デイライト修理(2回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
<デイライト点かず>
信号待ちで前の車のバンパーを見たら、右側のデイライトの光が弱いことに気が付きました。
週末に確かめたところ、6個中3個のLEDが点いていませんでした。
このデイライトは直列3個・並列2個のLEDで接続されているため、1個のLEDが壊れると直列の3個のLEDが点かなくなります。
デイライトを車に取り付けたのが2011年12月だったので、8年近く持ちました。
ちなみに、2014年2月に1度、接触不良で点かなくなりましたが、LED自体の交換はしていません。
新しいものに交換しても良い時期かもしれませんが、もちろん、修理して使います。
2
<ヒューズ外し>
スイッチがないので、ヒューズを抜いて電源を切ります。
<デイライト取外し1>
バンパーの下に潜り、ギボシ端子2本を外します。
取り付け・取り外しを数回繰り返していますが、錆びや接触不良もなく使えています。
3
<デイライト取外し2>
デイライトを止めているブラケットのねじ(2ヶ所)を六角レンチで外します。
<デイライト分解>
外側のフレームを精密ドライバーで持ち上げ、外します。
その後、レンズとボディーの合わせ目に少しずつカッターの刃を差し込みながら、レンズを外しました。
見た感じでは、中に水が入った跡はありませんでした。
4
見た目で明らかな断線はなさそうなので、電気を流して壊れている部分を確かめます。
<通電確認1>
安定化電源を使って、基板に9Vの電圧を掛けました。
片側の3個だけが点灯します。
<通電確認2>
点かない側の回路について、LEDを飛び越すようにリード棒を当てます。
右端のLEDを飛び越した時、残りの2個のLEDが点くことが分かりました。
どうやら、右端のLEDが壊れているようです。
2014年に修理した左側のデイライトの時は、直列の3個の真ん中のLEDが壊れていました。
場所による負荷ではなく、単に寿命で壊れたのかもしれません。
5
前回は6個中2個が点かなかったため、他の4個も寿命が近いと考え、6個全部を交換しました。
しかし、点かなかった1個は、接触不良だったと後から気が付きました。
なので、今回は壊れた右端のLEDだけを交換することにしました。
それでは右端のLEDを取り外します。
<LED取り外し>
はんだこてを当ててはんだを溶かし、はんだ吸い取り機で吸い取ります。
ある程度はんだを取り除けたら、熱をかけながら、ラジオペンチでLEDを引っ張って外します。
<交換するLED>
左側のデイライトを修理した時に準備したLEDを使います。
LEDはたくさんあるので、まだまだ壊れても大丈夫。(笑)
LEDパラダイス:5mm青色LED / LP-50SB3
6
<LEDはんだ付け>
LEDをはんだ付けします。
LEDの固定と熱負荷を減らすため、ヒートクリップを使いました。
<通電確認>
安定化電源で9Vを通電したら、問題なく点きました。
良かった。
7
<デイライト組立>
ボディーとレンズを接着剤で接着し、クリップで挟んで硬化させます。
その間、フレームをコンパウンドで磨きます。
<組立てたデイライト>
レンズがやや黄ばんできましたが、フレームがピカピカになったので見栄えは良いかな…
8年も使った割には良い状態です。
8
このデイライトを付けてから、対向右折車に「ヒヤッ」とすることが減りました。
効果は確かにあるので、まだまだ活躍してもらいます。
今回の費用:0円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
関連パーツレビュー
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク