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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2021年8月11日

シリンダーヘッドカバーのガスケット交換3

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
シリンダーヘッドカバーのガスケット交換2の続きです。

ガスケットを新旧で見てみます。

<ガスケット新旧比較>
上: 吸気側のガスケット 純正部品 / 0249A2 新は2014/1/30製
下: 排気側のガスケット 純正部品 / 0249A3 新は2012/2/1製

離れて見ると、違いが分かりませんね。
新しいガスケットは、ゴムに弾力性があり、シール性は良さそうです。

厚さを調べたのですが、
外したもの: 8.0/7.6mm (吸気側/排気側)
新しいもの: 8.9/8.9mm
と、0.9/1.3mmも違いました。
排気側の方が薄いのは、熱の影響があるのかもしれませんね。
2
<ガスケット取付>
シリンダーヘッドカバーの溝にシリンダーヘッドカバーのガスケットを押し込んでいきます。
取り付け間違いを考慮した形になっているので、吸気側・排気側の逆取り付けや、上下逆さまにも取り付けできません。

なお、シリンダーヘッドカバーとガスケットが触れる面には液状ガスケットやグリス等は塗りませんでした。

<ガスケットを取付た状態>
こんな感じになりました。

ガスケットは溝にしっかりとはまっているので、逆さまにしても、簡単には落っこちません。
3
次に、シリンダーヘッド側を清掃します。

<オイル汚れ除去>
スクレーパーを使って、ガスケットの縁に溜まったオイル汚れを取り除きます。
汚れが内側に落ちないよう注意します。

液状ガスケットの塗られた跡がないので、製造時には塗られていないようです。

<オイル汚れ拭取り>
オイル汚れをウエスで拭き取っていきます。

ウエスの端が内部のオイルに触れないよう注意します。
4
次に、シリンダーヘッドカバーのガスケット上に、液状ガスケットを塗ります。
Eマニュアルには、ESSO 3106グリスを塗るよう指示がありましたが、どのようなグリスか分からなかったので、市販のものを準備しました。

<液状ガスケット塗布>
チューブを絞りながら、直接ガスケットの上に塗りました。

インターネットで確かめると、液状ガスケットの塗布位置は、
○シリンダー側に塗る
○ボルトの内側に弧を描くように塗る
ようですが、
○ガスケットの触れない部分に塗っても意味をなさない気がしたので、ガスケットに直接塗りました
○ガスケットの弧の部分が狭く、上手く塗る自信がなかったので、諦めました(笑)

<液状ガスケットを塗布した状態>
塗る量はガスケットの凹みが埋まる位、こんもりと塗りました。
5
それでは、シリンダーヘッドカバーをシリンダーヘッドへ取り付けます。

<シリンダーヘッドカバー取付1>
液状ガスケットを塗って重くなったガスケットが外れないうちに、シリンダーヘッドカバーを素早くシリンダーへ乗せます。
そして、11ヶ所のボルトを仮締めします。

<シリンダーヘッドカバー取付2>
トルクレンチを使って、5→8→10N・mと順々にトルクを上げて締め付けていきました。

Eマニュアルには通常トルクが書かれているのですが、何とこの部分だけ数値の記載が漏れていました。
とりあえず、外した時に調べた増し締めトルク: 8N・m+気持ちの10N・mで締め付けました。
なお、6項に記載する4, 5番については2N・mの指定が…
今回は無視しましたが、本当かな?

この部分のトルクをご存知の方がいましたら、是非、教えて頂きたく。
6
Eマニュアルで指定された順番でボルトを締め付けます。
中心から外側へ向かって締め付けていきます。

締め付けにより生じるシリンダーヘッドカバーのわずかな歪みを、外側へ逃がすイメージでしょうか。

<シリンダーヘッドカバーを取付た状態>
排気側の前方について、液状ガスケットがはみ出してしまいました。

液状ガスケットの付け過ぎではなく、最初にシリンダーヘッドカバーを置いた位置がずれていたのかも。
なお、液状ガスケットの表面硬化時間は7分~(塗布厚により変動)です。
7
<交換前後比較>
左: 交換前
右: 交換後

交換したガスケットは見えないので、清掃前後比較の方がふさわしいかも。
ボルト周りがきれいになっているのが分かります。
8
<交換前後比較(イグニッションコイル取付後)>
上: 交換前
下: 交換後

写真では、シリンダーヘッドの側面があまりきれいに見えませんね。
左側の汚れは、燃料ホースを外す時にでも、もう一度清掃します。


この後、4ヶ月以上経ちましたが、オイルのにじみは出ていません。
実は取り付けて15分もしない内(液状ガスケットが完全に硬化する前)に、エンジンを掛けてしまったので、エンジンオイルが漏れてこないか少し心配だったりします。(笑)

今回の費用:
吸気側シリンダーヘッドカバーガスケット 純正部品 / 0249A2
排気側シリンダーヘッドカバーガスケット 純正部品 / 0249A3
吸気側・排気側セットで2,900円
液状ガスケット KITAKO / KC-027 324円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
合計 3,224円

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「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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