
いろいろなところで書いたりコメントを出したりしたけれど、新しい高速道路の料金体系は「?」だ。いいとか悪いとかの前に、この仕組みが目指すところが見えないのが一番の問題だ。
以前にこのブログでも書いたけれど、日本を走るクルマのETC装着率の高さは、欧米メーカーから見ると驚異的だという。「あの路車間通信システムを使って、日本はなにをやろうとしているのだ?」ってね。
現状では料金収受にしか使われていないが、将来的にはカーナビと組み合わせたりして交通の流れを整える目的で活用することだってできるはず。それなのに、政策からは自動車社会の未来図が見えない。エコカー減税の件もそうだけれど、税金が正しく使われていない。
ITSとカーナビ、そしてクルマ。それぞれ個別の技術としては進化しているのに、トータルのシステムとして構築できていない現状がある。技術的には、世界に誇る自動車交通システムを作る可能性だってあるのに……。
みなさんは、高速道路の料金体系についてどうお感じになっただろうか。賛成でも反対でも、ぜひみなさんの声が聞きたい。
Posted at 2010/04/13 00:24:01 | |
トラックバック(1) | 日記