
4連休初日の「海の日」に京都北部~福井県~兵庫県のマイナーな山々を巡るツーリングを開催しました。
7月22日は東京オリンピックの開会式の前日。
今年は東京オリンピックの開会式に合わせて、国民の祝日が移動して4連休でした。
・7月19日の「海の日」が7月22日(木)に移動。
・10月11日の「スポーツの日」が7月23日(金)に移動。
「海の日」ですが、皆は釣り以外は海に興味が無さそうなので、山に向かいます!
今回のエントリーは4台。
写真右から・・
○ランエボ10 大工のとっしゃん
今年から年金受給年齢に達した最年長ドライバー。
昨年の秋の岡山ツーリングでは、タイヤバースト、ホイールリム曲げでリアタイヤし、GWの鳥取方面ツーリングでは腰痛の悪化で途中リタイアと不運が続きましたが、今回はいかに!?
○NCロドスタ AMMY号試験機
NBロドスタからの入れ替えでNCロドスタを投入。
抜けたノーマル足+枯れたようなダンロップのZ2★スペックというスペックを、熟練の腕でカバー。
○アコードShin号
2.2L排気量アップされたVーTechと、ハイグリップラジアルであるRE-71RSで武装。
どんなペースで走っても食らいついてきます!
このメンバーの中では40代の自分が最年少です。
平均年齢は50オーバーで、皆、人生の半分以上を走っており、体力と健康面以外は安心してよいでしょう!
■SS1 妙見山 5.6km
まあまあの急こう配が続く登り2車線道路。
山頂には、大阪北部在住者の走○屋は、練習で一度はお世話になったであろう?参拝者用の広い駐車場があります。
ここ数年、チャリンコ族が急増しているので、走行には注意が必要です。
次の峠までの移動区間も、適度なワインディングが続く快走路です。
北摂の夏空が続きます。
■SS2 逢坂峠 県道732号亀岡能勢線 2.2km
テクニカルな峠道で、よく篠山までうどんを食べにいく時に活用するルート。
時々バイクの走り屋がいます。
タイトコーナーが続き、ドリンクホルダーのコンビニコーヒーをブチ撒けてしまい、股間がお漏らししたようになりながらも、ひるむことなく進軍を続けます!
るり渓付近の山道(県道54号園部能勢線)を北上していきます。
ここもリエゾン区間ですが、クルージングが楽しいです。
■日吉ダム
朝から利用作用のあるコーヒーを飲み過ぎており、我が股間のリザーバータンクが溢れそうになり、日吉ダムの道の駅にピットイン!
気温が高くて、休憩する方が体力を奪われます。
ダム湖畔は快走路です。
■SS3 花脊峠R477 2,3km
昼食までの時間調整のために、雪ド○で有名な峠で休憩します。
昔は雪の日の夜は、アルトワークスなどの軽4四駆ターボのパラダイスでしたが、今は、チャリンコ族の聖地のように、昼はちょっと前の中国のようにチャリがいっぱい走ってます。
峠付近は26度と、下界よりも10℃近く涼しいです。
京都の避暑地的な感じ。
昼間は一般車も多く、ここも走行には注意が必要であり、もはやSS扱いはふさわしくないかな・・・
■昼食 蕎麦屋「洛北花せ屋」
向かいの古民家「花竹庵」が改装中で、道を挟んだ反対側の「洛北花せ屋」というお店で同一メニューが提供されていました。
お店の雰囲気もよいです。
「味噌蕎麦」を注文。
山椒が効いており、唯一無二な感じのお蕎麦です。
■SS4 佐々里峠 県道38号 8.4km
花背のR477から美山のR162まで、約40Kmも延々と続く山道。
佐々里川沿いの平家の落ち武者の子孫?らしい集落が続きます。
どこからどこまでをコースを考えるかは微妙なところですが、冬季通行止めとなる峠付近をSSと考えます。
今回は京都市のR477花背付近から美山方面へと反時計回りに進撃します。
峠付近は冬季は豪雪で封鎖され、秘境感がある峠です。
急こう配なヘアピンが続き、路面のギャップや継ぎはぎ、目の粗いヤスリのように痛んだ路面と、なかなかチャレンジングな道です。

時々、バイクやチャリンコがいます。
■林道探検コース 五波峠
地図を凝視しながら見つけた林道を探検してみました。
舗装されているのが奇跡のように感じる1車線の林道。
落石も片づけられており、難なく登頂に成功しました。
ツーリングというよりは、ジムニー的な行軍で、爽快感は皆無ですが、なんか達成感があります。
標高600mの山頂付近は、一部ダートっぽいです。
峠付近には石碑があります。道路作る人達は石碑好きですね~。
wikiには「知る人のみぞ知る京都、福井間の裏道」と表現されています。
■道の駅 若狭小浜
お決まりのソフトクリームをチャージし、往路へのエネルギーとします。
ソフトなくしてツーリングの成功は無し!
■SS5 石山坂 県道16号 7.4km
北側から南側の名田庄へと抜けます。
峠の北側は、新しくなったループ橋のようなバイパス路と、後半の旧道が混ざっています。
横Gが長く続くので、ループ橋で踏みすぎると、オイル偏りしてメタルを痛めるリスクがあるので、我慢のコーナーリングをします。
峠付近のトンネルを越えたら、爽快なダウンヒルです。
雪山遠征時にお世話になるコースですが、真冬の夜の景色と、真夏の昼間とでは、また違った雰囲気です。
■SS6 堀越峠R162周山街道
バイク乗りのツーリングコースとしてメジャーなルート。
北側の洞門が連続するコースで、峠から南側は、3・4速での爽快なコーナーリングが楽しめます。
今回はペースカーに行くてを阻まれ、コース前半は消化不良でした。
ここはライダーの死亡事故が多く、時々ネズミ捕りもやってたりするので注意が必要です。
■SS7 大野ダム県道12号 美山かやぶき由良里街道 16.3km
R162からR27ダム湖沿いの快適クルージングコースです。
SSというよりも、気持ちよく流す感じです。
■SS8 多岐連山 県道301東郷東谷浜線 6.7km
今回のツーリングのクライマックスです。
北側から攻め入ります。
峠の北側はセンターラインはないですが、対向車が来てもパスできるコース。
左コーナーは、左側が谷になっているため、対応車の見切りがよく、右コーナーはブラインドですが、カーブミラーがよい位置に設置されているので、昼間でも走りやすいコースです。
それゆえ、この日、一番踏んだコースでした。
勾配が急なので、失速しないようにアクセルを踏み、いつもは付けっぱのエアコンもOFF!
それでも後ろのShinさんのアコードは全く離れずに食い付いてきます。
最後の力を振り絞って、山頂にゴールイン!
山頂付近の駐車場は、付近の山々が一望でき、眺望抜群です。
日露戦争の激戦地である二0三高地に駆け上がって、旅順港を眺める観測兵の気分です。
「丹波の景色が丸見えであります!各山々、一望のもとに収めることができます!」
と、350kmを走破して駆け上がってきた満足感に浸っております。
篠山市街を抜けて、三田のとんかつ屋「そろばん亭」で夕食をとり、解散式となりました。

この日も近県プチツーリングと言いながら、オール下道で430km程度を走行しておりました。
8/9の夏祭り!滋賀三重奈良ツーリングへつづく・・・