の無線連絡。


「もう燃料ありません~、警告点いてます!」


これはおかしい。車両救出の後燃料は満タンにしたはずです。
むしろ、メーター側の問題かもしれません。


いずれにしても交代時間も近かったので、ピットインの指示を出します。


いよいよ最後のドライバー交代です。

最終ドライバーはOさん。このコースをもっとも知りつくした男です。

しかし、

確認してみると、やっぱりガスがありません。
残り時間を考えると、念のため給油するしかないようです。


虎の子の2分間を費やして、最後の給油です。
・・・意外に量が入ります。どうやら、その前の給油で急ぎすぎたようです。

いまだ順位は N Class 5位。

午後8時45分、最後の追い上に出発です。残り50分。


N 4位の車ももう一度ピット/給油があるようです。


指示は「全開」です。

ペースの上がった車両、時折あがる土ぼこりの中、

Oさんは16秒台のペースで走り続けます。

一周、また一周、ラップタイムを読み上げながら、
祈るようにラップモニターを見つめ続けます。


周回差は詰まってきています。

しかしまだ6周差。

そして残り時間は後20分。



残念ながら、順位を上げるのは難しいようです。

しかし誰もペースを落とそうとはしません。

もちろん他の車に最後の最後でトラブルが出る可能性もあります。

でも、そのためじゃ無いんです。

耐久レースで、たとえ順位が見えていても、最後までできる限りの力を見せる。

自然にそんな空気が流れているんです。



後数分で午後9時35分。


サインエリアは人であふれています。
皆ゴールの瞬間、そして全てのレース車両への祝福を待ちかねています。


ピットからは、残り時間を伝え、後数周だと話します。



そして



ついにそのときはやってきました。

午後9時36分。

先頭を走るMR-Sに、チェッカーフラッグが振られます。

次々にレース車両がチェッカーを受けます。

無線が入ります。

「今、最終立ち上がった~!」

皆が見守る中、我々のオートプロプジョー106が、チェッカーを受けます。



エビスの夏の12時間は、チェッカーと同時に花火を打ち上げてくれます。
レースカーの中からも花火が見えるようで、チェッカーが出たことが分かるそうです。



12時間の、そして数ヶ月前の準備からの、さらに昨年のレース終了からの、
暑くて、熱くて、長い時間の終了です。



最終結果は

Lap数 444周
総合 17位
N Class 5位



昨年よりは良かったけれど、目標には届きませんでした。

上位を目指すには、やはりトラブルフリーでなくてはなりません。

悔しい結果ですが、学んだことも多かった2012年でした。

そしてその夜の宿では、既に来年の話が出ているのも例年通り。


来年、また全然ドラマティックではない、
完全勝利の日記が書けることを願って(笑)。


おしまい。

Posted at 2012/08/27 22:24:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | 耐久レース | クルマ

プロフィール

「@らくたろう 基本的にマランゴーニのOEMだそうですよ(^^;;」
何シテル?   11/06 13:38
プジョーに10年くらい乗ってます。 P205GTI -> P106 1.3 Rallye ->P106 Rallye16V(今) かつての2台は両方ともサー...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2026/1 >>

    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

リンク・クリップ

謹賀新年 2017 【新年早々2016年 10大ニュース】 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/01/01 22:44:54
近況など 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/13 19:20:56
昨日の収穫^^ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2014/12/16 09:28:35

愛車一覧

プジョー 106 プジョー 106
ホントは2003年、最終型です。 サーキット中心に、レース、走行会、ジムカーナ、時々氷上 ...
プジョー 106 プジョー 106
TC2000で205Gtiを廃車にした日、即効で買いました(笑)。 納車の日、バックラ ...
プジョー 205 (ハッチバック) プジョー 205 (ハッチバック)
サーキットにはまるきっかけとなった車。 それまではMB190E, VW ジェッダとかに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation