シリンダーヘッドカバーのガスケット交換1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
今回、イグニッションコイルの交換やプラグの点検・清掃をしましたが、合わせてシリンダーヘッドカバーのガスケットも交換しました。
以前から、にじむ程度のオイル漏れはありましたが、オイルが著しく減ったり地面に滴ることもなかったので、長らく放置していました。
実はガスケットを買ったのは2015年で、早6年も経ってしまいました。
時間が経つのは、本当に早い。(笑)
<オイルにじみの状態1>
上: オイルキャップの前
下: サクションホースの前
2
<オイルにじみの状態2>
上: 吸気側の内側
下: 排気側のタイミングベルトカバー横
オイルのにじみは、全体的に出ていました。
シリンダーヘッドカバーとの合わせ目からだけではなく、ボルトの穴からも伝っているようです。
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<オイルにじみの状態3>
吸気側のシリンダーヘッドカバーを固定する2ヶ所のボルトは、イグニッションコイルのアース(?)の板の固定も兼ねています。
ここにオイルがしみ出してくると通電が悪くなり、スパークに影響するのかな?
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。
それでは作業に掛かります。
イグニッションコイルは既に外してあります。
詳しくは整備手帳「イグニッションコイル交換」1, 2項をご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/6649726/note.aspx
<アクセルワイヤー移動>
アクセルワイヤーがシリンダーヘッドカバーに重なるので、ワイパーにひもで縛って固定します。
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<プラグホールのカバー>
プラグホールに汚れが入らないよう、ラップを巻いて、輪ゴムで止めておきました。
<シリンダーヘッド清掃>
シリンダーヘッドカバーを外す前に、パーツクリーナーでシリンダーヘッドの側面を清掃します。
外した後に清掃すると、汚れが内側に入ってしまうかもしれないので。
掃除しただけで、結構きれいになりました。
ガスケットの交換を待たずに、まめに掃除すれば良かった。
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それでは吸気側のシリンダーヘッドカバーを外します。
まず、サクションホース(2ヶ所)を外します。
<サクションホース外し>
クリックプライヤーを使って、サクションホースを固定するクリックバンドを外します。
そして、ホースをパイプから外します。
実は最初に外すのを忘れていたので、一部のボルトが緩んでいます。(笑)
<パイプの中>
固形化したオイルミストは溜まっていません。
やはり、ミストが溜まるのは冬だけなんですよね。
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それでは、吸気側のシリンダーヘッドカバーを外します。
<吸気側ボルト緩め>
Tバーハンドルにソケット(10mm)を付けて、シリンダーヘッドカバーを固定するボルト(11ヶ所)を緩めます。
緩める順番は意識しませんでした。
<ボルト外し>
エンジン内にボルトを落とすと行方不明になるので、注意しながら一つずつボルトを外します。
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<吸気側シリンダーヘッドカバー外し>
吸気側のシリンダーヘッドカバーを、前後に揺すりながら外します。
固着が激しく、サクションホースを取り付けるパイプの部分を押したり引いたりして、何とか外れました。
次に排気側のシリンダーヘッドカバーを外します。
<排気側ボルト緩め>
吸気側と同じように、Tバーハンドルにソケット(10mm)を付けて、ボルト(11ヶ所)を緩めます。
ブレーキマスターシリンダーの下側にあるボルトは、スピンナーハンドルにソケット(10mm)を付けて緩めました。
こちらも吸気側と同じように注意してボルトを外します。
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<排気側シリンダーヘッドカバー外し>
排気側のシリンダーヘッドカバーを外そうとするも、こちらも、固着が激しくなかなか外れません。
エンジンルームの奥で作業姿勢も良くないことから、上手く力を掛けることができず…
結局、写真のようにプラスチックハンマーを掛けて、持ち上げたら外れました。
<シリンダーヘッドカバーを外した状態1>
こんな感じで外れました。
エンジンオイルは抜いていませんが、シリンダーヘッドカバーを外しても、こぼれることはありませんでした。
シリンダーヘッドカバーのガスケット交換2へ続く。
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