目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
タマゴが先か、ニワトリが先か...
今回バンパーを加工したのには「アガる」ビジュアルの獲得ももちろんですが、どうしても履いてみたい「上がる」サイズのタイヤがあったからなのです...
2
それが、【145R14C】...特異なサイズです。
中でも『X-AT』は国産というのはもちろん、軽トラに照準を当てた設計が成されているということで興味を持っていました。
ビジュアルでも性能でも『604V』で十分事足りていましたが、ファイナルとの相性でいったら中途半端な印象でいました。
”ローギアード”を再現できるであろう細身大径タイヤ...
疑似ギア比を下げ、ビジュと車高を上げる面白タイヤに興味は尽きません。
3
ホイールのインチアップも含むため新規にホイールも調達。
昨今ブーム?のスチールホイールですが、カッコイイものとなると少ないもの...
スチール=純正という思考に固執していたため選択は難航...そんな中見つけた社外のホイール...
4
ディスクデザインはもちろんのこと、最重視したのはリムからディスクが突出しないこと...ここが外せないポイント。
オフセット+45でこのスタイルを実現するのは稀だと思います。
さてタイヤのスタイルをも決めるリム幅...
145幅のタイヤを組むなら4Jがベストですが、14インチともなると4.5Jが一般的...
サイドが立ち気味になるのはイヤですが、こればかりはあらがえません。
5
あらがうと言えば、”黒化”すれば...というスチールホイールに対する浅はかな風潮のアンチテーゼとホイールを大きく見せたいという思いから今回はグレーに塗装。
安物の塗料は定着に難があるので諸々のバランスを見て塗料を選定。
吹き方を工夫して7部艶くらいに仕上げました。
6
タイヤを組むときはバルブも新調するのがルーティン。
国産『パシフィック』を使うのも拘り。
塗料の乾燥・硬化に3日を掛け晴れてタイヤを組込みます。
7
普段は”軽点”組みをするのですが、ホイールに「ユニフォーミュティマーク」があったことから、今回は”真円”組みすることに...
8
そう思わせたのも、タイヤ側にもその表記があったから...
タイヤの単体重量は7Kg...絶対速度は高くはないですが、軽トラといえども質の高い走りを得たいもの...ウエイトバランスも少ない方が良いに決まってます。
9
表と裏でサイドの表情の異なる『X-AT』...
あまりアグレッシブなデザインは好まないのでリブデザイン(裏面)側を表にセット。
組込みも表から組むのが筋ですが、キレイに塗れたホイール(リム)を傷つけたくない一心でリバースリムでもないのに裏組みで...
正攻法でないのとタイヤのキャラクターから手応えのあるものと臨みましたが、さほど労することなくスプーン1本でフォール。
...この辺り国産を感じます。
10
今回の足元のテーマは『ダサカッコイイ』
5.00-12のバイアスゲタ山を履いた
軽トラ四駆草創期のあの感じをイメージしました。
11
武骨を装っても身だしなみは大切...
表のみならず裏面までも飛び出たヒゲをシェービング。
この一手間がディティールを左右しますから手は抜けません。
12
純正の145R12が外径およそ540mm。
それまでの仕様の145R13で566mm。
そして
今回チョイスした145R14は590mm。
...どんどん大きくなってきています。
13
懸念したホイールハウスへの収まりは、予想に反してスマートなもの。
ただやはりバンパーカットは必至だったように思います。
今回ホイールをグレーにすることで、ホイールナットを”黒”に変更。
小さな事ですが俄然キリッと見えます。
14
変化の大きい大物の交換ですが、スタイルバランスの決め手は細かい部分の詰め方。
納得の出来栄えにますます自分が好きになりましたw
15
それまでも下り勾配以外は1st発進していましたが、外径が大きくなったことでその動作が自然なものに...加速力は大幅に劣るものの、伸びがある分シフトの忙しさが減り落ち着いてドライブできます。
体感的にも速度表示でも遅くはなりましたが余裕の巡行で快適性は段違い。
ただ登坂時はギアを一段下げないとならないのでメリットデメリットは50:50...
カスタムは一長一短...
思いはいろいろあるけど答えは一つです。
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