他車種パーツ流用でのシフトフィール改善
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
うちのラパンSSは2型なので、シフトストロークは長いし感触もふにゃっとしてます。
メインがロードスターということもあって、かなり気になっていました。
そこで、先代(HA24S)アルトのシフターに載せ替えてみました。
画像左が2型SS、右がアルトのもの。
全高、つまりレバーの頂点の高さはほぼ同じです。
アルトの方が、シフトレバーの支点の位置が高いうえ、支点より下が長い。
つまり、2型のものよりシフトストロークが短くなるはず。
アルトのものはレバーが助手席側にオフセットするよう曲がってますね。
さらに、レバーの左右方向の動きを抑えるバネもアルトの方が硬いです。
2
反対側(車両前方)から見た図。
2型SSのが右です。
ケーブルを固定する板バネ(画像最下部)に付いているツメが、SSではユニット外側に付いているのに対しアルトは内側。
形状は同じようなのですが、向きを変えればOKとは限らないので、このバネは車に元から付いている方を使うことにしました。
3
交換は、外して元通りに組み直すだけ。
ケーブルを外す際に、ラジオペンチか指の力が必要です。
支点の位置が変わるとはいえ、カバーも干渉なく付きます。
カバーを留めるネジ穴の位置も全く同じでした。
シフトノブも純正がすんなり付きます。
ただしユニットとケーブルを分離するのはちょっと大変かも。
4
ついでに、シフトコントロールとミッションをつなぐ部分のブッシュも交換。
ピンを抜くときラジオペンチを使う以外、道具は要りません。
SSのは内外のリングをつなぐ部分にヒビが入っていました。
これもシフトフィールを悪くしていたんでしょうね。
5
交換してみると、期待以上の変化が。
シフトフィールはかっちりして、ストロークも小さく。
若干入りが硬くなりますが、すぐ慣れる程度です。
ショートストローク化も良い方向に作用したのか、ノーマルシートとの干渉も全く問題なし。
シフトストロークの改善だけなら、わざわざ高いSSシフターを買わなくてもコレでOKじゃないでしょうか?
メーカー在庫の中古再生品なら、1万円台前半で手に入るでしょうしね。
シフトノブを交換して、もう少し背を低くしてやりたいです。
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