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2ドアハチロクのブログ一覧

2020年11月14日 イイね!

大山方面ツーリング2020

大山方面ツーリング2020
2018年11月以来、2年ぶりとなる大山方面ツーリングを開催しました。


紅葉シーズンでもあり、観光客が集中すると思われるので、そのあたりも考慮し、スーパーマップルとGoogle mapを目を凝らして眺めて道路を探して、ストリートビューで道路情報を確認しながらルート設定しました。




■コースの全行程
【往路】
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鳥取道用瀬ICを下車、国号428号の南側の林道を探検しながら、辰巳峠~乙原高原、人形峠など、5つの区間をSS(スペシャルステージ)とします。
さらに大山環状道路を東側から上がっていき、鏡ヶ成から大山スカイラインを下り、蒜山でジンギスカンを食べるコースを設定。

【復路】
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当初の案1では鍵掛峠方面まで行くつもりでしたが、予想通り交通量が多く、クリアラップは期待出来そうなにないため、
案2として準備していた、蒜山高原の南側、真庭市の間も無き県道などを開拓しながら、奥津温泉、粟倉周辺へと6つのSSを西にむけ進撃しながら帰路につくコースとしました。

■エントリー車両
NAクラス4台
ターボクラス6台
合計10台の大所帯となりました。

参加者の大半は、人生の半分以上の期間、峠を走ってきたベテランであり、基本的なドライビングスキルについては、もはや何も言うことはありません。

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中国道赤松PAに集合し、途中で播州隊と合流。
ドライバーズミーティングで、参加者紹介、ルート、走行順を確認してからスタートです。

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■NAクラス

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○左:NBロドスタAMMY号…R1R装着し、グリップ走行かと思いきや、まあまあカウンターがあたってました!
○右;2ドアハチロク号…この日のために新品のZⅢを組むなど、鼻息は荒かったが、四十肩が悪化し、ステアリング操作に支障が出だしている。


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○左:BRZやっち号…10月に行われたハチ高原ヒルクライムでは、土屋N2ハチロク号に迫る素人最速タイムをたたき出した車両。カーボンルーフ化と、自作の塵取りのような巨大アンダースポイラーで武装するも、これが良くない結果を招くことに…
○右:アコードshin号…ノーマル風のボディですが、よく見ると、ワイドフェンダー化されていたり、2L⇒2.2L化されていたりと、渋いチューニング車両です!


■ターボクラス

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○左:GRBインプ号…420円サーキットの古参とのことで、その走りに期待。しかし借り物のフェデラルRSRは、びっくりするくらい、カピカピでひび割れが酷い!大丈夫か?
○右:GDBインプsubakento号…以前はトラブル続きであったが、マシンと人間が徐々に熟成されたのか、前回から安定した走り見せている。


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○左:ランチャデルタ!…今回初参加。オーナーさんは25年も所有しているそうです!1987年~1992年のWRCでは6度のワールド・タイトルを獲得した伝説のマシン。
○右:GDBおうち号…2018年長野遠征以来となる久しぶりの参戦。新品R1Rを組んでくるなど、このツーリングへの意気込みが伝わります。

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憧れのランチャデルタ。ブリスターフェンダーがたまりませんね~

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○左:CZ4A ランエボ10 還暦大工号…来年は年金受給年齢に達する最長老。今回は最終SS目前で不運が襲う・・・。
○右:ZN6トヨタ86 bad mac号…HKSスーパーチャージャーで武装するも、歳のせいで、アクセル&ブレーキ操作が激しいコースでは、脚がつり、苦戦を強いられる…。
さらに、最終SS目前でエボ10とともに不運が・・・。

以上、10台で、いつもと同様、NAクラスを先頭に、離されてもパワーで追いつけるターボクラスを後半とした隊列としました。

■SS1 緑資源幹線林道 若桜江府線 用瀬・三朝区間 12.4km
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最初のコースは鳥取道用瀬ICを下車。国道53号を南下し、集落を抜けていくと林道
スーパーマップルで見つけた国道428号の南側の山中を東西に走る大規模林道であり、google mapでは相当拡大しないと発見できないコース。

建設時は「大規模林道」と呼ばれていたようですが、現在の標識は「緑資源幹線林道」が正式名称のようです。

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コースは1.5車線のセンターライン無し。
用瀬から登っていきます。

一般車は皆無で、オールクリアで走れて、中々楽しめます。

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佐治方面に走っていきますが、後半になるにつれて、濡れた落ち葉が路面を覆い、リスキーです。
しかし、終盤で落ち葉の下に隠れた岩に乗り上げ、「ガコン!」と衝撃が!

その後、フロントアンダーカバーの下で「ガガガ―、ゴロゴロー」と岩を轢いた後、ボディ下の自部の尻あたりで、「ゴツン」と音がして岩を乗り越えてしまいました。
走行に支障はなく、そのまま作戦行動は続行です。
こんなところでタイヤがバーストでもしようものなら、1日がパーです。

■SS2 国道482号 辰巳峠~乙原湖 11km
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鳥取県と岡山県の県境に位置するお馴染みのコースです。
天下の国道なので、一般車に引っ掛かり、休日昼間のクリアラップは無理でした。
新品のZⅢ効果で、86号は安心のコーナリングができます。

雪シーズンのアイスバーンで調子に乗りすぎると、このように刺さることも・・・・
↓1分40秒くらいかご覧ください。
乙原湖畔の美しく紅葉した森林地帯を駆け抜ける。

■SS3 人形峠旧道 5.2km
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センターラインの無い1.5車線の旧道。
国道のトンネルが開通する前は、皆ここをチェーン巻いて登っていたようです。
雪山遠征シーズンはここでフィナーレを迎える場所であり、2018-2019の雪シーズンは、シェア号(GC8)でAMMY氏のパジェロミニに追われ、刺してしまった因縁の峠。

さらにこの峠の周辺で、いちびりすぎると(関西弁:調子に乗るという意味)、刺したり、同志打ちしたり、溝にはまったりと、過去に色々とトラブルが発生しました。
以前に、諸先輩方も、「人形峠の祟り」と呼んでました。
このツーリングで何も起こらなければいいですが・・・・

知っている道なので、舗装も良いのでペースを上げようとするも、Gをかけたり、ステアリングを忙しく回すと、四十肩の右腕・肩が痛む・・・・・。
これも祟りか?

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山頂は、紅葉を見に来ているハイカーの車で満員御礼でした。
冬季は完全に通行止めとなる峠の北側のコースはバンピーで舗装も荒れており、ほどほどのペースにしなければなりません。

■SS4 県道306号 関金 12.6km
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2018年のツーリングで使用したコース。
国道428号から関金温泉方面へ北上していきます。

2車線のいい道で、交通量もほぼなく、会員枠の貸し切り状態。
後半の下りセクションの11連ヘアピンは、86などのFR車だとかなり楽しめます。
フロントヘビーな4駆勢は苦戦したかも。

■SS5 県道45号 大山環状道路 地蔵峠~鏡ヶ成区間 11.7km
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ヘアピンあり、高速ストレートありで、景色も最高のコースですが、今回はペースカーに頭を押さえられ、SSというより観光リエゾン区間となりました。

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鏡ヶ成で休憩。素晴らし秋晴れ。

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停車すると、すぐにオッサン達の車談義が始まります。

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せっかく10台が並べたと思ったが、写真的には残念ながら逆光でしたね・・・・

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紅葉もええ感じですが、ちょっとピークは過ぎたかも。

■お昼ご飯 

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蒜山高原まで下り、「WOOD PAO」でジンギスカンを食べます! 

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駐車場にうまくは入れました。

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↑いちびったアンダーパネルを装着したBRZ号もギリギリ…、いや、擦り付けながら駐車に成功!コレなら駐車中に踏んづけられても大丈夫そう(笑)

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基本的な感染防止対策を徹底しながら、ジンギスカンをいただきました。
1410円→割引券で1270円とリーズナブルに楽しめます。

■SS6 緑資源幹線林道 粟倉木原屋線 甘美・新庄区間~県道447号 13.5km
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蒜山高原から県道58号を南下したところにある大規模林道の一部です。
シデコ峠という最高峰付近には、真っ暗な恐ろしげなトンネルがあります。

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↑なべさんの車載動画より。
落ち葉をかき上げて、疾走感ありますね〜

対向車は皆無でオールクリアですが、峠の西側はバンピーな路面なので、あまり踏まない方がよいでしょう。

■SS7 県道65号 久世中和線 13.5km
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国道181号の久世市街から北上していくルートです。
集落もあるので、これをSSと呼ぶかは悩むところですが、対向車もほとんどなく、快適なロングクルージングが出来たので、SS区間に昇格させておきます。

■SS8 県道56号 湯原奥津線 10.2km
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先ほどの県道65号から途中で右折して、東の国道179号の奥津湖の北側へ出るルート。
後半のクライマックスは、広い2車線のサーキットのようなレイアウトの下りです。
比較的新しい道で、舗装は極上。
白馬の八方尾根をスキーのダウンヒルのようにダイナミックに下っていきます。

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↑こんな素晴らしいコースだった。
やはり岡山県の道路はどこも素晴らしいですね。

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時刻は16時を過ぎたところで、国道179号沿いの道の駅奥津温泉へピットイン。
ここでも、最終決戦を前に、走りの感想や、クルマの仕様など、おっさん達のクルマ談義は尽きない。

■SS9 笠菅峠 緑資源幹線林道 粟倉木原屋線 鏡野・奥津区間 9.5km
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奥津温泉の東側を東西に走る大規模林道の一部で、過去のツーリングで設定したコースを逆の西側が侵入して東側へ抜けます。

入り口は分かりにくいですが、奥津ゴルフクラブへの連絡道路でもあり、まあまあ整備されてます。
当初はこれを最終SSとする予定でした。

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二車線の極上道路で、コースレイアウトも素晴らしく、リズム良く走れます。
ゴルフ場から帰ってくる対向車があった以外は、全長9.5kmのSSをクリアラップで走り抜けることができ、満足度の高いコースでした。
0台と長い隊列の後半のクラスの戦いぶりも気になるところです。

ゴール後は津山まで南下して中国道に乗って帰路につく予定でしたが、メンバーの士気は依然として高く、高速道路に逃げることを潔しとせず、なおも一般道で東進すべしとの意見具申がありました。

そこで県道75号→県道6号で智頭方面まで山岳リエゾン区間を移動しながら、少なくとも兵庫県内までは下道で帰路につくことにしました。

国道373号に入って西粟倉方面へ移動する頃には、日没となり、いよいよナイトステージに突入です。

国道を走行中、すぐ後ろのNBロドスタ号のAMMY氏より、でかい石を踏んだとの無線が入りました。
自分は集中力を切らしていたのか、気付かずに跨いでいたようです(汗)

続いて最後尾から2番目の86bad mac氏からも、無線ででかい石を踏んだとの報が入りました。
残念ながら、高価な鍛造ホイール(ZE40)のリムが曲がってしまったようです。

さらに最後尾のエボ10も同じ岩を踏み、リムを曲げたうえに、最悪なことにバーストしているとのことで、現場へ戻ることに。

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救援のため、全員で現場に戻ったところでNBロドスタ号が暗闇のバックで側溝に脱輪!
危うく二重遭難の危機でしたが、軽量なロドスタはみんなで押したら割と簡単に脱出できました。

最近のクルマはテンパータイヤを積んでおらず、エボ10も例外ではありません。

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エボ10のタイヤは、パンク修理キットも使えないようなダメージを受けており、自走不可と判断。
レッカーを呼び、ドナドナしてもらうことになり、ここでエボ10は残念ながらリタイヤ確定です。

手負いのbad mac86号と、レッカー待ちのエボ10をその場に残し、あとの8台はその屍を乗り越えて、2人の分までしっかり走り抜くと心に誓い、次の戦いの舞台へと向かうことになりました。

■SS10 緑資源幹線林道 粟倉木原屋線 東粟倉・西粟倉区間 13.5km
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2016年の岡山県北部大規模林道探検ツーリングで開拓したコースの逆走で、西側からスタートします。
既に周囲は真っ暗闇で、ナイトステージに突入です。

先ほどの件もあり、落石や鹿の飛び出しに注意しながら、夜の峠道(元々これが本業?)を行きます。
夜は対向車のライトで見切れるので、その点では安心です。
踏むと速度が乗りすぎるので、ストレートではトップスピードを自主規制。
ここも一般車は皆無で、13.5kmをオールクリアで完走できました。

■SS11 国道439号志引峠~鳥ヶ乢トンネル~波賀 18.9km
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今回の最終SSで、岡山県と兵庫県の県境に位置する志引峠を抜けて、国道29号線までのルート。

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峠付近は1.5車線と狭いですが、全員、最後の力を振り絞って峠を駆け上がっていきます。
四十肩の痛みもさらに悪化し、右腕はほとんど使えなくなってきました(痛い・・・)

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ゴール地点が近づいたところで、今度はBRZやっち号に異変が!

どうやらストレート区間で速度を乗せすぎて、フロントアンダーパネルのダウンフォースに耐え切れなくなったFRP製のバンパーが破損して、落ちかけています。

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ガムテープで補強し、自走で家まで帰れるように応急処置が完了。

このまま国道29号線まで辿り着き、なんとか10台中8台が完走することができました。

今回は15時間かけて11本のSSを走り、総走行距離は586kmに及びました。
タイヤバースト1台、リム曲げ1台、脱輪1台、バンパー破損1台、四十肩悪化1名(翌日は右腕ではケツも拭けないくらい悪化)と、「人形峠の祟り」なのか、多難なツーリングとなりました。

しかしながら各員の熟練した走りにより、事故もなく、一糸乱れぬ隊列で、このツーリングを完遂し、完全燃焼できたと考えています。

来月以降は、雪山やサーキット走行シーズンとなり、長距離ツーリングは春までお預けとなりますが、気が向けば、軽めのツーリングもいいかな、とも思ってます。

遊んでいただいた皆さん、ありがとうございました。

おわり。
Posted at 2020/11/20 21:48:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | ツーリング | 日記

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「【3/1に延期】峠最速決定戦 http://cvw.jp/b/563049/48246272/
何シテル?   02/07 17:58
兵庫県の某山中に生息してます。 気が付けばUを走り始めて25年。ずっとハチロク… でしたが、ハチロク歴17年目の2012年5月に岡山国際サーキットにて大...
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