
3月26日のこと。
釣りへ行こうと渓へ向かって走り出しました。
渋川で燃料補給をした後で関越道下り線に渋川伊香保 I.C から乗り、赤城の登り坂を越えた辺りで暖房が効かなくなりました。
暖房が効かないのはラジエーターからの熱が供給されてないって事だけど水温計は問題ないし、おかしいなぁと思いながらもエンジンなどに異常は感じないのでそのまま走り、塩沢石打 I.C を降りました。
そして、一般道の赤信号にて止まったところでボンネットの隙間からたくさんの湯気が・・・。この時点でやっと、明らかに何かあると察しボンネットを開けると、バシャバシャ云いながら盛大にクーラントが踊っています。
ラジエーターブローだわ・・・・・。
ディーラーに電話し、レッカーを頼みそのまま入庫。
そのあとは釣りもできずに新幹線で帰宅です。
走行中の外気温は5度位だったのと、高速道路の走行では湯気も飛び去っていたために気がつかなくて、エンジン水温計は平常のまま。たまたま降りたタイミングが良かったから気が付いたけど、サブタンクのクーラントは底をついていました。でもまぁ、エンジンブローには至らず、間一髪といったところでしょうか。
そして4月7日、無事に新しいラジエーターに交換修理されて出庫しました。経年劣化の故障なので仕方がないとはいえ、現代では珍しいと思えるような場面でした。関越道下り線、渋川伊香保から赤城までの登りは長いし、エンジンにかかる負荷が増えるのは承知です。でも、その場所でラジエーターが破損するとはなぁ。
自分の今後の参考までに記しておきますが、契約している東京海上日動火災保険の保障が色々と適用になりました。
まずはレッカー代。レッカー代金は搬送距離10kmで1万円ほどです。
保障の範囲は15万円なので距離的には150kmの場所までがカバーできます。
そして今回は担当ディーラー店から200kmほどの場所なので、50km分は実費となります。
保険担当に依頼すると故障発生現場に近い自動車工場などのレッカー車が来てくれます。今回の場合は保険会社との連絡を取り始めて2時間ほどで到着。2時間と聞くと大分かかっているように聞こえるかもしれませんが、当事者本人の私があちこちに連絡しているうちに到着したので「もう来てくれた」と感じたのが正直なところです。
ディーラーの所有するレッカー車を手配できた場合にはこの限りではなく、200kmの距離ともなるとレッカー車がディーラーから来るまで4〜5時間以上待たなければならない事もあり得ると思います。実際、後日ディーラーの担当営業と話をする中で、今回のような場合だと「5時間は待ってもらう事になったと思う」と言っていました。
発生場所から帰宅、もしくは当面の行先予定の場所までの交通費も保障対象になりましたが、ひとまず立て替えて後日申請となります。
レンタカーを使う場合は1日5000円までの保障で5000円を越える金額は実費、期間は発生当日から15日間。16日目からは実費です。そして、レンタカーは発生場所近辺のレンタカー店で手配できない場合もあります。
それから、今回のような故障の場合は車両保険の対象外です。外的要因で壊れた場合は対象になりますが、経年劣化での故障についての修理代金等は実費での支払いでした。
そして、東京海上日動火災保険の担当デスクの対応は素晴らしいものでした。私の場合は最初の電話窓口こそ一人ですがその後、後方ではレッカー担当、レンタカー手配担当、交通費担当とそれぞれ個別に3人担当者がついてくれて、それぞれ迅速に動いてくれます。レンタカーこそ手配は叶いませんでしたが、故障発生が塩沢石打〜越後湯沢という場所だということを鑑みれば、レンタカーを依頼する方が無理というものかと。それぞれの担当が故障現場での私の気持ちを察してくれているようで、丁寧で親切、始終安心して過ごすことができました。
故障自体は車検直後の急な出費で大きな痛手ですが、色々と勉強になった旅でした。
以下、ディーラーのサービス請求書の内容。
オーバーヒート修理 ¥23,100.-
*ラジエーターASSY交換*
*アッパーおよびロアーホース交換*
ラジエータ ASSY MR597187 ¥118,800.-
ホース、ラジエーター MB957102 ¥2,145.-
ホース、ラジエーター MB957108 ¥3,135.-
クリップ、パイピング MR404538 4点 ¥1,188.-
ワッシャ、Wライン MD320544 ¥176.-
クーラント 90Y LLC 3点 ¥6,819.-
合計 ¥155,363.-
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ラジエーター交換/205,590km
Posted at 2023/04/11 22:52:09 | |
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