ビルシュタインとBBSの虚像　独断的意見かな？

ショックと言えば日本では　ビルシュタインが有名ですが
ドイツにおけるアフターパーツの位置付けでは
ビルシュタインのショックを組み付け車は改造車の
範囲に入っています。
日本ではサプライヤーの阿部商会が長年　雑誌で良さのみを
掲示してあたかも高圧ガスと単筒が独自の技術でベストな表現をしています
これは特殊な使用、レース、ラリー等の場合のみの優位性を歌ったものです
他社が高圧ガスショック、を作れないわけではなく、RV系などバウンドで
スプリングで吸収できない車の場合は高圧ガスを使っています。
車の走行距離が多いドイツではショック交換は当り前でほとんど純正に近い
減衰量のショックが大半になっています。
ドイツにおけるショックのアフター市場のシェアーで言うと
１位コニ　２位ザックス　３位モンロー　４位ジャメックス　５位ビルシュタインと
言う結果です　最近は変化があるのかも知れませんが
コニが４０パーセント近いシェアーを持っています。
５位のビルシュタインは５パーセントのシェアーですね。
ゴルフの前の車でコニを履いた時とビルシュタインを履いた時がありました
コニはスペシャルＤと言うタイプでショックの中身だけを交換するタイプで
減衰力の調整で２万キロ毎に４回の調整で１０万キロ使えるタイプのもの
でした。
このコニのショックはオイルタイプであり基本スプリングの暴れを制御する
ショックであり縮みに対してはノーマルショック（オイル）より軟らかく
縮み側はスプリングに任せて縮んだスプリングが伸びて暴れる時にショックで
押さえ様とする働きのショックです。
このショックを組み込んでの強烈な印象は国道の大きなカーブを
かなりのスピードで曲がった時にカーブの途中まではロールがするが
ある段階までロールをするとそれ以上ロールをせずピッタリ吸い付く感じは
今でも鮮烈に記憶しています。
これはロールを押さえるのが内側のショックではなくスプリングの伸びる
外側をしっかり押さえている為です。
車がカーブを曲がる場合ある程度ロールをした方が曲がり易い理論に
基ずいたものでしょう。
ゴルフに組み込んだコニのスポーツショックはダウンスプリングを前提にしている
為か縮み側の制御が強くなっている為、ロールの具合が少なく
スペシャルＤ程の粘り感はなかった感じでした。

ビルシュタインのショックは元々出来の悪い国産車に付けましたが
自分の使う範囲の６０Ｋｍ迄の低速でがゴツゴツ感がいつも付きまとう
って感じです。
これは高圧ガスが低速でスプリングが仕事をする前にショックが制御して
しまう為でしょう。ビルシュタインのショックは６０Ｋｍ以上での使用では
ベストなのかも知れませんが６０Ｋｍ迄の範囲での使用が多い車は
ゴツゴツ感ばかりが目立つショックだと思います。
ネットでもビルシュタインのショックにあこがれて付けても
固い乗り心地で早めに交換をする人が多いみたいです。
ただ面白いの阿部商会の宣伝よるビルシュタイン神話を信じている人は
ノーマルショック同じ性能のＢ４なるシリーズも性能が良いと思いこんで
いる人は多いみたいです。

長くなりましたのでＢＢＳの神話に付きまして次回に独断の投稿をします