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イイね!
2021年07月27日

時代

時代
先日の碓井探訪をきっかけに、久しぶりで『頭文字D』を再読

連載当時は特に中盤以降、
『ギャアアアアアア』
『ゴッオォォォォォ』


という擬音と、名所背景を愛でる作品として趣深く

劣化していく人物画、進まない展開、度重なる休載に熱は覚めるばかりだったが、何せ作中2年間の物語を実際は18年掛けて書いた訳で、その間に読者側も含めた周囲の世界が大きく変わったのは当たり前か


連載開始はちょうど自分が運転免許を取得した頃と重なり、その熱量と影響力は半端じゃなかった

仲間達は何かしらのスポーティモデルを買ったものだ

ただ、悲しいかな【おいしい峠】が少ない北海道では走るステージが少なく、石狩新港での平場のドリフト族や、隣で繰り広げられるゼロヨン族が流行っていた

あとは石狩河川敷でのダートラや、冬期のドリンピックなんかも懐かしい思い出

読む本といえば、
『イニDと湾岸』
『OptionとCARBOY』
『auto oneとCARさっぽろ』



あとはビデオボーイとデラべっぴん笑


FDのRZは2シーターフルバケで、エアコンレスというスパルタンモデルだったが、それでデートもしたし、楽しく過ごした記憶しかない




今ならサーキット専用でもない限り、エアコンレスなんて乗れるはずもないが笑


話が脇に逸れましたが、

セダンやクーペがまだ全盛であり、MT車の方が安く買えた時代は遠い昔となり

ワゴンRから軽がトール化し
ステップワゴンらからミニバンブームが隆盛し
FRスポーツより速くて安価な4WDターボが毎年マイチェンをし
車検制度が緩くなったり、反発したり
280馬力の自主規制が撤廃されたり

ギルガメッシュないとが終わったり

そういう時代を生きて来たのだなぁ…としみじみ




Dに戻ると

一気読みすると、当時ほど間延び感は感じないし、高いテンションを保ったまま終わりまで走ってるなぁ…と

時代考証的には、90年代中盤スタートの物語にZ33(2002年発売)らが登場してくるのと、GTウイングなどのエアロが放り込まれている辺りがちょっと苦しい笑

R33GT-Rで登場した可変羽根や、
エボ、インプの純正がデカっ羽根と言われていた時代だからね


Fコンが出て来る前は、燃調コントローラー&ブーコンでのブーストアップ

既製品が無いからいきなりMoTeC(フルコン)とか

インタークーラーは2層3層で、とにかく前へ、アシは固めればOK、タワーバーにロールバーは当たり前
サイドシルにウレタン注入とか
板金ついでに全塗装とか

そんな事ばっかりやってたな笑


ま、とにかく

Dを読みながらそんな当時を思い出し、感傷に浸りつつ、中古車情報を見て現在の価格に2度驚き笑

『Dのイニシャルに込められた思い』とか
『作者の意図』に関してはイマイチぼんやり…

個人的には、終盤に文太が心中で語った、拓海がこの先にブチ当たるであろう【壁】に対しての備えをしておいてやるか…という伏線が放置されたのが心残りというか…

そんな伏線忘れてたわ笑

少なくともこの作品が世間を動かし、
快適に走れる峠はことごとく消滅し、
FT86の販売に至った功罪だけは記憶され続けるのだろう

昨今、ペダルの踏み間違いによる事故と、それに付随する安全装置追加が世相となって久しいが

ギアをローに入れたまま、車外からキーを捻って急発進とか 

サイドが甘くてバンパー潰すとか

いつだって人間は変わらないものなのだよ


そして最後に

リトラの車にもう一回乗りてぇ!
ただし、余りに前方視界を遮るNAロードスターは除く


との思いを記す



古き良きNACAダクト+リトラと言えば…

アレ…か
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Posted at 2021/07/27 14:32:53

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この記事へのコメント

2021年7月27日 21:22
こんばんは。
私は実家に全巻揃っているので、未だにチョコチョコ読み返します。
私が免許を取得した辺りでは真っ赤なファミリアが全盛期でした。
そのファミリアを親に買ってもらい、名古屋の今は無き東山
ドライブコースでソッコー潰し(笑)、10年落ちのだるまセリカを
先輩から譲って貰い、その後マツダに就職したので中古の初期型
RX-7(SA)をポート研磨してまた東山ドライブコースで潰し(笑)、
2台目のRX-7(SAターボ)をチューニングして名古屋港のゼロヨン
に通い・・・。懐かしい時代です。
この話題で一晩話せそうですね! 次回のお泊りツーの時には
寝かせませんよ(爆)
コメントへの返答
2021年7月27日 21:33
就職氷河期世代で、景気も悪く、

加えてイニDのお陰で中古車市場も高騰…と余り良いスタートでは無かったのかも知れませんが、日本車が本気で世界一を争っていた時代でしたし、あの頃に好きだったものは一生ものなんだろうなぁ…とは感じています

そして、その当時にBMW(アルピナ)があの様な車を作っていて、それを後追いで体感出来たのはとても貴重でした

10代の自分では勿論買えやしないし、その凄さも分からなかっただろうし

2ストとロータリーに満ちていたあの頃

たくさん散財と失敗もしましたが、無事で今振り返れる事もまた幸運だったと思います

今懺悔すると、オリンピックの参加資格を剥奪される様な人間でしたから笑

温泉で車談義したいですね!
2021年7月28日 7:50
こんにちは。。。

ダンディーで大人になってから走り始めた人と、若いころに缶ジュース買えないけど必死に働いてガソリン入れて走っていた人とでは、現在選んでいる車が違うのかなと感じてます。

最新で楽で速い車には満足できず、アナログでクラシックな世界を求めていくような。E46はギリギリなんだと思います。十分『ハイテク』ですし。それにある程度のプレミアム感も欲しい世代なのでMはいい選択だったと思います。

経済的に許されたとしても進む方向が違うのでしょうね。
コメントへの返答
2021年7月28日 9:48
うーん…なるほど

一理あるかも知れませんね

若い頃そのままにDIYでなんでもやっちゃう人が多いのも、その特徴なのかも

M乗りの多くがRX-7を経由しているのは、身近で感じるところですね

私は整備はすっかりプロ任せで、走りも知識も錆びついて来てますが、車が無い生活だけは耐えられそうにありません笑
2021年7月30日 23:04
世代が近くてwww
ワンダフルって番組もありましたねぇ…

近くに峠があった場合は、落ちたり、ガードレールにあれしたり、という若気の至りが存在しますww

ちなみに私は、VTECからMの世界に入りましたね。

でも、なんか、若い時の車への熱量が懐かしいです。今も熱はありますが、方向性が違ってるんですよねー
コメントへの返答
2021年7月30日 23:16
ワンギャルとかありましたねぇ…

バリ伝とか、イニDとか
あの作者が世間に与えた影響たるや

それでいて一般からすると、若者の射幸心を煽った迷惑でマイナーなマンガって評価だと思いますし、それがひいてはこの国の自動車文化の程度なんだと感じています

金が無いけど時間と熱量(熱病?笑)を無限に使えた時代があって、その抗体を身体に備えたまま、年齢なりに細く長く楽しんで行けたらと思います

プロフィール

「ニュース見てて「頂き女子」に貢いだ末の愛憎で大事件に…
本人のブログも見てきたけど、NSXとNRが今のオーナーの元で幸せであれば良いな…と思った次第」
何シテル?   05/09 17:26
車選びの基準 クーペ、MT、FR デザイン、カラー 魅力的なEg、もしくはパッケージ 車いじりの基準 全体の調和、下げ過ぎ...
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