シリンダーヘッドカバーのガスケット交換2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
シリンダーヘッドカバーのガスケット交換1の続きです。
折角、シリンダーヘッドカバーを外したので、記念にカムシャフトの写真を撮っておきます。(笑)
<シリンダーヘッドカバーを外した状態2>
左: 吸気側のカムシャフト
右: 排気側のカムシャフト
以前、オイル交換をほとんど行わなかった車のカーボンスラッジを雑誌で見たことがありますが、そのようなカーボンスラッジは無さそう。
曲がりなりにもオイル交換をしてきた結果でしょうか。
2
それでは、作業を再開します。
<カムシャフト養生>
カムシャフトの部分に汚れが入らないようにするため、ビニール袋を掛けました。
袋を掛けただけでは動いてしまうので、プラグホールの部分にウエスを乗せておきました。
3
<外したシリンダーヘッドカバー>
上: 表側
下: 裏側
ぱっと見た感じでは、大きな歪みは分かりませんでした。(でも、きっと歪んでいると思います。)
206は結構歪むことがあるようで、シリンダーヘッドカバーのガスケットを交換しても、漏れ・にじみは解消しないこともあるようです。
306は大丈夫だろうか。
4
普段シリンダーヘッドカバーの内側を目にすることはないので、見てみました。
<3項の裏側拡大1>
A部: サクションホースの部分…ガスケットが潰れていて漏れ易そう
B部: オイルキャップの裏側…面白い形をしています
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<3項の裏側拡大2>
C部…排気側のシリンダーヘッドカバーは全体が格子状になっています
D部: サクション経路…赤い破線でつながっていました(洗浄した後に撮影)
エアガンを当てて、サクション経路を確かめたところ、4ヶ所がお互いにつながっていることが分かりました。
流れる向きに制限はなさそうです。
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それではガスケットを外します。
<ガスケット外し>
指で引っ張ったら、簡単にはがれました。
シリンダーヘッドからカバーを外す時のような苦労はありませんでした。
製造から20年以上経っているので、流石にゴムは硬くなっています。
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<シリンダーヘッドカバー洗浄>
外したシリンダーヘッドカバーを洗います。
最初にパーツクリーナーで表面のオイルを流し、その後、中性洗剤で水洗いました。
パーツクリーナーで落とし切れなかった油がバケツに滴っています。
これ、一応、洗車用のバケツなのに…
<ボルト類洗浄>
一緒にボルト類も中性洗剤で洗いました。
外したボルトはパーツトレーに分けて入れました。
イグニッションコイルのボルト・吸気側のボルト・排気側のボルトが分かるように入れました。
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<乾いたシリンダーヘッドカバー>
きれいになったのは良かったのですが、所々隅に溜まった油汚れ(?)が、目立つようになりました。
歯ブラシでこすっても、もう一度水洗いしても、白い汚れは取り切れません。
<艶出し保護剤塗布>
油が漏れていた時は目立たなかったことを思い出し、艶出し保護剤(油?)を塗ってみました。
すると、効果てき面、汚れが目立たなくなりました。
シリンダーヘッドカバーのガスケット交換3へ続く。
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