スピーカーの交換とオーディオの設定
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
.アクティはスピーカーの選択肢は多くありませんし、ダッシュに10cmウーハーしか入りません。
高額なものを設置しても限界があるだろうと予測して TS-F1030S 10cmセパレート2ウェイにしました。
左右ツィーターは、スピーカーグリルの取り外しができるので、しっかりとビス止めしています。
方向は一応運転者に向くように調整しました。
2
ウーハー部分(ここまではあえてウーハーと呼ぶ)を取りつけるマウントもダッシュボードと一体成型なのでプラスチックで強度はありません。ラジオが聴けれたら良いというくらいの設計ですね。
これではいくら低音がほしいとか、輪郭のはっきりした音を聞きたい、といわれても共振して無理でしょうし、はなから出る気がしませんね。
そこまで望みませんが、一応芯のある中低音を期待して補強します。
スピーカーマウント部分の裏側にぐるりとレジェトレックスを貼りました。 コンコンがゴツゴツってなるくらい。少しは強度が上がったかな。
中音が芯のある鳴り方をしてくれればいいと思います。
3
マイナー後のSDX以上のグレードには、初めから左右にスピーカーがセットされているようですが純正ハーネスは使用せず、スピーカー配線を運転席側、助手席側共に直接ナビから引きました。
このスピーカーセットにはアッテネッタ―が付いていますが、これがアクティには大きく感じられて、ウーハーの下の空間にねじ込みました。当然スピーカーハーネスも長いので束ねてねじ込みました。
何かと取り付けた後のことですが、走り出すとカタカタ音が発生します。走行中に原因を特定するすべもなく、いろいろパネルやダッシュにクッション材やレジェトレックスを貼りつけたりしましたが特定できず少し悩みました。ある日ラッキーなことにアイドリング中にコトコト鳴りだしたので発生源を特定することが出来ました。
場所はスピーカーのハーネスがダッシュボードの中の送風ダクトに触れることにより発生していました。
現在は空調ダクトにスポンジやエプトシーラーをかませて、その上から配線を固定することで音はしなくなりました。
いろいろ取り付けた後にもやはり同じ音が出てくるので、徹底的に調査しました。
ダッシュの中を走っているダクトは構造が音の出やすい材質です。一番音の出やすい材質ではないかと思えるくらい。
配線類が走行中の
振動で少しでも触れると音が出るようです。
4
ポイントとして、新車等で購入後、何もいじっていなければ配線が問題なく固定されているためダクトに触れないのですが、スピーカーコード、TVアンテナ、ナビの配線類(後ろ側)メーター類の裏側を通すETCアンテナなどなど、あらゆる配線はしっかり結束するか、ダクトに当たっても音が出ないようにクッション材を貼っておくことをお勧めします。
気になりだすととても気になります。
5
さて、中音域はダッシュに設置したミッドレンジに任せるとして、そのままでは低音が出ません。試しにサブウーハー無しで音出しをしてみると全く低音部分は聞こえてきませんでした。あたりまえなのでしょうが実際に聞いてみるとやはり残念です。
なのでTS-WX120Aを諸先輩たちの取り付けを参考に設置しました。確かに見事に運転席下に納まりますね、感心いたしましたありがとうございます。
この私のナビMDV-D502BTではサブウーハーへの出力周波数は設定できないので、ウーハーのコントローラーで調整し、出来るだけ中音近くまで担当させることにしました。
100Hz程度まで緩やかに任せます。ゲインは音楽を聴きながら、つながりが自然になる位置で決定。(音が自然に前から聞こえてくる位置)
6
あとはチューニングです。チューニングといってもナビにてどこまで任せるかを決定させるわけですが、ケンウッドは低価格のナビでも割と細かくチューニングできるようになっているようですね。
ラウドネスやバスブースは自然に音が出ないのでOFFです。
7
運転していて気分よく自然に音楽を聴くことのできるセッティングにしています。
私には全体的に少しだけ効果を設定した方がよく聞こえました。リアリティの追及ではないのでこのくらいが良い感じ。
8
スピーカーの位置設定は、軽自動車、設置位置はダッシュボード上。これで常位は運転席の目の前になりました。
音の広がりも割とバッチリで、ダッシュ内のスピーカーはミッドレンジ担当として中音域までしか任せていないので変な負担はかけていません。それ以下の低音部分はサブウーハーがしっかり仕事してくれています。
ホンダの担当者が点検から持ってきてくれた時「この車、フィット(純正)より良い音がするんだけど何で?」と聞いてきたので「スピーカー換えてウーハー積んでるから」と言いましたが、軽トラでスピーカー換えたからどうなる?という感じで納得していない様子でした。
ストリームでオーディオ関係はいじっていたので、あまりにショボイとどうしようと不安でしたが、そこそこ追いこんでやることで、少し運転しているとオーディオの音質に不満が無くなるので不思議なものです。
軽トラだからとあきらめなくても大丈夫ですね。 ダッシュ内のミッドレンジの取り付け時に補強してやるだけでも音の輪郭や臨場感が格段に良くなります。裏側が何もない空間ですから、低音は捨ててエプトシーラーやスポンジを詰めてやっても良いと思います。低音は全く出なくなりますが、中音域がきれいに出てきます。低音域はサブウーハーに任せておけば問題なし。
サブウーハー無しで低音を無理にブーストしてやると中音域まで食われてしまいボンボン鳴るだけになってしまいそうです。
現在はおかげさまでとても軽トラっぽくない空間で音楽が鳴っています。
デッドニングの効果で室内環境が良くなっていることもありますので同時進行がお勧めです。
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