• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2020年9月21日

エンジンマウント再組み付け(3回目)

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
2020年8月に整備手帳「エンジンマウント再組み付け(2回目)」にて、エンジンマウントを40N・mで締め付け後も、「コココ」音がすることを書きました。

今回は、
1. 外した純正品のエンジンマウントに交換し、「コココ」音がするか確かめる
2. 各部品を確かめて、「コココ」音がどこからするのか探してみる
ことにします。

!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。

それでは1を確かめます。
まず、フューエル関連の配管をずらし、エンジンマウントの先端のナットを外します。

<エンジン持上げ>
エンジンホルダーをエンジンルームに掛けて、エンジンを持ち上げます。
そして、エンジンマウントブラケット・サスペンスバッファー・エンジンマウントを外します。

(詳しくは整備手帳「エンジンマウント交換1」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/5120545/note.aspx
2
<エンジンマウント新旧比較>
左: 外した純正品
右: 交換したマイレ製

両方とも形はほぼ同じで、本体やボルトの破損・緩みもありません。


<純正品のエンジンマウント取付>
一度外した純正品のエンジンマウントを再度取り付けました。

周囲を走ったところ、やはり「コココ」音がします。
「コココ」音はエンジンマウント自体からではない?
それとも、純正品のエンジンマウントも壊れている?

一方、エンジンマウントの先端のナットを仮締めの状態で走ったのですが、「コココ」音が大きくなりました。
音の発生源がエンジンマウントでないとしても、エンジンマウント(エンジン)の動きが音の発生に影響している?

音の要因を絞るつもりが、ますます混迷している気が…
3
次に2を確かめてみます。
「コココ」音は部品同士が接触して生じると考えられるので、各部品の接触した跡を見てみます。

<ボディー⇔ワッシャー>
ボディーとワッシャーはきれいに接触していないので、不安定な感じがします。
しかし、接触した跡にムラがなく、振動で動いたようには見えません。
また、ここが動くのならば、下の写真の部分がより大きく動く気がします。

<ワッシャー⇔エンジンマウント>
こちらはきれいな円形状に接触しています。
所々、強く当たったようにも見えますが、振動で動いたかどうかは分かりません。

前回、ここの部位の締め付けトルクが低く、エンジンマウントが動いているのではと考えました。
しかし、40N・mで締め付けたものの、音は解消せず…
4
<エンジンマウント上部>
ボルトの根元にサスペンスバッファーと接触した跡がありました。
赤○: ボルトの側面がサスペンスバッファーの穴の内径と接触
青○: サスペンスバッファーの裏面と接触

赤○は振動でエンジンマウントが動くと、「コココ」音が生じるかも。
でも、この小さな接触の跡で、あれだけ大きな音がでるのか?

<エンジンマウント⇔サスペンスバッファー>
サスペンスバッファーの裏側を見ると、エンジンマウントと強く接触していない模様。
上記の青○は問題ないですね。
5
<サスペンスバッファー⇔エンジンマウントブラケット>
こちらに強く接触した跡はありませんでした。
赤○: エンジンマウントブラケットの底分
青○: エンジンマウントブラケットの側面

接触した跡から、エンジンマウントブラケットはサスペンスバッファーの中を動いていないようです。

<エンジンマウントブラケット⇔ナット>
エンジンマウントブラケットの表面は鋳物で結構凹凸があり、接触面があれています。
でも、ナットが動いたような跡がないので、ここも問題なさそう。
6
<エンジンマウントを仮組みした状態>
当たり前かもしれませんが、軽くナットを締めただけで、エンジンマウントとエンジンマウントブラケットは手では全く動きません。
車から外した状態で、エンジンの重さ+振動を掛けるなんて無理…

それでは、確かめた内容を踏まえ、エンジンマウントを取り付けます。

<エンジンマウントへグリス塗布>
エンジンマウントがワッシャーに接触する部分に、ほんの少し汎用のグリスを塗りました。
エンジンマウントがボディーに引っ掛かりなく締まるようにします。
7
<エンジンマウント締付>
エンジンマウントに着脱ツールを掛け、トルクレンチにて40N・mで締め付けます。





<サスペンスバッファー等グリス塗布>
4項を考え、サスペンスバッファーとエンジンマウントブラケットの穴の内径にグリスを塗ります。
ここが原因ならば音が小さくなるはず。
8
エンジンマウントブラケットを締め付けます。

(取り付け方の詳細は整備手帳「エンジンマウント交換2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/5122856/note.aspx

<エンジンマウントブラケットを付けた状態>
塗ったグリスがボルトとのすき間を埋めているのが分かります。

<エンジンマウント締付>
エンジンマウントを固定するナットを、ソケット(16mm)を取り付けたトルクレンチにて45N・mで締め付けます。
あとは、フューエル関連の部品を元に戻して、終了です。


試走しましたが、残念ながら、「コココ」音は解消されませんでした。
今回確かめたところは、関係なかったようです。

今回の費用: 0円
(工具・材料は持っているものを使用)

関連パーツレビュー

イイね!0件




関連コンテンツ

関連整備ピックアップ

BMC CDA 戻し

難易度:

エンジンオイル分析

難易度:

中間マフラーの交換3

難易度: ★★

ペダル上部の防音材撤去

難易度:

オイル交換@127460km?

難易度:

中間マフラーの交換2

難易度: ★★

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

プジョー 306 (ハッチバック) プジョー 306 (ハッチバック)
17年前にそのルックスに一目ぼれ。 ずっと気になっていましたが、2008年に縁あって後期 ...
ヤマハ YZF-R125 ヤマハ YZF-R125
R125に乗っています 意図せずバイクもフランス製(笑)
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation