シフト入らず
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ドライブシャフトブーツの交換を終え、試走を兼ねて片道50km程のドライブに出かけました。
「音が静かになった」なんて上機嫌で運転していたら、突然4速が入らない。
楽しいドライブが一変し、背筋が凍るような恐怖感…
<シフトが入らない…>
現象としては、
○シフトアップ時ではなくシフトダウンの時
○走り始めて約20分後に発生(オイルが温まってから?)
○一度ニュートラルに入れて、再度クラッチを踏むと入ることは入る
○走行を続けると状態は悪化し、スタート時の1速でも、他のシフトでも出始める
あ~、絶対に今回の整備に関係している…
道の駅に車を止めて、ディファレンシャル周りを確かめるも、オイルの漏れはありませんでした。
2
原因を考えたら、以下の3つが思い付きました。
1. トランスミッションオイルの量が少ない
(整備手帳「ドライブシャフト取り付け2」の7項でこぼしたから?)
2. ディファレンシャル周りを清掃した時、中に水が入った
(整備手帳「ディファレンシャルシール交換」の3項で?)
3. ディファレンシャルシールのグリスがオイルに溶けて悪さをした
(整備手帳「ディファレンシャルシール交換」の7項のグリスが溶けた?)
1はこぼした量は少なかったので、あまり関係が無いかな?
2は最初オイルと分離していた水が走り始めると同時にオイルとかくはんされて、やがてオイルの機能が低下
3は最初シールの溝にあったグリスが走り始めると同時に溶け出して、徐々にオイルと混じってオイルの機能が低下
2,3は走り始めてから現象が出るところが、合致している気がします。
3
確認のため、オイル漏れが無いか、車の下に潜って確かめてみました。
<左ドライブシャフトの付け根>
少し湿っている感じはしますが、ディファレンシャルシールからは漏れていないようです。
<右ドライブシャフト部分>
こちらも漏れはありませんでした。
4
<シフトロッド>
トランスミッションに繋がっているシフトのロッドに僅かにオイルが溜まっています。
でも、漏れ量は僅かです。
どうやら、オイル漏れは無いようです。
5
で、取った対処がオイルの追加注入。
オイル交換がベストですが、交換したばかりで、もう一度交換する勇気が無かった…
(マイクロロンももったいないし…)
この方法は1~3のいずれにも効果があるんです。
2,3は水やグリスの濃度が下がるので。
6
<オイル量確認>
注ぐトランスミッションオイルの量を確かめるため、軽量カップでオイルを受けます。
前回1,700mℓ使ったので、計算どおり300mℓ残っていました。
<オイル注入>
こぼさないように、今度は慎重にオイルを注ぎます。
7
結果、これで「シフト入らず」は解消しました。
何が悪かったかは分かりませんが、オイルの機能が回復したみたいです。
素人のやっつけ仕事のツケを早速、払わされました。
でも、限られた時間で走れる状態まで戻す必要が有ったし、これも致し方なし。
少しずつ直していきます。
今回の費用: 0円
(材料・工具は持っているものを使用)
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