フューエルポンプのセンダーゲージ修正1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先日、フューエルポンプを交換しましたが、残念ながら燃料計が正しく表示されていないことに気が付きました。
その後、ガソリンを満タンにして190km程走ったら、ようやく針が下がり始めました。
動いてはいますが、フューエルポンプに付いているセンダーゲージの調子が悪いようです。
このフューエルポンプ、eBayで買ったのですが、実は届いた時の梱包が酷かった。
黒いビニール袋で包んだボッシュの薄い箱の中に、少量のエアー緩衝材が入っていただけ。
しかも、黒い袋が破れていて、川崎東郵便局に補修してもらう始末。
完全に国際郵便を意識していない梱包状態でした。(いや、国内でも駄目かも。)
やっぱり、壊れますよね…
<川崎東郵便局のお知らせ>
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状況から、おそらくセンダーゲージのフロートアームが曲がっていて、フロートの位置がずれていることが想像されます。
インターネットで同じフューエルポンプの写真を探して比べてみると、取り付けたものは、どうやら垂直に下がる部分が曲がっている模様。
安値勝負で購入すると、こういうことになる訳で。(自業自得…苦笑)
受け取った時に比較するものが手元になく、フロートアームがおかしいことに気が付きませんでした。
でも、梱包状態を見て、流石にこれはいけないと思い、フロートアームを動かした時の抵抗値を調べていました。
<抵抗値の測定>
センダーゲージの端子にテスターをつなぎ、最高点と最低点の抵抗値を調べていました。
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<測定値>
表から分かるように大きな差はなかったので、フロートの位置は確認せず、問題なく使えると思ってしまいました。
なんて言い訳は置いといて、作業に取り掛かります。
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
ガソリンの引火は絶対に避けなければいけませんので、火気厳禁です。
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それでは、フューエルポンプを外します。
<ホースコネクター外し>
1. 送付側のホースコネクターを燃料ホースコネクタープライヤーで外します。
2. 戻り側のホースコネクターを指で外します。
今回、戻り側は緑色のボタンを指で押すだけで抜けることに気が付きました。
<リング外し>
燃料ポンプロックリングツールの内径をφ130mmに調整し、リングにセットします。
そして、ソケット(16mm)を付けたスピンナーハンドル・ラチェットレンチを使って、燃料ポンプロックリングツールを回します。
この工具がないと、私はリングを外す自信がありません。
(詳しくは整備手用「フューエルポンプ交換2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/6514306/note.aspx 6
<フューエルポンプ外し>
フューエルポンプを真っ直ぐ、手で持ち上げます。
このフューエルポンプは、底の部分に穴が開いているので、中に残っているガソリンを、ほとんど抜くことができました。
なので、前回のようにフロアーにガソリンをこぼすことはありませんでした。
<ガソリンタンクのふた>
ガソリンの臭いを閉じ込めるため、ガソリンタンクの口をラップで覆い、リングで仮締めします。
前回はガソリンタンクの口を開けっ放しにして作業したため、周囲にガソリンの臭いが広がってしまいました。
しかし、気温が低く多少風があったので、放置しましたが、今回は流石にまずいと思い処置しました。
でも、なぜかリングを少ししか締め付けることができません。
ラップの厚みって、そんなにあるのかな?
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<簡易ゲージによる抵抗値測定>
外したフューエルポンプのフロートアームを修正する前に、ダンボールで簡単なゲージを準備しました。
基準面から2ヶ所のフロートの位置を決めて、純正のセンダーゲージの抵抗値を測っておきます。
そして、その抵抗値に近づくように、外したフューエルポンプのフロートアームを曲げていく算段です。
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<フロートの位置>
あと、フロートが基準面よりも低くならないことを確かめます。
タンクの底より、油面が下がることはないですからね。(笑)
7, 8項を確認して、再度車に取り付けることにします。
フューエルポンプのセンダーゲージ修正2へ続く。
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