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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2021年7月4日

ガソリン漏れ

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 ショップ作業
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
フューエルポンプのセンダーゲージを修理してから数日後、それは突然やってきました。

センターラインのない細い道を30km/h位で走行していました。
起伏のある小さな橋を越えた途端、アクセルがついてこなくなり、エンジンがストールしました。
エンジンストップランプが素早く点灯・消灯を繰り返し、ほどなくエンジンが止まりました。
何とか惰性で、車を路肩へ寄せましたが、十分に寄せきれず。
再始動を試みるも、エンジンは掛かりません。

車を降りて確かめると、なんと30m程手前から、何かがこぼれた痕があります。
車の下を除くと、何とガソリンタンクから、ガソリンが漏れ続けていました。

呆然と立ち尽くしている私を見て、冷静な大蔵大臣は直ぐにJAFへ連絡するよう指示。
それから、本当に多くの方々にご迷惑をお掛けした訳で…

<ガソリン処理>
2
今回は流石に自分で修理できる・できないではなく、社会的な責任を感じてプロに修理をお願いすることにしました。
といっても、あてもないので、購入店に無理を言って受け入れてもらいました。

<ドナドナ>
ガソリンの漏れは止まりましたが、また漏れると処理が大変とのことで、JAFがローダーを手配し、購入店に移動しました。
自身2度目のドナドナです。
3
<漏れの状態>
購入店の工場長がエンジンを掛けようとすると、ガソリンがナイアガラの滝のようにタンクの側面に流れます。
でも、しばらくすると、漏れは止まります。

工場長曰く、燃圧が上がっていないとのこと。
また、
○直近でフューエルポンプを外していること
○リングとタンクがともに樹脂製であること
をお伝えしたら、フューエルポンプのリングが壊れているかもしれないとのことでした。
4
その晩、インターネットでリング割れの症例を探したところ、レッドポイントさんの307の故障例が見つかりました。
しかし、リングが完全に割れているにもかかわらず、漏れはガソリンが滴るレベルとのこと。
ナイアガラの滝にはならないみたいです。

○漏れる時は一気に漏れるが、しばらくすると漏れが止まる
○燃圧が上がらず、エンジンが始動しない
ことから、フューエルポンプの吐出したガソリンが漏れていて、インジェクターまでガソリンが届いていないと考えました。
とすると、可能性が高いのは、吐出側のホースコネクターの外れ。
おそらく、戻り側であれば、燃圧はある程度上がってエンジンは始動、ガソリンが無くなるまで漏れ続ける気がします。(試すことはできませんが)
5
翌週末、ショップを訪問しました。
忙しく未だ手が着いていないとのことなので、承諾頂いた上、自分でフューエルポンプを確かめることにしました。

<フューエルポンプの状態>
予想、的中。
やはり、吐出側のホースコネクターが外れていました。
ホース側のテンションがあるので、コネクターが抜けているだけで、ホースは明後日の方向を向いていませんでした。
6
なぜ、抜けたのか。
数日間、距離にして40km位は外れなかったので、考えられることは、
1. 完全にロックされていなかった→私の作業ミス
2. ロックが自然に外れた→ロック(樹脂部品)の寿命?
と、いったところでしょうか。

組み付けた時、ホースコネクターが抜けないことを確かめましたが、引っ張りが足りなかったのか…
ホースコネクターの両側の白いボタンの戻りが悪く、ロックが弱くなっていることは以前も書きました。
特にフューエルフィルター側がひどかったので、念入りに確かめていたのですが…

工場長へ吐出側のホースコネクターが抜けていたことをお伝えし、原因を調べて頂くのと修理をお願いしました。
個人的には、吐出側のホースコネクター(できれば、フューエルホースごと)を交換したいな。
7
修理後、車を引き取りに行った際、原因を教えて頂きました。

<ホースコネクターの構造>
ホースコネクターの中にはOリングが2個入っていますが、内1個のOリングがねじれていたそうです。
Oリングを交換して組み付けたところ、問題なくロックしたとのこと。

Oリングのねじれが影響して、しっかりとロックされなかったと考えるのが自然な気がします。(自分の整備ミス)
ショップはアルファロメオを得意としていますが、一部の車種に同じホースコネクターを使っていて、そのOリングを使用したとのことでした。

ショップに在庫があって良かった。
8
中のOリングが、ねじれていたなんて、全く想像しませんでした。
もし、自分で修理していたら、Oリングのねじれに気が付かず取り付け、同じ故障を繰り返したかもしれません。
そういう意味で、今回はショップに修理をお願いして、本当に良かった。

ホースコネクターを差し込んだ際、Oリングのねじれを確かめるすべはありませんが、次回があるのならばできるだけ真ん中かつ真っ直ぐ差し込むことを意識します。
Oリングに少量のグリスを塗っておくのも良いかもしれませんね。(ロックには付かないように要注意。)

それにしても、タンクの破損等、大きな故障でなく助かりました。

今回の費用:11,000円

作業日は、ショップに修理頂いた日となります。

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この記事へのコメント

2021年9月20日 5:14
大変でしたね・・・。
事が起きた時の大変さ、周囲への迷惑に対する申し訳なさなど、非常によくわかります。
私はドナドナ歴が6回ほどありますが、路上でそのまま留まってしまった時は本気で社会的責任を痛感しますよね。

とりあえず修理費用が安く済んだことと、燃料漏れによる火災が起きなかったことは幸いでした!
あのコネクター、私は嫌いです!(笑
自分も206のフューエルポンプを自分で交換したんで、いつもガソリン臭がしないかどうか、気にしております。
コメントへの返答
2021年9月20日 21:52
aki017さん、こんばんは
コメント頂き、有難うございます
共感頂けたようで、何かほっとしました

どんな作業でも、失敗のリスクはあります
そこら辺を頭の片隅に入れながら作業しているのですが、よりによってフューエルホースが外れるなんて最悪です…
でも、本当に火災にならなくて良かった

フューエルポンプをご自身で交換されたのですね
私もガソリン臭がしないかどうか、とても敏感になっています
製造から20年近く経っているので、できればフューエルホース関係を交換した方が、安心かもしれませんね

ところで、ドナドナ歴6回とは、私と背負っているものが違いますね(笑)

プロフィール

「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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