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(Green)^2の愛車 [ヤマハ YZF-R125]

整備手帳

作業日:2023年6月17日

スタンドフック取付1

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
実は2年程前にスタンドフックを購入していたのですが、長らく放置していました。

<ソケット干渉>
チェーンを張るため、久しぶりにアクスルシャフトを緩めようとしたところ、ソケットがリヤスタンドのL受けに当たり、緩めづらいことを思い出しました。
2
(詳しくは整備手帳「リヤスタンドを掛ける位置」の8, 9項をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/3152360/6566428/note.aspx

作業性がイマイチで毎回テンションが下がるので、重い腰を上げてスタンドフックを取り付けることにします。
3
長らく放置した理由は、以下の通りです。

<スタンドフックの台座>
スタンドフックを取り付けるためには、スイングアームの台座にドリルで穴を開け、ねじを加工する必要があります。
しかし、どうしても、台座の真ん中に穴を開ける自信がありません。

自作でブラケットを作る時、穴位置は1mm位、普通にずれてしまいます。
ボール盤のような設備もないし、狙った位置に穴を開けることは、私にとってハードルが高いのです。

さて、どうするか。
4
こんなものを作ってみました。

<ガイドバー>
5mmの穴を開けたガイドバー。

ドリルの位置がずれないよう、ガイドをあてがうことにしました。
フラットバーを使ったのはシャコ万力で、スイングアームに挟めるようにするため。

これを使えば、穴のずれは最小限に抑えられるのではないかと…
5
では、作業を始めます。

<リヤホイール外し>
ガイドバーをスイングアームに当て易くするため、リヤホイールを外します。
穴を開け、ねじを加工するだけであれば、外す必要はありませんが、万全を期します。

外し方は、そのうちまとめようと思います。
6
<リヤホイールを外した状態>
スイングアームだけになったので、スッキリしています。

アームは左右で形が違うのですが、内側の肉抜きも全然違うんですね。
これで、左右の剛性バランスをとっているのでしょうか。


以下、写真は断りがなければ、左側のものとなります。
7
ヤマハ用のスタンドフックはM6なので、下穴として、5mmの穴を開けることにします。

<穴位置の印付け1>
鉛筆で台座にφ4の円の印を付けます。

この時点で、芯がずれてしまったら意味がないので慎重に進めます。
8
<マスキングテープ準備>
穴開けポンチで、マスキングテープにφ4の穴を開けます。
9
<穴位置の印付け2>
鉛筆だと目立たないので、8項で準備したマスキングテープを貼り付けます。
10
<ガイドバー養生>
ガイドバーをスイングアームにあてがった際、傷付けないようにするため、ガイドバーに養生テープを3回転程、巻き付けます。
11
<ガイドバーセット1>
ガイドバーの穴を台座のマスキングテープの印に合わせ、シャコ万力でスイングアームにガイドバーを挟みます。
12
<ガイドバーセット2>
内側は木の板を挟んでいます。
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ガイドバーの穴にドリルを逆さまに挿して、穴の向きを確かめました。

<ガイドバーの取付状態>
スイングアームの向きに対して、とんでもない方向を向いています。(笑)
このまま穴を開けたら、スタンドフックが傾いてしまいます。

仕方がないので、スイングアームの表面に2, 3mmだけ穴を開け、そのあとはガイドバーを外して開けることにします。
14
<穴加開け1>
5mmの刃を付けた電動ドリルを、ガイドバーの穴に差し込み、少しだけ穴を開けます。

そして、ガイドバーを外します。
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<穴を開けた状態1>
大体狙い通りの位置に穴が開きました。

多少芯から外れていますが、ガイドバーなしでは、この位置に穴を開けることはできなかったでしょう。
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<穴加開け2>
ガイドバーなしで、ドリルで穴を開けます。

切削油を付けながら、台座に対して垂直になるように慎重に進めました。
また、スイングアームフックのねじの長さが13mmだったので、刃先から20mmの位置にマスキングテープを貼り付け、その位置まで穴を開けました。
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<穴を開けた状態2>
こんな感じで穴が開きました。

自分としては大成功。
ガイドバーがなくても、そんなに芯はずれませんでした。
18
<切削片>
深さ20mm弱の穴を開けましたが、中はアルミの塊でした。
なので、結構の切削片が出ました。

リヤスタンドやチェーン周りに切削片が付いて、大変なことに。
この後、掃除しながら進めました。
19
<穴の面取り>
13mmの刃で、穴の面取りをします。

ドリルは使わず、手で軽く削りました。
20
<ねじ加工1>
タップ(M6×1.0)で、穴にねじを切っていきます。

切削油をつけながら、ゆっくり加工していきました。
21
<ねじ穴清掃>
あとは、パーツクリーナーとエアブローで、ねじ穴を清掃しました。
22
<ねじを加工した状態>
なんとか無事に加工することができました。

ここまでが長かった…
23
一方、右側も同じように進めましたが、マフラーがある分、作業性が悪く…

<マフラーの傷>
穴については、開けることはできましたが、加工時に電動ドリルがマフラーに当たって多少傷を付けてしまいました。
24
<ねじ加工2>
ねじ加工については、タップハンドルがマフラーに当たってしまうため、代わりにソケット(5.5mm)を付けたTバーハンドルで回しました。
25
スタンドフック取付2へ続く。

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「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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